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江古田 江古田湯に浸かる -銭湯を巡る186-

2023-03-22 17:39:00 | 銭湯・温泉
西武池袋線・江古田駅で下車。

「江古田」という地名は結構昔から聞いていますが、駅前の光景はあまり覚えがないので初めて下車したかなぁ・・・



第一印象は駅の南口と北口の光景がこんなに違うのか・・・。南口はごちゃごちゃとした細い路地が入り組んでの雑踏感、北口は大学があるもののさっぱりとした駅前からの住宅街

当然にぎわい、人通りも、街としての雰囲気・空気感も違います・・・それはさておき

駅南口から西武線と平行に走る千川通りをトコトコ数分歩いた、ごちゃごちゃとした住宅街のなかに銭湯があります。

昭和45年創業、井戸水を薪で沸かすマンション銭湯の江古田湯さんを訪湯します。



あまりにも住宅街に溶け込んでいるんで当初通り過ぎちゃうくらいでしたが、上を見上げると煙突があって、看板がないんですが暖簾とベンチに「江古田湯」の表記があってわかりました。

暖簾をくぐり引き戸をあけると昔ながらの番台スタイル、脱衣所は割と広く観葉植物が配置されており、昔のゲーム機(テトリス)が置かれ、また涼み処としての縁台・鯉のいる池・灯篭があります。

マンション銭湯ですが、昔からの銭湯のイメージ、昭和の時代の雰囲気があります。

そんな脱衣所から浴室に入るとモザイク柄のタイル画が正面にあり、浴槽は2つだけのシンプルな構成です。

湯に入る前にカランでカラダを清めますが・・・このカランからの湯が熱いんです。無警戒に湯を出すとびっくりするくらい、手指が熱く感じるんですから結構な熱さです。

反対にカランからの水は冷たいんで、湯と水をうまく加減してカラダを洗う感じです。

浴槽はマッサージ湯を兼ねた、5~6人がゆったりは入れる白湯と超音波気泡の深湯座湯の2つで、両方とも熱い湯です。

湯温計は46度を指していますが、体感44度くらいかな入れないほどでもなく、熱湯好きなんでじわ~と気持ちよいもんです。

井戸水・薪で沸かす湯のようで湯あたりも良く柔らかい湯で気持ち良いですね・・・足をぴ~んと伸ばすとちょうど反対側の側壁に足が届いてストレッチにいいです。

さすがに長湯をするとのぼせてくるんで、涼むところがないので湯から出てカランの水でカラダを冷まして、また湯に入るを繰り返します。

簡易型の水風呂というか水桶みたいなのがありますが、なんか使う気分がありません。熱い湯なんで水風呂があるとサイコーなんですけどね。

銭湯も万人向けでややぬるめの癒し系の湯が多い中、昔ながらの銭湯のスタイルを保ち、「さっと入って、さっと湯から出る」熱い湯のスタイルはとても良いと思います。

街中の熱湯銭湯江古田湯さん、いいお湯でした。

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