哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

泉岳寺で座禅

2011-09-27 23:29:49 | 出来事
前回泉岳寺に行ったときに気になる張り紙が…。

「月例 参禅会 9月27日」

どうやら「座禅」をやってるらしい。しかもだれでも参加できるそうな。

“なんでもやってやろう”精神をくすぐる文面。これはやってみたい!!

初めての座禅です、もう今日はあさからソワソワ・ドキドキです。

集合時間前の6時にはもう行っちゃいました。(いてもたってもいられないので…)

初めての人は4名。簡単な説明を受けます。

合掌(どこで、どの場面でするか)・叉手(しゃしゅ)(歩く時の作法だそうです)・座禅の際の足の組み方・上体の作法・手の作法・目の作法…。

何から何まで初めてです。作法なんて「失礼」あっちゃいけないじゃないですか。緊張しながら、ひとつひとつ憶えます。

今回はだいたい40名くらいの人、初心者は4名、あとは檀家の人、会社員風の人など、みなさん慣れてらっしゃるから思い思いに作法にのっとって座ります。

そんなこんなで6時半「止静」の鐘が鳴りいよいよ始まります。

私語はもちろん禁止。目の前の衝立にむかって座禅の開始です。

虫の音だけが響く“静寂の世界です”

とりあえず“瞑想っぽい”のにふけるので、数字を数えてみます。

先入観ですが、邪念の気があると「警策(きょうさく)」というそうですが、肩を打たれますから。(座禅といえばこのイメージでしょう)

ただただ足がしびれるのをガマンして、ひたすら瞑想の世界へ“じぃ~”としています。

そんな中「直堂(じきどう)」と呼ばれるお坊さんが静かに歩きます。

気配で後ろにいるかな…なんて気軽に考えていますが、初心者ですからちょっと甘く見てもらっているのでしょうか…ぜったい邪念の気は出てると思うのですが。

なんて考えていると「警策」を打つ音がしました。(あれがそうか…。)

40分くらいの座禅の席で6人くらいかな音したの。(いけませんね…こんな見物的な考えは)

短いようで長い座禅の時間は何とか終わりましたが、このあと退席するまで「作法」は続きます。

終了後は講堂で「法話」「講座」がありました。ちょっと文章はむずかしいけど、話を聞いてみると所々で脱線したりして、なかなかタメになる話でした。

座禅というと、先入観で「警策で打たれる」「無の境地」「足がしびれる」なんて感じですが、はじめての座禅はなんかそんなことはなく“見物気分”で終わっちゃいました。

本当はこんな考えはいけないのかもしれませんが、なにもかも初めての体験です、だんだんと「禅の世界」にはまってゆくのでしょうかね。

「座禅」貴重な体験でした。





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