夏の風を感じる

「夏は暑いんだよ・・・」

朝から夏の“暑い”日差しがさしこむ窓辺で・・・ふと。

自分の部屋には“どこでも当たり前の”エアコンがありません。

「夏は暑いんだよ」と粋がってもしょうがないのですが、「夏の暑さはこんなもんだよ・・・」と順応するのもまたいいんじゃないかと。

むかし、あちらこちらにエアコンなどなかった生活している頃は、もっと「夏」を体感していたはずです、汗をかく。日差しを感じる。風を感じる。水の気持ちよさを感じる。・・・などなど。

いまは、人によってはこの世に生まれた時から「エアコンある生活」が当たり前で、その弊害としてカラダが夏の暑さに順応できない、“夏の暑さを知らない”人がいるかもしれません。

生活を快適にするであろうエアコンが実は気温上昇をさらに招いています・・・どこもかしこもエアコン動かして、室外機の熱放出でさらなる気温上昇につながっています。

「汗をうまくかけない」人がいるって話を聞いたことがあります。人が本来持っている暑さへの対応力がなくなり、それが体温調整するはずの発汗能力の低下に・・・今後の人の営みにとってそれがどんな影響を及ぼすか。

窓を開けると暑いんですけど「風を感じます」　わずかな風ですけど気持ちよい夏の風です。