哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

65年目の終戦の日に思う

2010-08-15 22:10:27 | ちょっと気になる
終戦の日に思うこと。

「語り継ぐ」

先日の原爆の日でも「原爆体験」が「核」の恐怖を語り継ぎ、人間の営みに与える脅威・影響を未来にわたって語り継がなければいけない役割を感じた。

同じく「終戦」。

きっかけはどうあれ「戦争」というものの「おろかさ」、人が人を殺しあうという「精神」「エゴイズム」「弱さ」もろもろがからみあい、方向の修正が効かずに最後にはお互いに「最悪」の結果を招いてしまう・・・・・それがわかっていてもやめることができない「戦争」

どうすれば・・・・・・。

おとなになれば「そんな考え」が自己の成長とともに思考が成熟し身につくものであろうが、「日本人と戦争」という戦争感という考えから見ると、もっと「教育」のスタンスを高めるべきではないか。

自分の経験でも、年間の授業時間不足から「昭和」という時代は「そこまでいかなかった」とか「素通りする」とか「あっという間に・・・」終わらせてしまう授業であった。

題材になったとしても「こんなこと」があった程度で、「歴史観」「歴史上の意義」というのは皆無なのではないか。

「なぜ、戦争に突入せざるを得なかったか」「戦争の悲惨さ」「世界観からの戦争」「戦争後の影響」などなど、戦争というものを時系列だけではなく包括するような教育がないと「戦争」というものの意味を理解できない。

子供の頃は「興味本位」で戦争を理解するかもしれないが、現実問題としてとらえると当然「戦争はダメ」という答えが出るのが当たり前であろう。
だからこそ、戦争を起こした立場からの教育の現場では「タブー視」せずに真正面から真摯に見る眼・考えるアタマを養っていかなければならないと思う。

未来に戦争を語り継ぐためにも・・・・・。

未来に対して戦争というものを起こさないためにも・・・・・・。
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