哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

小岩 照の湯に浸かる -銭湯を巡る-

2022-06-24 00:11:32 | 銭湯・温泉
小岩駅南口から伸びる小岩フラワーロード商店街

駅前からアーケードが800mも続く歴史ある長い商店街です。チェーン店・銀行・一般商店・飲食店などが混在して、キョロキョロ歩くだけで楽しい商店街です。

  

今回訪湯する「照の湯」さんは、その長いアーケードを真ん中あたりまで歩いてちょっと路地に入った所にあります。

でも最初は素通りしちゃうほど目立ちません。ただ目印になる大きな木と煙突があり、よくみると路地から引っ込んだ建物にのれんがかかっていました。(なんか暗くてやってんのかなぁ・・・ってなくらい)

気さくなおばちゃんが番台にいて、初訪の自分にも声をかけてくれます・・・いい感じ。銭湯に来るかたは皆常連さんぽくて、来る人来る人に声をかけていて笑いが絶えません。

  

設備は昔ながらの雰囲気でちょっとくたびれている感がありますがこれもまた味わい深いもので、しかも脱衣所からは浴室内がすべて見渡せる様式です。

浴室画はなく一面青いペンキの壁です(昔はあったのかもしれません、上塗りってやつですかね)浴槽は3つあって両端は白湯で、真ん中はバイブラ湯が併用されたものです。

井戸水を利用されたやさしい湯で、湯温は42・3度ってところです。シンプルなんでおもいっきりカラダを湯にゆだねてどっぷりと浸かることができ、気持ちよいもんです。

まだ明るい時間だったので、入浴客は常時5・6人くらい(入れ代わり立ち代わりですから)常連とおぼしき高齢の方ばかりで、街の社交場状態であり、また“安否確認”のための顔合わせの場でもあります。

裸の付き合い、裸で社交場・・・って感じで、初顔の人でも気さくに声をかけられるような雰囲気って、今の生活にはなかなかないですもの・・・。

商店街に近くて、さりげない会話が絶えない、生活の一部になっている昔ながらの銭湯、小岩・照の湯さんいいお湯でした。




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