哲ノート

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吹きガラス 妙なるかたち、技の妙 展 -サントリー美術館-

2023-05-10 07:55:00 | ちょっとそこまで。
ひさびさ、六本木・東京ミッドタウンにあるサントリー美術館へ・・・

年間をとおして、こだわりの魅力あるテーマに沿っての美術展を開催している、要チェックの美術館です。



以前から「江戸切子」とか「長崎ビードロ」といったガラス工芸品になんか魅かれるものがあって、今回の「吹きガラス」とはどんなもんだろうかと・・・

パンフの紹介記事には・・・

吹きガラスは、ドロドロに熔けた熱いガラスに息を吹き込み、風船のように膨らませて器を作る技法です。直接手で触れることなく、ガラスの温度や状態を見定めながらスピーディに器を形づくる吹きガラスは、ガラスという素材の性質を活かした、まさにガラスならではの技法といえます。
紀元前1世紀に遡る吹きガラスの登場によって、ガラス容器の生産・流通が大きく変化しただけでなく、ガラスならではの〈かたち〉が開花しました。本展覧会では、そのような吹きガラスならではの表現を生み出した作り手の〈技〉に注目しながら、古今東西の特色ある吹きガラス作品をご覧いただきます。あわせて、現代のガラス作家や研究者とコラボレーションした研究成果をご紹介し、かつての名もなき吹きガラス職人たちの創意工夫に迫ります。



ガラス工芸品の魅力ある姿・デザインだけでも充分魅力あるものなんですが、歴史ある吹きガラスの技法の変遷、繊細でアイデアに富んだ技法の紹介、そしてその作品群が会場いっぱいに展示されています。



ただ「きれいだなぁ・・・」とか美しさだけを見せるものではなく、ガラス工芸技術の変遷とその解説、そして魅力ある代表的な作品の紹介といった展覧なんで、

予備知識無い形で拝観したおかげで返って「新しい発見」を見出して、吹きガラスの世界におおいに興味をいだくものになりました。

特に作成方法の細かい解説が作品とともに紹介されており、とてもわかりやすい展示となっています。

自分の知らない(縁がない)「吹きガラス」の世界を垣間見た好企画の美術展でした。












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