哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

シャッター音

2019-09-26 00:08:12 | ちょっと気になる
だれでも持てるスマホの普及と「インスタ映え」のブームからか、最近の美術展では写真OKの会場が増えています。(展示の全部または一部)

自分も少なからずその恩恵を受けていて楽しみなんですが…

ただしそういう美術展に行くと、やたらと“ここぞとばかり”写真ばかりを撮りたがる人が多い(目につくのはおばさんばかりです…)

他人の眼も気にせず作品の前に陣取り、「カシャカシャ…」と“当然のように”“当たり前のように”シーンとした会場に響き渡るシャッター音

作品を鑑賞するんじゃなくて、ただ写真を“なんのために?”撮り続けるのだ!!

もう「うさんくさい!!」

さっそうと作品の前にしゃしゃり出て、カシャカシャとけたたましくやりやがって…ホントじゃま!! うるさい!!

写真撮影OKだけどさぁ、美術鑑賞・他人の眼・自分のふるまいくらい考えてよぉ・・・せめて「消音シャッター・消音カメラ」にするとかさ。(自分は消音にしています)

マナー・他人への気遣いというのを公共の場では常に意識していかないといけないんじゃないの…(オトナとして!!)

(よく親が自分の子供に注意しているよな。美術館や公共の施設で“静かにしてなさい”なんてさ…でも大のオトナがこんな立ち振る舞いしてんじゃ…あきれるのを通り越しちゃう)

施設側もどうせ「美術館に行ってきました」程度のもんなんだから、エントランスや入り口での看板くらいは撮影OKにしたとしても、

実際の美術品・展示物は本来鑑賞するためにあるものだから、撮影を禁止か強く制限をするくらいにしてほしいものです。

美術鑑賞のしかたは人それぞれだけど、“他人にみせびらかす”“自己満足”だけの空虚なものではないと思います。

美術品は写真を撮るだけのモノではなく、じっくり鑑賞しましょうよ!!
コメント
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