哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

北千住・大黒湯に浸かる

2015-12-05 00:03:15 | 銭湯・温泉
初訪の北千住の街に降り立ち、マタドールでラーメン食べて、最後に銭湯に入ります。

東京都内でも大田区・品川区とならんで足立区は銭湯も多く、しかも歴史・由緒ある銭湯が生活の一部として十分に成り立っています。

そのなかで伺ったのは…「キング・オブ・銭湯」の誉れ高き「大黒湯」さんに…。

北千住の近代的なビル群から、旧日光街道沿いの宿場町通り、千住寿町で日光街道を渡ったところにあります。

だんだんと近づくと見えてきました…大きなお寺さんの本殿みたいな宮造り木造建築の銭湯

まさしく「キング・オブ・銭湯」

脱衣室なんか京都の寺院でよくみられる格天井に由緒ある絵画が描かれています。しかもところどころ薄れていて年期がはいっています。

浴室に入るとでぇ~んと正面に富士山。真正面に大きくあるもんですからその雄大な事、まさしく富嶽。

たぶん風呂絵師さんの“遊び心”でジェット機が飛んでいます。

外観は年代を感じる宮造りの由緒ある銭湯ですが、浴室内は広々して明るく、タイルもモダンで清潔感漂ういい感じ。

おじいちゃんばっかと思いきや、意外と若いのも…大学も近いし、自分と同じ社会人らしき人も、実生活を離れて癒しの時をすごせる銭湯の心地よさを味わっているのでしょう。

湯船は44度とちょっと熱め、足を思いっきり伸ばして、首までつかって…あ~いい湯だぁ。(やっぱ風呂は熱くないとねぇ…)

ここには露天風呂もあって(こちらも熱々です)平日のまだ外も明るい仕事帰りにこんなに“まったり”しちゃっていいいのかな…としばし至福の時。



カラダもポッカポカ暖まって、十分ほぐれて、下界に出た時の爽快感を味わって、雑踏の帰路に…

常磐線に乗り込んでもまだカラダがポッカポカです。

混みあった電車のなかで、まさかスーツ姿の自分が数分前に銭湯の湯船の中でまったりしていたとは、だれも気づかないだろうな…と優越感。

北千住の街も迷宮のようで興味津々ですが、千住の銭湯もまだまだ開拓する余地があるようです。
コメント
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