哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

本郷・菊水湯に浸かる

2015-09-10 00:20:24 | 銭湯・温泉
「本郷・菊坂」

明治から昭和にかけて多くの文豪がかかわった菊坂界隈。

本郷の台地に沿ってゆるやかな菊坂を「菊坂上道」とすると、その南側に沿っている細い路地を「菊坂下道」と言うそうで樋口一葉の旧居跡などがあるそうです。



そんな情緒漂う菊坂下道に明治中期創業の「菊水湯」さんがあります。

暖簾をくぐると、「下足箱」に「傘立て」(めずらしい)が…あって、番台ににこにこおばちゃんがちょこんと…。



「わぁ、雰囲気が…」

番台のおばちゃん 天井が高く 脱衣所のしきりは低く ばね式体重計  衣類を入れる竹籠 扇風機 定番のコーヒー牛乳

大人460円 中人180円 小人80円だって………

まさしく「時間ですよ」の世界

タイミングよく外から「ト~フゥ~ ト~フゥ~」なんて聞こえてきたりして…古き良き下町の雰囲気が漂う銭湯の光景です。

さて浴室に入ると、正面に「富士山と松島」 シチュエーションはどうあれ「めでたいやね…」

しかも44度の湯船に浸かってふりむくと、そこには「雄大な立山連邦」が…、しかも富山のLRT(ライトレール)も走っている。

「富士山」「松島」「立山連邦」…まあなんとゴージャスな絵画。

銭湯本来の「雰囲気」を楽しみながら、自分も至福の時を楽しみました。



「いい湯でした…菊水湯」

コメント
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