哲ノート

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高砂や -鈴本演芸場 5月下席から-

2013-05-22 23:14:50 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
「高砂や この浦舟に帆をあげて…」

ひさびさ鈴本へ。



演台に「ついたて」がありました。鈴本が建て替える前にあったもので、41年ぶりに復活だそうです。(これでさらに品格が上がったようで)

5月の昼興行ですが、満員御礼です。やはり「上野」という場所柄でしょうか、ちょっと「落語を聴きに…」なんて中高年の団体さんが…。

今日はお目当てのさん喬師匠が「そば清」(“ど~も”がアタマに残ります)権太楼師匠が「代筆や」と十八番の話を…。

正蔵師匠も「悋気の独楽」でと、いずれも知っている話ですから、どんな“くすぐり”いれるかな…なんて安心してまったりと聴いていられます。

色物では最近ひっぱりだこの「ジャグラー」ストレート松浦さんと“シュール”に磨きがかかるペペ桜井さんといった面々。

昼下がりの数時間、この面々、この空間、この雰囲気にどっぷり「鈴本」に酔いしれます。

中入りまえは三三師匠。

どっちかっていうと「若手」になるんでしょうけど、しっかり「正統派古典」をあつかってくれるので期待しています。

初聴きの「高砂や」

ありきたりな話ではありますが、ところどころに“くすぐり”をいれてきて、おもわず“ぷぅ”ってなっちゃっていい感じ。

「高砂や この浦舟に帆を下げて…」あぁ下げちゃあいけませんよ…。
コメント
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