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平成27年 戦後70年「全国戦没者追悼式」 (TV放映による)

2015年08月16日 21時47分07秒 | 遺族会(各追悼式・戦争証言などを含む)

終戦から70年を迎えました8月15日(日)におよそ310万人の戦没者を慰霊する政府主催の全国戦没者追悼式が東京の日本武道館で行われました。合掌

式典には全国から遺族の代表など6821人が参列しました。
天皇皇后両陛下が菊の花で飾られた式壇に着かれたあと、安倍総理大臣が「皆様の子、孫たちは、皆様の祖国を、自由で民主的な国に造り上げ、平和と繁栄を享受しています。
それは、皆様の尊い犠牲の上に、その上にのみ、あり得たものだということを、わたくしたちは、片時も忘れません。戦後70年にあたり、戦争の惨禍を決して繰り返さない、そして、今を生きる
世代、明日を生きる世代のために、国の未来を切り拓いていく、そのことをお誓いいたします」と式辞を述べました。
散華されました多くのみ霊をお偲び致しますと共に、平和な世の中に過ごす事の出来ます幸せに感謝をし、二度と悲惨な戦争が起こることの無きように恒久平和を祈りながらTV報道より記録させていただきました。 

             式典会場 日本武道館                       天皇皇后両殿下をお迎えした式典斎場
            遺族・来賓など6821人が参列                       オーケストラによる「君が代」斉唱
 
                     正午の時報とともに、天皇皇后両陛下・参列者全員で1分間の黙とうをささげました 合掌

続いて天皇陛下が「国民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、我が国は今日の平和と繁栄を築いてきました。
ここに過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心からなる追悼の意を表し、
世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」とおことばを述べられました。


 
 
 
この後、遺族を代表してニューギニア島で父親を亡くした大阪・松原市の野間征子さん(73才)が「戦争を知らない次世代の人たちに、戦没者が遺された尊い教訓、平和の有難さ、命の大切さを
しっかり伝え、再び悲惨な戦争を繰返す事無く、世界の安定平和にむけて、弛まぬ努力をいたしますことをお誓い申し上げます」と述べました。
 
妻の立場のお方の参列は今年最少で14名。(昨年は19名)参列遺族最高齢は100歳

                  参列遺族の最高齢は、夫が1944年にビルマ(現ミャンマー)で戦死された京都市の松岡せいさん(100才)

遺族の高齢化が一層進む中、戦争の記憶を次世代に継承する必要があるとして、戦没者追悼式では戦没者のひ孫世代となる9歳から17歳の男女6人が初めて青少年代表として献花しました。
最年少は45年に曽祖父が沖縄で戦死した沖縄県の宮城天音ちゃん(3才)でした。

                        戦没者のひ孫世代6人がはじめて青少年代表として献花されました
コメント (2)
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