7月8日(火) は千葉市遺族会総会開催日でした。
来賓接待、閉会の言葉などに緊張し無事終了にホットしながらも も加わり、重い足を引きずりながらの帰宅でした。
書道展の結果発表は7月の中頃と伺っておりましたが、ポストにはその結果通知らしきハガキが投函されておりました。
最初に目にしましたのはハガキの表でした ドキドキ、もしかして選外の通知 かもと、なかなか通知面に目を移すことができませんでしたが、結果は嬉しい白扇会賞入賞通知を頂き、
天にも登る思いでした。
2年前に秀作を頂きましてから昨今は賞に恵まれず、特に今春は術後と言う厳しい情況に体力、気力を整えながらのレッスンでした。
出展作品は空海の「風信帖」(国宝)の1通・3通 225文字を臨書致しました。
改めて「風信帖」について学んで見ました。
風信帖 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E4%BF%A1%E5%B8%96
空海が最澄に宛てた尺牘3通の総称です。
国宝に指定されており、指定名称は弘法大師筆尺牘三通(風信帖)(こうぼうだいしひつ せきとく さんつう)。(HPより)
『風信帖』(1通目)原本
1通目の狭義の『風信帖』です。
書風は王羲之の書法に則した謹厳なもので、それは「風」や「恵」その他が『蘭亭序』と酷似していることでも立証できます。
特に「恵」の最後の点を右側に大きく離し、収筆を上方にはね上げる運筆は王羲之の書法の特徴の一つで、この収筆のはね上げにより、運筆のスピード感と切れ味を字形全体の
印象として感じさせる効果をもたらす王羲之書法に傾倒する人の筆跡にはこの運筆が見られ、米芾の『蜀素帖』の中の「穂」や「盡」にも認められる。