Open your eyes

クルマに関する妄想集(+その他のことも少し)

MIND CIRCUS

2008年04月18日 02時11分23秒 | Weblog
先日のことだが、昔よく聴いていた中谷美紀の曲をまた聴きたくなって、レンタルCD屋に向かった。
中谷美紀と同学年の僕は、その昔大学生だった頃、理屈抜きに彼女が好きだった。だから、中谷美紀のアルバムは数枚持っていたんだけど、数回の引越しでそれらはだんだんに散逸し、今は手元に残っていない。
中谷美紀の曲の中でも僕が特に好きだったのは「MIND CIRCUS」で、この曲を初めて聴いたときには体に震えが来るのを感じた。
初めて聴く曲なのになぜかデジャヴのような既聴感があって、聴く者の心にしっくりと落ち込んでいく不思議な感覚を味わったことをよく覚えている。
また歌詞がいいんだ。久しぶりに聴いたその曲は、10数年前と変わらず悲しいほどに透明でピュアで、凛とした美しさについ泣きたくなる。
この曲のリリースは1996年、僕は21歳だったが、当時に比べて「汚れつちまった」自分を省みながら、しかし、ポジティブな溜息をつくのも楽しい。
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PORTER FIELD

2008年04月13日 01時48分53秒 | Weblog
写真は吉田カバンの「PORTER FIELD」のウエストバッグである。 布の部分はパラフィン加工した10号帆布で、それにロウびき加工されたタンニンなめしの牛革が組み合わされたものだ。 この土曜日に買ったもので、大いに使い込んでいく所存だ。 それにしても、FIELDシリーズがショップから姿を消しつつあるように感じるのは気のせいだろうか? 池袋のクラチカ(吉田カバンの直営店)にすらFIELDシリーズは置かれていなかった。 僕はこのモデルがどうしても欲しかったため、数軒のショップをはしごしてストックと思われる品をようやく買うことができた。 ひょっとしたらこのシリーズ、廃版か? もっとも、僕は廃版がむしろ好きだけれど。
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アテンザの引力

2008年04月09日 23時07分58秒 | Weblog
新型アテンザを見たとき、久しぶりに心底カッコいいと思えるクルマが出てきたと思い、かなり興奮した。
実際、こんなに均整のとれたスタイルを持つセダンはなかなかないと思う。特にセダンのプロファイルには、むしゃぶりつきたくなる美しさがある。心を揺さぶるデザインといいたい。
もし難点を挙げるとすれば、均整がとれているあまり、逆にエグさに欠けるところだろうか。アテンザの外観には、視覚的なフックが足りない。
パサートやプジョー407、新型シトロエンC5ほどではないにしろ、アコードもレガシィB4も、力むべきところは力んでデザインされている。一方アテンザは、人によっては主張のないデザインと受け取られる心配がある。
まあ、とはいえ、僕はこのデザインをとても好いている。エクステリアデザインにおいては、アテンザのそれはアコードやレガシィB4よりも数段上と決めつけたい。マツダ、スーパーグッジョブ!である。
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セダンらしいセダンが欲しくなることもある

2008年04月08日 01時16分58秒 | Weblog
自分が日本のDセグメントセダンを買うとしたら何を選ぶだろう、とよく夢想する。念のため書き添えれば、ここで言うDセグメントとは、1.8-3.0Lぐらいまでのレインジのエンジンラインナップを持ち、そのクルマのコンセプトを体現するメイングレードの価格が200-250万円の範囲内にあり、かつ4気筒エンジンのグレードが小さくない構成比を占める、ということになろうか。この定義はいま適当に思いついたものだが、わりとすんなり腑に落ちるものではないかと思う。いまや日本の路上は軽やコンパクトカーやミニバンであふれかえっているが、あなたがもし、セダンらしいセダンが欲しいと思ったら、いきおいこのクラスを検討せざるを得ないのである。

僕の場合、ショッピングリストに挙がるのは、アコード、アテンザ、レガシィB4の3車である。アベンシスはリストに挙がらない。理由は単純で、顔つきが気持ち悪いからである。また、このクルマは微妙にキャビンフォワードなデザインなので(Aピラー付け根のウィンドウグラフィックが余った処理を見よ)、Dセグメントセダンなら当然備えていてほしい「古典的な自動車らしいかっこよさ」にいささか欠けるのである。
同様に、プリメーラもリストから漏れる。理由は単純で、現在は日産のラインナップから落ちてしまい、買いたくても買えないからである。僕がプリメーラに思うことは、①フロントバンパーを突き出たデザインに変更してほしかった、②Cピラー付け根付近の折れ線は消してほしかった、③センターメーターの採用は、クルマらしさという観点からはやはり許してほしかった、の3点である。アコード、アテンザ、レガシィB4への僕の思うところは、また稿をあたらめて述べたい。
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