躍動するパフォーマンスカー、日産フーガをドライブする機会を得たので、そのことを少し。
フーガというのは不思議なクルマだと思う。北米インフィニティチャネルで売られる前提のわりには、できあがったモノを見ると、セド・グロが持っていた演歌調の雰囲気をちゃんと身につけている。
今となっては、クラウンのアスリート系の方がバタ臭く見えるくらいだ。
2003年のTMSに出品された「フウガ」とは、Cピラーより後ろが異なり、よりボリュームを与えられているようだが(結果、シャープさを失いカッコ悪くなった)、かえってそれがmarket acceptance上はよい結果を生むかもしれない。
この日、僕がドライヴした仕様はおとなしめの3.5XV。GT系ではないことが不満だったが、しかたなし。
初めのうちは、日産の大澤CPSがアピールしていたのにならって、東名の大井松田-御殿場右ルートを走ってみようと考えていた。しかし、この日は仕事にもたついて、思うように会社を出ることができず、結局同僚2人を独身寮のある埼玉まで乗せていくことに。
目的地近くのデニーズにてお茶をした。30前後の男3人が、深夜のデニーズで1時間半… 期せずしてなかなか濃い夜に。僕はホットコーヒーを4回おかわり。
2人と別れた後、高速に乗って自宅のある練馬を目指した。3.5L、280psの加速力はさすが強烈。加速中は、間違ってもオーディオの操作などせずに前方に集中しなければならないというのがこの日得た教訓である。306ではあまり経験しないですむ心配だ。
60~70km/hの速度で流していると、フーガは極めてスムースな乗り味を示す。とはいえ、タイヤが道路を舐めている手応えはステアリングとシートを通してしっかり伝わってくる。
ただし、加速時のエンジン音は少しがさつな印象だった。もう少し精緻な音だといいんだけど。
自宅に着いたのは25時。試乗としては少し物足りないけど、個性的な(個性的すぎる)同僚たちとゆっくり話ができた面白い一日だった。
フーガというのは不思議なクルマだと思う。北米インフィニティチャネルで売られる前提のわりには、できあがったモノを見ると、セド・グロが持っていた演歌調の雰囲気をちゃんと身につけている。
今となっては、クラウンのアスリート系の方がバタ臭く見えるくらいだ。
2003年のTMSに出品された「フウガ」とは、Cピラーより後ろが異なり、よりボリュームを与えられているようだが(結果、シャープさを失いカッコ悪くなった)、かえってそれがmarket acceptance上はよい結果を生むかもしれない。
この日、僕がドライヴした仕様はおとなしめの3.5XV。GT系ではないことが不満だったが、しかたなし。
初めのうちは、日産の大澤CPSがアピールしていたのにならって、東名の大井松田-御殿場右ルートを走ってみようと考えていた。しかし、この日は仕事にもたついて、思うように会社を出ることができず、結局同僚2人を独身寮のある埼玉まで乗せていくことに。
目的地近くのデニーズにてお茶をした。30前後の男3人が、深夜のデニーズで1時間半… 期せずしてなかなか濃い夜に。僕はホットコーヒーを4回おかわり。
2人と別れた後、高速に乗って自宅のある練馬を目指した。3.5L、280psの加速力はさすが強烈。加速中は、間違ってもオーディオの操作などせずに前方に集中しなければならないというのがこの日得た教訓である。306ではあまり経験しないですむ心配だ。
60~70km/hの速度で流していると、フーガは極めてスムースな乗り味を示す。とはいえ、タイヤが道路を舐めている手応えはステアリングとシートを通してしっかり伝わってくる。
ただし、加速時のエンジン音は少しがさつな印象だった。もう少し精緻な音だといいんだけど。
自宅に着いたのは25時。試乗としては少し物足りないけど、個性的な(個性的すぎる)同僚たちとゆっくり話ができた面白い一日だった。