CELICA liking from psychological view

ST165系セリカの話題でもう少し引っ張りたい。
画像の流面形セリカはUS仕様で、毎度ながらウィキペディアから引用したものだ。USに行けばこのようなキレイな流面形がまだたくさん残存しているのだろうなあということを思い、僕はため息をつく。日本ではこのセリカの残存台数はいかほどであろうか。しかも、程度の良いものは。

いきなり話題は変わるけれど、80年代に青春時代を送った、いわゆる「新人類」とよばれる世代の中には、いまだに当時の髪型やファッションから抜け出すことができず、21世紀の現在からすれば若干奇異とも言える当時の流行に固執する人たちが、少数ながら存在する。
僕には彼らの気持ちが分からなくもない。心がいちばん自由でいた時期に触れたものというのは、その人のその後の人生に小さくない影響を与えるものだから。彼らの場合はそれが髪型や服装やオシャレ小物であり、僕にしてみれば、小学校高学年のときに衝撃を受けたトヨタ・セリカや日産オースター、ホンダ・ワンダーシビックだったりするのだ。そのようなクルマたちを、20年経った今でもカッコいいと思ってしまうのである。

でも、ここで疑問がわきあがる。僕は自分が（ことクルマに限って言えば）きわめて保守的な、時代に乗り遅れている人間だということも自覚しているけれど、自分たちの青春時代の風俗を頑迷に守り続ける一部の人たちは、どういう気持ちでいるのだろう？

大人になって、セリカを買う。

また…買ってしまった。
今日、僕の家にある小包が届けられた。流面形セリカのモデルカーが、届けられたのである。
「私をスキーに連れてって」でセリカGT-FOURを強烈に意識した僕は、高校生の頃に猛烈にセリカが欲しかった。でも、まあ穏当に考えて、今からその希望をかなえるには相当なエネルギーと、クルマよりももっと大切なものを犠牲にしないといけないわけで。よって、ミニカーでも買ってみようと。
（僕はクルマが好きではあるが、クルマ以外にも世の中には貴重なものがあることを知っている。）

Eventful March

ひさしぶりにブログを書くことにした。ブログから遠ざかっていた1ヶ月間、僕の身の上にはちょっとした変化が起きて、それに対するアレコレでなかなかブログに向かう時間がなかったというのが実情である。変化とは、端的に言えば、社内で部署を異動したことに起因する。同じ会社の中で違う仕事をするにすぎないのだけれど、僕にとっては自動車のマーケティングに携わるチャンスを再び得ることが出来た、とても貴重なチャンスなのであった。これが変化その①。

変化その②は、家の購入へ向けて、物件探しにますますドライブがかかってきたこと。今年の後半にかけて金利はますます上昇する気配をみせており、今を逃すと、僕ら夫妻が欲しがるような住宅は一生買えなくなる可能性が濃厚なので、夏前をメドに、いよいよ買うことにしたのだ。ために、週末のたびに不動産屋へ行ったり、物件を見たりしているのだけれど、そんなことをしていると、週末というのは信じられないぐらいにあっという間に終わるのだ。そうでなくとも、先週は木曜～土曜日にかけて山梨に出張したりしているので、もう1日が12時間ぐらいしかない感覚にとらわれている。

変化その③。年度末的な異動のシーズンによる、歓送迎会の嵐。しかも、ひとたび飲むと終電で帰ることはほとんどなく、連日帰宅が午前3時というぐあい。まあ、結構どころかとても愉しいし、以前からこんな生活をしているから、変化とはいえないかもしれない。ただ、体力面ではやはりキツイけど。

変化に直面しているのは僕だけではなくて、妻もいまは自身のキャリアシフトにおいて激動のまっただ中にあり、夫婦で2007年の基本コンセプトはEnjoy the changeであると話している。実際、これだけの変化が一度にやってくることはそうそうなく、自身の精神力がどの程度かを試すゲームと捉えるのが正しい姿勢であろうと思う。そして、この変化はけっして今年限りのものではないことも、今からわかっているので、この精神力耐久ゲームは長丁場になりそうだ。