Open your eyes

クルマに関する妄想集(+その他のことも少し)

必死で遊ぶ

2005年06月30日 23時21分05秒 | Weblog
一週間の早さは、「今日はR25が出る日だな」の自分へのつぶやきで知れる。今年30になりますけど、僕はリクルートが無料で配布しているこの雑誌がけっこう好きである(今月のモテリーマン講座、面白かった)。

今週末は、昔いた部署の上司と仲間で、伊豆モビリティパークでオートキャンプをする予定だ。
最初は5-6人だった参加者がいつのまにか12人までふくれあがり、幹事の僕としては非常にやりがいのある企画になってきた。
それだけの人間が参加するとなると、いきあたりばったりの計画ではすまされなくなってきて、そのプレッシャーが実はすごく楽しい。なにも遊びにまでプレッシャーを感じることはないと思うのだけど。

モビリティパークの宿泊施設(ログハウスやトレーラーハウスなどがある)の予約にはじまって、「やっぱり行けなくなりました」とか言いだす人への対応、それにつれて刻々と変動するコスト試算、参加者への定期的なステータス報告、レンタカーの手配や物品の手配、当日の段取りなどを考えるのはけっこう楽しい。自動車メーカーの事務屋じゃなくてツアコンになればよかったかな、とは思わないまでも。
おかげで、携帯電話の料金プラン、僕の場合はFOMAの下から2番目のやつだけど、今月は上限オーバーは必至だ。

やはり、仕事を離れた遊びの部分だから、普通ならめんどうくさいことでもこんなに楽しめるのだろう。自分が企画立案の段階から深く関与すればするほど、当日の喜びも大きい(であろう)という原則も思い出した。
中学や高校のころ、体育祭や文化祭の実行委員になったことがあるけど、あれもやった者にしかわからない充実感があるんだよねえ。
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イキルッテ、スバラシイ

2005年06月26日 00時35分46秒 | Weblog
この週末は、不本意ながら仕事を家に持って帰ってきた。
にもかかわらず、うかつにもPCのアダプターを会社に忘れて、306を飛ばして会社までとりに行ってきたわけですが。

昨日は遅刻・ドタキャン不可の飲み会があったのだが、夕方、会社を出るときにPCや関連した紙ファイルをかばんにあたふたとつめこんだのがいけなかったらしい。
とはいえ、僕はそんなに落ち込まなかった。306でドライブする合理的な理由ができたから。昨日、仕事を持ち帰らざるを得ないと判断したときのほうが10倍落ち込んだぐらい。

真夏日のなか、駐車場に行くと、306は激しく汚れていた。会社まで走るついでに洗車もしていくことを自動的に決意。
クルマを洗うとき、僕はいつも近所のセルフ洗車場を使うのだけど(でも手洗いはしない)、洗車機を通る自分のクルマを近くで眺めることはとても楽しいことである。缶コーヒーを片手に、自分のクルマがみるみるキレイになっていくのをぼんやり眺める瞬間には、言い難い喜びを感じる。

外環から首都高5号線へ。一週間眠っていた306は、いまやすっかり各部が暖まり、すこぶる快調な様子。比較的空いているのをいいことに、目的地へ向けてすっとばす。道路の継ぎ目を乗り越えるときの、ボディの揺れが気持ちいい。鋭さはないけど、いかにもタフそうな安定した低い音で回るエンジンもいつもどおり。こんなとき、笑いがこみ上げるのはどうしたって抑えられない。脳内に快感を告げる物質が充ちて、「生の歓び」なんていう言葉がグルグルする。

いつも思うのだけど、走っている自分のクルマを外から眺めたいと思うことはありませんか。以前、首都高3号線だったか4号線だったか、緩く長いカーブで、外壁がマジックミラーのビルに306が映ったのを見たときは、そのかっこよさに眩暈がした。僕はひそかに、好き者の友人とそのクルマを集めて、「走行中の自分のクルマ撮影会」を実現させたいと思っている。これだけはいつか、必ず。

帰り道、スカパラの「めくれたオレンジ」に酔いながら、首都高上で寄り道までして家に着いたときには、出発してから3時間が経っていた。現実に戻り、さすがに少しブルーに。今日の遅れは、明日取り返します。
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Bセグのセダンってイイ

2005年06月21日 00時07分49秒 | Weblog
前回に続いて、今回も新型クリオ関連な訳で。
新型クリオをベースにした4ドアセダン、早く見てみたいと思いません?
クリオⅡのセダンて、微妙にトランク後付け感が残ってて、そのムリヤリ感が好きだったなあ。新型クリオセダンにも、そういった「いかにも」なカタチを期待しているんだけど。

僕はBセグハッチバックをベースにした4ドアセダンというジャンルに目がない。
モータリゼーションがまだ爆発していない、あるいはそのさなかにある市場では、必ずといっていいくらい4ドアセダンが人気だ。Bセグハッチベースセダンの、デザイン的にムリヤリ感を隠せないボディを見ていると、そういう市場特有の、クルマに対する熱気が透けて見えるので面白い。クルマに対するピュアな憧れをひしひしと感じますね。

最近お気に入りのBセグハッチベースセダンに、フォード・アイコンがある。フォードがインド市場で現地生産している、旧型フィエスタのセダンなんだけど。 「トランク背負ってます」感が比較的少なく、そこが惜しい。よく見るとなかなか上級感があるんだけど、それだけにチープな感じも同時にしみ出てて、そのちょっと悲しい感じが好きなんですよ。
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新型ルノー・クリオ

2005年06月18日 03時29分26秒 | Weblog
フランスでクリオⅢが発表された。最近のルノーの中では普通のデザインだけど、僕はとてもいいと思った。差別化や新奇性を狙ったデザインではなく、平熱の、大人のデザインだから。それでもルノーテイストは十分すぎるほど感じられるわけで。これなら、マーケティング次第で日本市場でもけっこういくかもしれないと思わせるものがある。
もっとも、高品質に見えるように、必要なポイントはたくみに押さえられている。効果的なキャラクターラインは硬質で中身の詰まったクルマという印象を与えるし、凝ったヘッドライトはハイテクさをアピールする。そして、つまらないことかもしれないけれど、僕はめり込むように配されたフロントのCIマークにココロが動いた。

しかし、最近のBセグ車は立派になったですね。全長とホイールベースは僕の306とほぼ同じだし、全幅にいたっては日本では3ナンバーサイズ。
クルマのこれからを考えた場合、成熟市場で代替需要を狙うよりは、新興市場でクルマに初めてエントリーしてくるユーザーを拾っていかなくてはならない。その際に重要なのは、アフォーダブルな価格と、価格よりも立派に見える外観である。そう考えると、小型車の見た目品質と装備がどんどん向上していくのも分かる気がする。僕は必ずしも賛成ではないが。

妻にクリオⅢの画像を見せると、妻は「おあっ」という奇声を発するや画像に見入っていた。そして、リアシートはダブルフォールディング式なんだろうか、というクロウトっぽい疑問を発した。「おあっ」というほどのデザインではないと思うのだが、妻もクリオⅢが気に入ったことは分かった。夫婦でクルマの志向が異なるとなにかと厄介だから、まずは僕も安心というところだ。
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祝・再会。

2005年06月15日 05時55分32秒 | Weblog
今日はたまに早起きしたので早朝ブログ。
昨晩、日頃からよくのぞいている旧車専門の中古車店、朝日自動車販売さんのサイトで、なんと70系カローラワゴンの出物を発見。
(こちらのサイトは本当に興奮できるクルマがいっぱいあるので、ご覧になってみてはいかがかと)

僕に複数のクルマを同時に等しく愛せる器用さがあれば買いたいなあ。僕はなんでも1台でこなしたいほうなので無理だけど。
この時代のカローラワゴンを見ると、やっぱりサニーカリフォルニア(木目デカール仕様)も拝みたくなるってもんで。
今日は天気悪そうだけど、出社前にいいものを見ましたですよ。
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My obsession

2005年06月14日 01時20分55秒 | Weblog
日産オースターをごぞんじでしょうか?
プリメーラの前身として、また身内のブルーバードのオルタナティヴとして生まれた、1.6-1.8Lの4気筒セダンな訳だが。
僕はこのオースターが小学生の頃から好きで、今でもことあるごとにカーセンサーなどで検索をかけている(もちろんヒットしない)。いま見ると、まるで最近までのヒュンダイに見えるこのクルマが、なぜ僕はこんなにも好きなんだろうか。

- 日本では不人気車種であり、そのマイナーさが。
- そのくせ英国をはじめとする欧州で人気があり、とりわけその優れた耐久性からタクシー車両としてもよく使われた、というシブさが。
- 4ドアセダンとしてのスマートな造形が。
- 日本ではスポーツセダン的なコミュニケーション戦略がとられていた点が。
- てっちんホイールの意匠が魅力的なので。
- 4本スポークステアリングの意匠が魅力的なので。


だんだん苦しくなってきたのでこのへんでやめたいが、僕がプリメーラがどんなに奇抜なデザインになってもずっと好きなのは、オースターの直系だからということが大いに影響している。できることなら、ボロい車両を見つけて自分で乗りたいとすら思う。
以前、会社のシステムを使って、日本にオースターが何台生存しているか調べたことがある。型式の特定まではできなかったけど、約800台の車両がまだ生きていることがわかった。しかも、そのうちの少なくとも1台は、横浜市緑区のとある小学校近くの家が所有していることを、僕は偶然に通りがかって知っているのだ。
さあどうする? >俺。
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一家の味ができるまで

2005年06月11日 01時00分04秒 | Weblog
最近、一週間がものすごく早い。日曜の夜でもブルーになる必要はない。月曜の朝さえなんとかねじふせれば、すぐに金曜の夜にワープする、と思うようになってきた。この前向きなのか諦観なのか分からない気持ち、このごろちょっと新鮮である。

今日は僕の帰りが遅かったので、妻と一緒にすぐにできる春雨サラダを作って食べた。妻も僕も、結婚してから料理をはじめたクチなので、作るときはもちろん料理本を見ながらだ。
これは常識といっていいと思うけど、本を見ながら作るときは、たいていの場合、本の通りに作らないほうがうまくいく。だから、春雨サラダのドレッシングも酢や醤油の比率をいじって作ってみた。

本の通りに作っても問題ないとしても、自分の工夫はできるだけ加えたいと思う。そうすることで、他の家とは違う「ウチの味」「ウチの作り方」ができあがるように思えるから。
そのうち僕らにも子供ができるだろう。その子供には、外の食事や他の家の料理とは違う、自分の家の味を食べさせたいじゃないか。子供だって大きくなれば、なかなか家には帰ってこなくなる。でも、そんな時も、うちでしか食べられない料理があれば、叱らなくても自分から家に帰ってくる。現に僕がそうだったから。

はたして、単なる春雨をとてもおいしく変えるドレッシングができあがった。俺は意外と料理(これは料理と呼べないが)のセンスがあるのかも、と思ってしまうのはこんなときだ。ものごとに習熟する過程では自信が大切だから、こういうのも悪くない。妻と春雨をつつきながら、ビールを買うのを忘れたことを激しく悔やんだ。
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仏車のグレーについて

2005年06月05日 02時01分15秒 | Weblog
今回も(いつもだけど)、主観的な話です。

何色が好きかと問われれば、僕はグレーが好きだと答える。
この歳にして地味すぎのような気がしないでもないけど、好きなんだからしかたない。グレー以外ならば黒、ベージュとかがいいですね。もちろん、塗装されるモノが何かによっても違うけど。小物なら、メタリックの入っていない赤とか。

僕の306はプラチナグレーという色だが、実際は癖のないシルバーである。本当のグレーをした306は本国には設定があったのだが、日本には入らなかったらしい。以前パリに行ったとき、グレーの306を何台も見たが、とてもシックでいい感じであった。

ひとくちにグレーといっても当然いろいろな色味があるわけだが、フランス車のグレーはどれもストレートにネズミ色だ。日本車のように青やパープルが混じっていたり、シルバーに寄っていたりということがない。たいていの車種には、そんな「これぞグレー」といいたくなるグレーが用意されているんですね。
写真のクサラ・ピカソも、そんなグレーを持つクルマだ。カタログをスキャンした結果、色味がうまく出ていないのが残念だけど。ピカソのようなMPVにはあまり興味が湧かないのだけど、こういうグレーに塗られると自分が買うか買わないかはともかく、クルマとして素敵に見えてくる。

次に買うクルマは、ぜひともこの手のグレーにしたい。
実際に買うことはなさそうだが、僕がクーペを買うとする。それも、ちょっと高価なやつを。
それでもやはり僕はグレーを選ぶだろう。クーペのような派手なクルマこそ、シックな色にしたほうが演出として効果的だと思うのだがどうだろう。マツダ・ロードスターなら、原色の赤やオレンジというのも悪くないけど、300万円以上のクーペなら地味な色でいったほうが知能指数高そうに見えるのではないか。そういえば、フェアレディZには濃いめのグレーがありますね。

そのほかに、日本車で比較的理想に近いグレーを持っているクルマは、トヨタ・イストであろう。ひょっとしたらプリウスのグレーと同じかもしれない。イストを欲しいと思ったことはただの一度もないが、それでもその色のイストを見かけたときは、やるじゃないのトヨタ、わかってるなあと思わされた。先日のマイナーチェンジでドロップしてたのには笑ったけど。
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ロゴ・ウォッチャー

2005年06月02日 23時12分30秒 | Weblog
実は僕、車名ロゴデザインマニアなんですね...
けっこうそういう人は多いのではないか?とひそかに思っているのだが。
大人っぽいデザインのロゴ、スピード感のあるデザインのロゴのクルマが出ると、それだけでそのクルマの印象が上がる。例えば、ここ数年の日産の統一された車名ロゴデザインは大人っぽさや高品質なイメージを喚起させるのでとても好きだ。スピード感という意味では、アテンザ・アクセラなどのマツダ車のロゴも悪くない。

それで最近、ヤフオクで400円で買ったのが写真のもの。
プリメーラって、その名前の響きも日本車ばなれしていて大好きなんだけど、特にP11のロゴデザインは僕の中で激しく良いデザインだ。クルマのコンセプトと実に合致していて、スポーツセダンとしてのP11をよく表したデザインだと思う。
反対に、クルマのコンセプトに似合わないよなと思うのが、初代フォード・フォーカスのロゴ。エッジの立ったシャープなボディにあの丸っこいロゴは違和感がある。

僕の知人に元トヨタのデザイナーがいて、その人の話によると、クルマのエンブレムとかネームプレートのデザインというのは、どちらかといえば片手間仕事で、入社間もないデザイナーとか、仕事のできないデザイナーにまわってくる類のものらしい。確かにトヨタ車のペットマークやロゴのデザインは悲しいほどセンスないけど。
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ターミナル

2005年06月01日 02時33分58秒 | Weblog
この週末は妻が留守にしていたので、近所のビデオ屋で「ターミナル」を借りて観た訳だが。
残念ながら、期待値は下回った。それでも、魅力的な登場人物と、いくつかの教訓は発見できた。

粘り強くなること。
安易な妥協はしないこと。
つまり、目標達成をあきらめないこと。
誠実に物事にぶつかること。カッコつけないこと。
自分の気持ちに正直に向き合うこと。

など。日々の難しい局面をどう乗りきるかでハァハァいってる自分には、なかなかズシリとくるものがあった。そんなことを考えさせられたという意味で骨太な映画だ。

主演のトム・ハンクスは危なげない演技で、特に語るべきものはなし(えらそう?)。それよりも、悪役の空港警備局主任(スタンリー・トゥッチ)が良かった。何が良かったかって、彼の演じた役が、心底から悪い奴になりきれない男だったから。嫌な奴なんだが、ときおり善人の面や小心者の面、組織の論理にはさまれて苦しむ面をのぞかせる。
我々はそれぞれ、自分の人生という物語の主演俳優な訳だが、そこに登場する「悪役」もだいたい似たようなものだろうね。そのリアルな感じが面白かったなり。

それと、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ。前から軽く好きだったが、今回演じたスチュワーデスは清楚な外見に隠された激しさを感じさせて、違う意味で良かった。
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