新型インプレッサの写真がリリースされたけれど、これが笑っちゃうぐらいカッコ悪くて、僕は富士重工の営業部門の人間に同情を禁じ得ずにいる。北米マーケットはともかく、これでは日本市場では相当に厳しいだろうと思う。これならキアのCopy of Mazda Axela(モデル名を忘れた)のほうが、少なく見積もっても20倍はカッコイイ。 新世代ランサー対インプレッサの対決は、どうやらランサーの不戦勝となりそうだ。 僕だったら、インプレッサの実車を見ずにランサーを発注するだろう。
僕が思うに、新型インプレッサのカッコ悪さは、およそ以下の点ではなかろうか。
① 必然性を伴わない、煩いデザインのフロントグリル。
R2の失敗でナントカスプレッドグリルを早々に引っ込めたことは大バツに値する愚行であったが、だからってこのインプレッサのグリルはないだろうと思う。一言でいって、気色悪いデザインである。例えばクラウンマジェスタのグリルはとても煩いデザインだが、何を狙ったのかは伝わる。対して、インプレッサのグリルは、「理由の分からない意匠」なのである。
② 幅が狭く見えること。
日本式に言えば3ナンバーに区分される全幅を持ちながら、なんでこんなに幅が狭く見えるのだろう。四面図を見たわけではないが、前後フェンダーを相当に絞っているのであろうか、とにかく幅狭に、腰高に見える。幅の狭いクルマは時としてキュートに映ることがあるが、このクルマはそれもない。不安定なプロポーションだと言いたい。
③ リアクオーターウィンドウの形状。
新型インプレッサは、6ライトウィンドウを採用した。そもそも6ライトウィンドウは、スポーティとは正反対の、フォーマルを向いたデザイン言語なのだが… 百歩譲ってそれには目をつぶるとしても、この落ち着きの悪いリアクオーターウィンドウの形状には目を覆いたくなる。特にセダンの単なる長方形のそれは、悲劇的ですらある。
④ リアコンビランプの形状、およびリフレクションパターン。
セダンのリアビューは国内仕様のカローラとそっくりでとてもとても興ざめだ。カローラセダンのリアコンビランプを外して取り付けたかのようだ。形状が悪いのではなく、よりによってファミリーカー・オブ・ファミリーカーのカローラに似てしまったのは不運だ。ハッチバックのリアコンビランプは、フロントグリルと同じで、意味が分からない気味の悪さがある。こちらのほうは、形状も悪ければレンズのパターンも気持ち悪い。ただただ、地獄絵図である。
総じて言えば、新型インプレッサはデザインに新味がなさすぎる。この程度のデザインならば今から7-8年前に出ていてしかるべきである。デザインにも流行があり、まあ、必ずしもその流行に乗る必要もないと思うが、これでは7年ぶりにモデルチェンジする意味があまりにもない。現行レガシィ(マイナーチェンジ前)で見せたキレの良さ(市場受容性の高さ、という意味だけど)はどこにいってしまったんだろう。
僕が思うに、新型インプレッサのカッコ悪さは、およそ以下の点ではなかろうか。
① 必然性を伴わない、煩いデザインのフロントグリル。
R2の失敗でナントカスプレッドグリルを早々に引っ込めたことは大バツに値する愚行であったが、だからってこのインプレッサのグリルはないだろうと思う。一言でいって、気色悪いデザインである。例えばクラウンマジェスタのグリルはとても煩いデザインだが、何を狙ったのかは伝わる。対して、インプレッサのグリルは、「理由の分からない意匠」なのである。
② 幅が狭く見えること。
日本式に言えば3ナンバーに区分される全幅を持ちながら、なんでこんなに幅が狭く見えるのだろう。四面図を見たわけではないが、前後フェンダーを相当に絞っているのであろうか、とにかく幅狭に、腰高に見える。幅の狭いクルマは時としてキュートに映ることがあるが、このクルマはそれもない。不安定なプロポーションだと言いたい。
③ リアクオーターウィンドウの形状。
新型インプレッサは、6ライトウィンドウを採用した。そもそも6ライトウィンドウは、スポーティとは正反対の、フォーマルを向いたデザイン言語なのだが… 百歩譲ってそれには目をつぶるとしても、この落ち着きの悪いリアクオーターウィンドウの形状には目を覆いたくなる。特にセダンの単なる長方形のそれは、悲劇的ですらある。
④ リアコンビランプの形状、およびリフレクションパターン。
セダンのリアビューは国内仕様のカローラとそっくりでとてもとても興ざめだ。カローラセダンのリアコンビランプを外して取り付けたかのようだ。形状が悪いのではなく、よりによってファミリーカー・オブ・ファミリーカーのカローラに似てしまったのは不運だ。ハッチバックのリアコンビランプは、フロントグリルと同じで、意味が分からない気味の悪さがある。こちらのほうは、形状も悪ければレンズのパターンも気持ち悪い。ただただ、地獄絵図である。
総じて言えば、新型インプレッサはデザインに新味がなさすぎる。この程度のデザインならば今から7-8年前に出ていてしかるべきである。デザインにも流行があり、まあ、必ずしもその流行に乗る必要もないと思うが、これでは7年ぶりにモデルチェンジする意味があまりにもない。現行レガシィ(マイナーチェンジ前)で見せたキレの良さ(市場受容性の高さ、という意味だけど)はどこにいってしまったんだろう。