日産ノート(会社の評価車両)を引っぱり出して、夜の小田原へひとりドライブした。
その日、会社を出たのは21時ごろ。さてどこに行こうかと考えて、急に夜の小田原厚木道路を走りたくなり、翌朝つらいのはわかっていたけど、敢行しちゃいました。
夜の小田厚って、周囲が圧倒的な闇に包まれていて、東京から1時間圏内なのにものすごく遠くまできてしまった感覚が味わえる。アップダウンも激しく、僕の中では走って楽しい道だ。ときどき覆面がいるらしいけど。
「平日なのにこんなところまで来ちゃって」「こんな時間があるなら早く帰って寝たほうがいいんじゃないか」という軽い後ろめたさを感じながら、それを振り切るようにアクセルを踏むのがいいのです。子供の頃、自転車に乗って遠くまで行ってしまったときの、冒険に出かけるときにも似たあの気分がよみがえる。
7年前の秋、同じように一人で真っ暗な小田厚を走ったことがある。箱根で内定者同士のお泊り飲み会があって、僕は夜から遅れて参加したのだ。そのとき、僕は大学4年、22歳だった(若!)。
内定者同士といっても、それまであまり彼らと連絡をとってこなかった僕には、よく知らない顔ばかりである。そんなところへ一人で遅れて参加するということで、期待と不安が入りまじった気持ちだったのを覚えている。その時の気分と、前後に1台のクルマも走っていない小田原厚木道路の深い闇が、僕の中では結びついているのだ。ノートで小田厚を疾走しながら、当時の自分を思い出して、「もう俺ってば…」という苦笑気分になった。
ところで、日産ノートはいいクルマだった。あのボディに1.5Lエンジンだからかなり速いし、CVTはまったくストレスなしに機能してくれる。音も100km/h以下ではすごく静かだ。日産のBセグ車の中で、僕が買うとしたらこのクルマかな?と思った。あくまで「買うとしたら」だけど。なぜならやっぱり、306の代わりにはならないからね。
その日、会社を出たのは21時ごろ。さてどこに行こうかと考えて、急に夜の小田原厚木道路を走りたくなり、翌朝つらいのはわかっていたけど、敢行しちゃいました。
夜の小田厚って、周囲が圧倒的な闇に包まれていて、東京から1時間圏内なのにものすごく遠くまできてしまった感覚が味わえる。アップダウンも激しく、僕の中では走って楽しい道だ。ときどき覆面がいるらしいけど。
「平日なのにこんなところまで来ちゃって」「こんな時間があるなら早く帰って寝たほうがいいんじゃないか」という軽い後ろめたさを感じながら、それを振り切るようにアクセルを踏むのがいいのです。子供の頃、自転車に乗って遠くまで行ってしまったときの、冒険に出かけるときにも似たあの気分がよみがえる。
7年前の秋、同じように一人で真っ暗な小田厚を走ったことがある。箱根で内定者同士のお泊り飲み会があって、僕は夜から遅れて参加したのだ。そのとき、僕は大学4年、22歳だった(若!)。
内定者同士といっても、それまであまり彼らと連絡をとってこなかった僕には、よく知らない顔ばかりである。そんなところへ一人で遅れて参加するということで、期待と不安が入りまじった気持ちだったのを覚えている。その時の気分と、前後に1台のクルマも走っていない小田原厚木道路の深い闇が、僕の中では結びついているのだ。ノートで小田厚を疾走しながら、当時の自分を思い出して、「もう俺ってば…」という苦笑気分になった。
ところで、日産ノートはいいクルマだった。あのボディに1.5Lエンジンだからかなり速いし、CVTはまったくストレスなしに機能してくれる。音も100km/h以下ではすごく静かだ。日産のBセグ車の中で、僕が買うとしたらこのクルマかな?と思った。あくまで「買うとしたら」だけど。なぜならやっぱり、306の代わりにはならないからね。