Open your eyes

クルマに関する妄想集(+その他のことも少し)

ピース・オブ・マインド

2007年06月26日 03時23分27秒 | Weblog
僕はBセグハッチバックベースの4ドアセダンをとっても愛するものであるけれど、このシャレード・ソシアルも、そんな僕に愛されるクルマのひとつだ。
ダイハツの造形センスは実はとてもレベルが高いというのは業界の常識だけど、このクルマもそんなことを思わせる一台である。こんなにバランスのとれた平凡な、しかし部分的にちょっとだけ新しい意匠は所有欲をくすぐる。
このクルマの中間グレードをあっさりと手に入れ、12年ぐらい淡々と乗ったら、きっと満たされたクルマ生活が送れるだろう。そう思うと、そんな生活から得られる心の平安がうらやましくなり、自分のクルマオタクぶりが少しだけ恨めしくなる。
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家のこと

2007年06月11日 01時30分28秒 | Weblog
あっというまに時間は過ぎ去って、いまや6月の中盤にさしかかろうとしている。
だいぶ前に、家を買ったことをここに書いたが、ここへきて突然、引越し関連の準備が忙しくなってきた。
新居への入居はそろそろ暑さが本格化する時期に予定されているため、エアコンの選定と購入と取付けをスムーズに進める必要がある。また、カーテンの手配はいわずもがなである。その他、照明もなきゃいけない、ダイニングテーブルも新しくしようということになったので、これらの手配先や納期までの業者との折衝等を考えると、ほとんど結婚式の準備と同じような段取り力が要求されるようになっている。これらは手を抜く気ならいくらでも抜けるが、本気になれば果てしなくカネと時間がかかる性質のものであるところへもってきて、われわれ夫婦は部屋のインテリアにおいては、信念に近い確固たるポリシーを持っており、それに応えられる店がなかなか無いために選定プロセスがなかなか進捗しない。それでも、どうにかカーテンだけは好みに近いものが見つかり、購入に向け一歩前進した。まだ見てはいないが、このぶんでいくと、これらのfacilityの請求書の額はおよそクルマが1台買える程度の数字になりそうである。

我々の新居はいまだ造り途中なので、工事が休みの日曜になるたびにわれわれ夫妻は建築現場に行っては工事の進捗を目の当たりにしていた。骨組みができ、壁ができ、外壁もでき、それらが単なる木材からだんだんに住居の態をなしてくる様子をつぶさに見ることが出来たのだが(それらはすべて写真に撮られ、CD-ROMに保存されることになる)、今日はやっと外壁が塗られ、内装も98%完成というレベルのものを見ることができた。

女性が自分の子どものかわいさを表現するときに「自分のお腹を痛めて産んだ…」という言い方をすることがあるが、「自分の腹(銀行口座)をこれから痛めて買う家」をと初めて相対するのはなかなか感慨深いものがあった。いまだ体験せざるこれからの自分と自分の家族の生活を想像して、どんな未来が自分には待っているのだろうと多少シニカル視点で考えてみることは、おそらく成熟した人間への第一歩であろう。建物については、期待を大幅に上回る箇所もあれば、微妙に残念なところもあったりして、もはやこの段階までくると、他の物件と比べるのは自殺行為にほかならないが、とにかくそんないろいろの思いを併せ呑んで、ちょっとやそっとのことには動じなくなっていくのだろうかと考えたりした。

いま考えていることは、秋の、空が高くなった晴れた日に、庭に出てビールを飲みながらぼんやりしたいな、ということだ。うわっ、すげえ楽しそう!
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