Open your eyes

クルマに関する妄想集(+その他のことも少し)

MDウォークマン更新

2005年05月29日 23時14分08秒 | Weblog
この間のことだけど、5年間使ったMDウォークマンが壊れたので、新しいものを買ったのだった。
せっかく携帯音楽プレーヤーを新しくするのだからiPodにしようかと思ったが、我が家のPCがかなりくたびれていることと、プジョーのオーディオがMD/CDなこと、そして、これらの環境に手を加える気がないことにより、再びMDでいくことになった。

で、買ったのが写真のもの。メモリー型の音楽プレーヤーに押されて、今日びMDウォークマンなんか叩き売りされてるだろうと思っていたが、これが16,000円ぐらいした。安いものでいいやと思って出かけたのだが、筐体の質感と、日産シルフィの初期型のような色にやられて、1クラス高いものを買ってしまった。

僕にとって携帯音楽プレーヤーはさほど興味の対象ではなくて、壊れない限り新しいものを買うことはない。したがってこのMDウォークマンも、この先5年ぐらいは淡々と使われることになるのだろう。でも、自分の気に入ったデザインのものを、大切にしすぎることなく、しかし確かな愛着をもって使うというのはいいものだと思う。iPodは少しだけ気になるけど、これも悪い買い物ではない。
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ミニバン買うなら

2005年05月28日 23時39分46秒 | Weblog
新型ステップワゴンが出ましたね。前型に比べて、ずいぶんな変わりようですね。良い方向に変わったかはともかく、ホンダの勇気は感じとることができる。
一方、今月末には日産セレナも新しくなるそうな。箱型ミニバンとしてはスタイルを重視したクルマだと思う。ただ、僕の周りにも新型セレナを待っている人が何人かいるけど、彼らの話を聞いてみると、楽しい買い物をする雰囲気ではないですね、やっぱり。

以前に比べて、セダンやHB、クーペなどのトラディショナルな車型への執着が少しだけ弱まってきた自分に気付く。少し前ならば、ステーションワゴンさえ嫌いだったのに、最近はメガーヌワゴンていいなあと思う自分がいる。

とはいえ、3列シート車を買う気にはまだまだなれそうもない。こんな自分はコドモなんだろうか。自分の愉しみよりも家族の楽しみを優先させる人がミニバンを買っているのだとしたら、アンチミニバンを標榜する自分は彼らに比べて精神的な成長が足りないのかもしれないと思ったりする。

そんな僕が、どうしてもミニバンを買わなければならなくなったら何を買おうか。僕は初代プレーリーがいいのではないかと思う。カッコつけていないところがとても好ましい。ミニバンをカッコよく乗りこなすことは難しいといわれるが、実はとても簡単で、要は徹底的に実用的に使い倒せばいいのではないかと思うのだがどうだろう。となるとやっぱり、必要なのはミニバンを使いこなすに足る「生活」ということになるね。兄弟喧嘩を防ぐために二人の子供を一列づつ座らせる、というのとは全く別種の。
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SH700i 購入

2005年05月27日 23時55分11秒 | Weblog
今週、携帯電話を更新した。どの機種にするかは結構悩んだのだが、結局、以前のブログに書いたとおりSH700i(黒)に決めた。
なぜSH700iか、ということは、ここではあまり詳しくは書かない。ひとことでいうと、直線的な外観とその地味さ、適度なスペックを評価して購入に踏み切った。
今まで使っていたSH505isは、機能は文句なかったが、外観があまりにも無趣味・無個性で、所有する喜びには著しく欠けていた。ケータイごときにそんなに真剣になっちゃってバッカみたい、と自分にいい聞かせながら使っていたが、そんな自分をごまかしつづけた日々ももう終わりだ。SH700iで新しい、(自己満足に満ちた)ケータイライフを始めてやる!

(追記)勢いあまって、ストラップも新しくしました。
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コンスタンティン

2005年05月08日 15時46分59秒 | Weblog
一昨日、ふと思い立って「コンスタンティン」を観た。
賛否両論なのは知っていた。先に観たTがぼろくそにけなしていたのも。それでも、1作目の「マトリックス」を観たときの、体の中から沸いてくる興奮を忘れられない僕は、かすかな期待を抱きつつ、でもガッカリさせられてもいいように心の準備をして観にいった。

心の準備をしといてよかった。

キアヌは、その激しいなで肩をのぞけば存外にカッコよかった。でも、ストーリー全体に漂う宗教色がやや鼻につき、キリスト教についての素養に乏しい僕にはあまり楽しめるものではなかった。これでも、高校-大学とキリスト教系の学校だったんだけどね。

マトリックスがあれほど僕を夢中にさせたのは(あくまで1作目)、僕が今よりもスレてなかったことと、やはり、その適度に複雑で斬新な世界観、およびエージェント・スミスというきわめて魅力的な悪役の存在が大きかったように思われる。
ヒーローのストーリーには、主人公と同じか、それ以上にイカす悪役が不可欠だ。ヒューゴ・ウィービングが演じたエージェント・スミスは、そう呼ばれる資格があると思う。あの細身の黒いスーツとサングラス、カッコよかったなあ。「コンスタンティン」にはそうした要素が欠けていて残念。レイチェル・ワイズは素敵だったけど。
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廉価グレードに惹かれるのは

2005年05月07日 00時20分35秒 | Weblog
連休なので家の中を整理していたら、ドイツ語版の306カタログが出てきた。
見てみると、日本には導入されなかったXNという廉価グレードが載っており、あらためてビビビとくるものがあったので今日のブログは掲題のテーマを。

写真を見てもらうとわかるが、このはぎ取られぶりは爽快だ。フル・ノンカラードバンパーといい、非加飾センターピラーといい、カローラバンみたいな安い白色といい、法人仕様な趣が炸裂しておりとてもいい感じだ (これを逆手にとり、アイボリーに塗って306MUJIとかやってみたい。ダメですか)。
ここには載せられなかったけれど、荷室もカーペット敷きではなく、黒くてテカテカしたビニールで覆われている(ニヤニヤ)。ボディにサイドモールがあるのがとても残念だ。

しかし、一体なぜ僕は、この手の廉価グレードに心奪われるのだろうか。確かに、ここまで実用臭を前面に出されると激しく萌えてしまうというのはあるけれど、どうもそれだけではなさそうだ。

思えば、僕が小学校の頃、僕の家では親父が会社から貸与されたクルマを自家用にも使っていた。
本来は会社名義のクルマだから、当然最廉価グレード。B310サニー・2ドアセダン・DELUXEとか、BFファミリア・1300XCとか。あたりまえだけどそれらのクルマにはサイドモールなどなく、シートは全面ビニール、室内はいたるところに鉄板むき出しというのがお約束だった。(昔のクルマは乱暴だったなあ)
1985年の冬に親父が会社を替わり、B12サニーのスーパーサルーンを買ったとき、それまでとは違う豊富な装備に僕はいたく興奮した。タコメーターが付いているのも、トランスミッションが5速なのも、シートが布(全面モケット!!)なのも、カラードバンパーも、ホイールキャップがイカスのも。中でも、僕はサイドモールが付いていることが激しく嬉しかった。これでようやくウチにも本物のクルマがきたと思ったのだ。

・・・と、僕がほとんど本能的かつ屈折的に廉価グレードに萌えてしまうのは、上記のようなかなり歪んだ思い出があるためのような気がしてきた。子供の頃に不満だったサイドモールレス・無塗装バンパー仕様が、大人になった今、懐かしさゆえに魅力的に見えるのではないかと思う。あたかも、苦労して成り上がった人物がいまだにふりかけごはんを愛するように(僕は成り上がってないですけど)。

あああ、そんな自己分析をしてみて、また自分のクルマヘンタイぶりを確認してしまった。同じ流れで、てっちんホイールについても実は一家言あるんですけど、それはまたの機会に。
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プジョー207に当惑する

2005年05月06日 14時33分43秒 | Weblog
インターネットで遊んでいたら、こんな画像が落ちていた。発信元はAuto Press誌らしい。マガジンXでも同様の写真を見たことがある。しかし、擬装がない状態のものは初めてだ。

ケッコウ、カッコイイジャナイノ。

新世代プジョー顔になじめないひとにはつらいと思うが、僕はもともとクルマの顔には寛容なほうなので。
しかし、好みの分かれる顔以外は、なんといいますか、トヨタ車的なカッコよさを備えていますね。例によってミニバン的パッケージングだけど、Bセグメントのクルマならあまり気にならない。

でも、一方で思うのは。
とても我儘なのを承知で言うのだけど、フランス車がこのような「わかりやすい」カッコよさを追求するのってどんなもんだろう? もともとプジョーっていやみのない、スリークなボディが特徴だけど、この207のような流行にのったカッコよさは、昔からのフランス車ヲタクには少しさびしく感じられる。ジャニーズタレントみたいな方向性(シロウトに喜ばれる・・・)は日本車やアメ車にまかせておいて、フランス車にはもっと性格俳優的な渋さを追求してもらいたいなあ。とっても我儘な、鼻持ちならん感想ですが。

このボディに僕の勤める会社のバッジがついていて、顔ももうちょっとだけ一般的だったら、僕は諸手をあげて賛成するんだけど。05年度はこいつでシェア取りにいくぞ、と。

プジョー207は、旧世代のフランス車乗りに受け入れられるのだろうか。僕は・・・負けません。 (?)

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バカドライブ

2005年05月06日 00時29分30秒 | Weblog
306を駆ってドライブに行ってきた。 ひとりで。

連休になるとクルマでひとりドライブに出かける。 これを僕はバカドライブと呼んで習慣にしている。
なぜバカドライブなのか、それは、食う暇も寝る暇も惜しんで、ひたすら運転し続け、クルマと交歓することを旨とするドライブだから。 その地方の美味いものには目もくれず、フランスパンとウイダーインゼリーと、ブラック無糖缶コーヒーを友としてひたすらハンドルを握る旅だからだ。 もちろん、寝る場所もクルマの中である。
今回は残念ながら2日間しか時間がとれず、比較的近場でのバカドライブとなった。 今回辿ったコースは、練馬-銚子-水戸-白河(福島県)-今市(栃木県)-関越月夜野IC-関越練馬IC。 往路は首都高を除いて全て一般道を使い、帰りはいいかげん疲れたので関越道を使った。

クルマで行く旅が好きなのは、それ自体がすなわち冒険だからだと思う。 冒険旅行が好きなんだと思う、僕は。 自分の信頼するクルマで知らない(しかも遠い)土地を旅する、こんなワクワクすることってそんなにない。
これまでも何度か306でバカドライブを敢行したが、そのたびに306のシートの優秀さ(疲れなさ)に感動し、豊かな居住空間に助けられ(ロングドライブでは大事だ)、ときおり聞こえる低級音に不安を覚える。 休憩で一服しながら、虫の死骸と埃で汚れたボディを眺めて悦に入る。 そうやって、僕にとって306は愛憎入りまじる、なくてはならないクルマになっていくのだ。 それはとても嬉しいプロセスなのだ。

今回も、大雨の夜の山越えという結構怖いシーンがあったが、そんな悪条件下でも306は無事に乗り切った。 こんな時、つい306を擬人化して誉めてしまいたくなる。こうして事故を起こさず帰ってきて、僕の気持ちはもう夏休みのバカドライブに向いている。 ちなみに、今回走った距離は、2日間で895km。 ちょっと遠回りして1000km走ればよかったなあ。 免許取りたての時に多くのひとが経験したと思われる、「ずっと運転していたい」気持ちを、自分がまだ持っていることを確認できた旅だった。
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