自分のクルマを大切にする者にとって、駐車場の環境は重大な関心事だ。特に自分のクルマが古いクルマの場合はなおさらである。古いクルマはたいてい塗装が劣化しているから、駐車場にはどうしたって雨や日光を遮る屋根がほしくなる。
その点、この流面形セリカは、完璧にとはいえないまでも、だいぶ恵まれた環境にあるといえそうだ。隣のクルマのドアにアタックされる心配もないし。このセリカにとっては、このスペースは自らが朽ち果てるまで居続けることのできる理想的な場所に違いない。
この一台分のスペースに古いセリカが鎮座している光景は、変化することを止めてしまったという意味で、都会のなかに突如出現した奇跡のように思えないこともない。きっとこのセリカの持ち主は、この恵まれた駐車場のせいで、このクルマを買い替える気すら起きないのだろう。
私は、雨の日に洗車をするのが好きですが、この場所だとそれも容易にできそうです。
私は平成元年生まれなのでまだまだ若造かと思いますが、生まれながらにしてクルマオタクという点で、同じような道を歩んでいることに気が付かされました。それだけに、ここのブログのインパクトは僕にとって大きなものなのです。
主に実用的なデザイン面や使い方の考察に関し、おっと思うどころか、共感を覚えることも多く、それ以上に勉強になることも多かったです。今後も、勝手な願望ではありますが、貴方の自由なペースで良いから、是非とも続けて欲しいと強く感じました。