たかがＺ、でも、されど。

この間、茨城県は水海道に美味しいパン屋があると聞きつけて行ってきた訳だが。そのパン屋の近くのスーパーの駐車場に、Z31が停まっているのを発見して思わず激写。

このクルマが時間の経過に耐えられる意匠を持っているとは思わない。思わないけれど、「フェアレディＺ」の名前をいただくクルマのデザインという目で見ると、それなりの良さを僕は感じてしまう。要は、「Ｚ」のブランドをリスペクトしているというだけなんだけど。 眠そうな目と、はっきり区別された前後のウインドゥグラフィックス、ごく短いノッチを残して勢いよく断ち落とされたテールが、どうにもイイ。

SAY GOODBYE TO COMFORMITY.

年度も変わり、桜も咲いては散り、4月もはや半ばまできた。
僕はお祭り状態の仕事をかきわけかきわけ、今日もなんとかサバイブできた。

書きたいことはたまっていく一方だ。たとえば、
- 2月に中国に出張したときの、現地のクルマの話
- ラジコンにはまってはまって、ついに京商が出している「Mini-Z」も買ってしまった話
- 門前仲町の居酒屋「魚三」の刺身の旨さにひっくり返った話
- レクサスISのTVCFに新しい感覚を感じて思わず同車が欲しくなってしまった話
- トヨタのワゴンならフィールダーよりもサクシード5ナンバー車が欲しい話、など。

でも、とりあえず今日いちばん書きたいネタは、日産がアメリカで新型アルティマを発表した話だ。
写真を見てほしい。そして、nissanusa.comにも勢いに乗ってアクセスしてほしい。日産がアメリカで売るミディアムセダンは、どうしてこんなに日産臭さを残しながらもスマートでキャッチーなんだろう。噛んでいくうちにコリッと歯に当たる「日産らしさ」が確かに感じられて、同じ「わかりやすい系」のデザインながらホンダのそれとは明らかに違う。
タイトルの「SAY GOODBYE TO...」は、USにおける新型アルティマのキャッチだ。隣の家と同じカムリやアコードを買って楽しいと？そんなメッセージとともに、語感そのものにどことなくiPodな匂いがしてイイ。僕だけ？