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クルマに関する妄想集(+その他のことも少し)

306、(今後もずっと) 復活

2006年06月18日 23時44分39秒 | Weblog
昨日、やっと修復を終えた306を受け取ってきた。歪んでしまったリアハッチは板金で元通りになり、リアバンパーは新品に交換された。
12年/9.6万キロを経た僕の306に新品のリアバンパーというのも何だかこそばゆい感じだが、仕方がない。 「PEUGEOT」、「306XT」 のエンブレムまで新品になってしまって、それについては真剣に残念に思うけど。

実は、306と離れていたこの1ヶ月半の間に、メガーヌワゴンの新車を驚愕のお得ぶりで購入できる話があって、僕はそれに少しだけ心が動いた。
306の次に何に乗ろうと考えたとき、ホログラム・グレーのメガーヌワゴンはそうとう魅力的だった。後期型が日本に導入されてからでは遅いという気持ちもあった。マイナーチェンジ後のメガーヌは、どうひいき目に見ても、とびつきたくなる出来ではない。

悩んだ末に、結局僕は、メガンワゴンを買うのをやめた。購入を思いとどまらせたものは、306とこんなかたちで別れるのはどうにも納得できないという思いからだ。メガンは確かに素敵だろうが、306を即刻捨てさせるほどの魅力かというと、それは微妙だ。 それよりも、初めて306の写真を見て、電撃的に好きになったときの気持ちは僕の中でいぜんとして大きな部分を占めている。 それほどまで恋い焦がれ、手にしたクルマと、こんなふうに別れるなんてことが許されるだろうか? 306を買ったのは、そんなに適当な気持ちからではないはずだ。

「何かを選び取ることは、それ以外のものを切り捨てることだ」という言葉を思い出す。 今回の決定は、僕にとってけっこうタフな決断だった。同時に、僕は306をとことんダメになるまで使い倒すという決断を改めてしたんだなあと思った。この選択に僕は満足している。クルマを受け取って、1ヵ月半ぶりに306と相対して、僕は306が目の前にあることが嬉しかった。
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