牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

アンクル・トムの小屋

2017-06-22 18:01:47 | Weblog
;ピレモンへの手紙1:9-11 むしろ愛によって、あなたにお願いしたいと思います。年老いて、今はまたキリスト・イエスの囚人となっている私パウロが、獄中で生んだわが子オネシモのことを、あなたにお願いしたいのです。
彼は、前にはあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても、役に立つ者となっています。
新約聖書の中で、コロサイの家の教会、パウロの後援者ピレモンへの手紙です。
ピレモン家の奴隷オネシモは、逃亡奴隷でいきさつは不明ですが、ローマでパウロに導かれてクリスチャンになりました。
当時は、逃亡奴隷は死刑と決まっていました。パウロは、ピレモンのもとへ彼を送り帰すにあたって,愛の名においてピレモンを信仰における兄弟として受け入れるようお願いしている手紙です。
このピレモンへの手紙を読んだH・B・ストウは、アンクル・トムの小屋を書き、その著を読んだアブラハム・リンカーンによって、奴隷解放宣言がなされたそうです。
書棚にあるアンクル・トムの小屋=明石書店刊全45章は、525ページの大著です。
その結論=だが、われわれにはまだ恩寵の日は残されている。北部も南部も、神の前ではともに有罪である。キリスト教会は罪の償いをする重大な責任を負っている。
この合衆国が救われるのは、不正や残虐を擁護するために皆がまとまり、罪を共通の資産とすることによってではない。
懺悔と正義と慈悲とによってだ。なぜなら、不正や残虐さは国々に全能の神の怒りをもたらすようになるという強力な掟は、石臼は大海に沈むと言う永遠の掟より、もっと確かなものであるのだから。
新約聖書お持ちの方は、ピレモンへの手紙をお読みください。
ありがとうございます。今日もまた天国の一日です。感謝します

生きる道

2017-06-22 04:53:11 | Weblog
いい道も悪い道もあることを知っておこう

自分にとっては最高の道だと思えるものが、実は最悪に至る道であるかも知れない。
自分には進むべき道のように思えても、それは誘惑の道であるかも知れない。
これだと思って突き進んだ結果、暗闇に墜ちて言ってしまうかも知れない。
人生には、自の思いとは裏腹に、全く逆の結末へとあなたを導く可能性のある道がある。
それを知ることが、思慮深い選択の鍵である。

箴言16:25 人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。
人間の前途がまっすぐなようでも/果ては死への道となることがある。