牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

赦しの愛 ああ主のひとみ まなざしよ

2015-11-15 05:23:47 | Weblog
聖書の一言;ルカの福音書22:3134 シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。
しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」
シモンはイエスに言った。「主よ。ごいっしょになら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」しかし、イエスは言われた。「ペテロ。あなたに言いますが、きょう鶏が鳴くまでに、あなたは三度、わたしを知らないと言います。」
愛は赦しです。赦しは愛です。有名なペテロのキリスト否認の箇所です。自分こそ一番弟子、何事があろうと、覚悟ができていると大見得を切ったペテロ。
そのことばを語った数時間後には、強い言葉で、キリストなどとは全く関係ないと言い切り、鶏がコケッコーと鳴きました。裁判の場に引き連れられるキリストは、振り向いてペテロを見つめます。ペテロはキリストのことばを思い出し、その優しい赦しの眼差しに触れ、外に出て激しく泣きました。この箇所を読むたび、讃美歌 ああ、主のひとみ まなざしよ。を口ずさみます。ああ主

1 ああ主のひとみ まなざしよ、
  きよきみまえを 去りゆきし
  富める若人 見つめつつ、
  なげくはたれぞ、主ならずや。

2 ああ主のひとみ まなざしよ、
  三たびわが主を いなみたる
  よわきペトロを かえりみて、
  ゆるすはたれぞ、主ならずや。

3 ああ主のひとみ まなざしよ、
  うたがいまどう トマスにも、
  み傷しめして 「信ぜよ」と、
 招くはたれぞ、主ならずや。

4 きのうもきょうも かわりなく、
  血しおしたたる み手をのべ、
  「友よかえれ」と まねきつつ
  待てるはたれぞ、主ならずや。
  アーメン
ありがとうございます。今日もまた天国の一日です。感謝します。