昨年の今日、こんなブログを書いていました。
艱難、汝を玉にす。我に七難八苦を与えよ。失敗は成功の元。若い時の苦労は買ってもせよ。などと、上げればきりがないほどの金言、ことわざがあります。
聖書にも、試練や悩み苦しみが人生にあり、それらが益となり喜びとなると、多くのことばで励ましています。
確かにそれはその通りです。逆境に出会うとなぜか人は強くなります。刀を作る人が
「焼入強刀=焼きの入った刀は強くなる」と言うとりです。鍛えれば鍛えるほど強くなるという原理は、スポーツの世界や様々な分野に当てはまります。
人生でもその原理は信仰あるなしに関わらず、同じように思います。貧乏しながら苦労して苦労しながら、大成功を収めた話がたくさんあります。
アメリカンドリームは、まさにそのような人生が輝いており、読む者にあるいは映画で鑑賞する時、胸が熱くなり感動します。
授業で、「パッチ・アダムス」を鑑賞しました。本名はハンター・アダムス。失望のどん底で自殺願望に取りつかれ病院に入院しました。病院で挫折と絶望の淵にいる同室の男に出会いました。
ハンター・アダムスは、愛を与えてくれる人の存在が、どれほど大切かということを痛感しました。
入院している人々に必要なもには、薬ではなく、愛なのだと知り、決心しそのような医者になろうと決心し、愛を与える医師となり、愛と思いやりで治療を行う夢の病院を作り上げました。
興味のある方は、「パッチ・アダムス」をご覧ください。前に見た方もぜひもう一度レンタル・DVDを!
でも反対に、逆境に出会ったことで、人生がダメになってしまった人々も多くいます。日曜日の午後は新世界にある、大阪エリムキリスト教会の礼拝に出かけます。浪速区、西成区、天王寺区は、大阪市内でもっともホームレスの多い地区です。
その真ん中にあるエリムキリスト教会でも、さまざまな逆境に揉まれた方々と出会います。お話しを聞くだけでも涙を禁じえない人生もあります。
イエス・キリストを信じる時、逆境をどうすることもできないと、マイナス的にとらえていましたが、試練はチャンスだ、すべてが最善になると前向きに考え始めた時、不思議に救われ新しい人生を幸せに生きる力となる方もあります。
牧師としてノウハウを提供するわけではありませんが、前向きに信じる信仰を持つだけで逆風の「向きが転じて幸せを与える方に吹き初めるから不思議です。
逆境はピンチではなく、上昇する一つのチャンスだと信じ、前向きに考え初めてみましょう。
ゼパニヤ書3:16-17
さあ。元気を出せ。恐れるな。神様があなたの内に住むために来られた。神様は力ある救い主で、あなたに勝利をお与えになる。あなたのことをことのほか喜び、非常に満足なさる。あなたを愛して責めるようなことはなさらない