牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

逆境を踏み台にして

2013-10-06 18:18:39 | Weblog

昨年の今日、こんなブログを書いていました。

 艱難、汝を玉にす。我に七難八苦を与えよ。失敗は成功の元。若い時の苦労は買ってもせよ。などと、上げればきりがないほどの金言、ことわざがあります。

 聖書にも、試練や悩み苦しみが人生にあり、それらが益となり喜びとなると、多くのことばで励ましています。

 確かにそれはその通りです。逆境に出会うとなぜか人は強くなります。刀を作る人が

 「焼入強刀=焼きの入った刀は強くなる」と言うとりです。鍛えれば鍛えるほど強くなるという原理は、スポーツの世界や様々な分野に当てはまります。

 人生でもその原理は信仰あるなしに関わらず、同じように思います。貧乏しながら苦労して苦労しながら、大成功を収めた話がたくさんあります。

 アメリカンドリームは、まさにそのような人生が輝いており、読む者にあるいは映画で鑑賞する時、胸が熱くなり感動します。

 授業で、「パッチ・アダムス」を鑑賞しました。本名はハンター・アダムス。失望のどん底で自殺願望に取りつかれ病院に入院しました。病院で挫折と絶望の淵にいる同室の男に出会いました。

 ハンター・アダムスは、愛を与えてくれる人の存在が、どれほど大切かということを痛感しました。

 入院している人々に必要なもには、薬ではなく、愛なのだと知り、決心しそのような医者になろうと決心し、愛を与える医師となり、愛と思いやりで治療を行う夢の病院を作り上げました。

 興味のある方は、「パッチ・アダムス」をご覧ください。前に見た方もぜひもう一度レンタル・DVDを!

 でも反対に、逆境に出会ったことで、人生がダメになってしまった人々も多くいます。日曜日の午後は新世界にある、大阪エリムキリスト教会の礼拝に出かけます。浪速区、西成区、天王寺区は、大阪市内でもっともホームレスの多い地区です。

 その真ん中にあるエリムキリスト教会でも、さまざまな逆境に揉まれた方々と出会います。お話しを聞くだけでも涙を禁じえない人生もあります。

 イエス・キリストを信じる時、逆境をどうすることもできないと、マイナス的にとらえていましたが、試練はチャンスだ、すべてが最善になると前向きに考え始めた時、不思議に救われ新しい人生を幸せに生きる力となる方もあります。

 牧師としてノウハウを提供するわけではありませんが、前向きに信じる信仰を持つだけで逆風の「向きが転じて幸せを与える方に吹き初めるから不思議です。

 逆境はピンチではなく、上昇する一つのチャンスだと信じ、前向きに考え初めてみましょう。

ゼパニヤ書3:16-17

さあ。元気を出せ。恐れるな。神様があなたの内に住むために来られた。神様は力ある救い主で、あなたに勝利をお与えになる。あなたのことをことのほか喜び、非常に満足なさる。あなたを愛して責めるようなことはなさらない

恵みはゆたかに

2013-10-06 18:07:08 | Weblog
すべての重荷を 主イエスは背負い
十字架に罪とが 赦しきよめて
神の子とされ  とわ(永遠)のいのちを
ハレルヤアーメン 天国の日々

主イエスは復活 世の終わりまで
恐れも不安も  悩みも消えて
すべては益なり 御名をたたえる
ありがとう感謝で 勝利の日々を

恵みはゆたかに 愛に満たされ
平安さいわい  主イエスとともに
福音伝える   喜びまして
御霊に満たされ 献身の日々
アーメン


恵みは朝ごと  日ごとにゆたか
いのち生かされ 望み新たに
ハレルヤアーメン 幸い満ちる
主イエスに仕える 喜びあふれ

新たな旅立ち 約束の地へ
安息ゆたかに 恵み溢れる
信じてアーメン わがものとして
今日も天国 ありがとう感謝

主イエスはともなり 進み行け行け
恐れることなし 勇気百倍
聖霊注がれ   力にみちて
天の祝福は   すでにわがもの
アーメン

偶像を造るな、拝むな

2013-10-06 06:14:50 | Weblog
聖書の一言=出エジプト記20:4-6 あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。
それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、 わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。

十戒の第二戒は、偶像作成、崇拝の禁止命令です。第一戒を守れば、当然の戒めです。偶像の本質は、自分のために作成されたものです。

人生の目的がわからなくなり、食べるために生き、生きるために食べるトンチンカンな人生観を持ちます。自分のためですから地位、名誉、財産、健康、安全、商売繁盛、銭持ってこいなど、あるいは初詣に8000万人も出かける正月など、愚かな行事が信心深いなどの評価で繰り返されます。

宗教的理由でいくら説明しても、自然崇拝、人物や動物崇拝など、どこまで行っても真の神ではなく、自分のために作った偶像です。自分が作ったものに手を合わせ、救ってくれと拝んでも、自己満足の救いはあっても、真実に救われず、滅びの道をまっすぐに進むだけです。

主イエス・キリストの十字架は、もうストップし真の神を信ぜよとの赤信号です。無視して突っ走れば、地獄行きの滅びだけです。回れ右して、アーメンと信じバプテスマを受け、人生の目的=神の栄光のために=をしっかり受け止めましょう。

奈良県生駒市に住んでいます。生駒山には、偶像がいっぱいあり、大きな岩を拝む、白い蛇を祀る、きつねやたぬきは当然、太陽や月を礼拝したり、架空の想像の産物を、きらびやかに飾りありがたそうに祀り上げたり、上げたらきりがないような偶像が、さもありがたいものであるかのように、拝まれています。

日本は八百万の神々崇拝され、紙切れや木片まで有難られ、インドに億を超える偶像があり、世界中にはどれくらいの偶像があるのか。最近は人間は神だという考えで、潜在意識や脳や遺伝子、あるいは宇宙意識、サムシング・グレートという言葉も使われます。

人間は万物の霊長であると言いながら、行っていることは獣にもまさるような汚れたことをさえ、行う時代に成り果てています。

今こそ、そのような罪の時代にサ・ヨ・ウ・ナ・ラして、唯一の真の神を信じる、平安で幸せな人生を体験してください。十字架に命を捨て、三日目に死を打ち破り、復活したイエス・キリストを、アーメンと信じ、バプテスマにより新しい生まれ変わりに人生を体験なさってください。

今日は日曜日です。お近くのキリスト教会へお出かけください。

生駒聖書学院教会と、富雄キリスト教会(奈良市)は午前10時より礼拝。

大阪エリムキリスト教会「通天閣の新世界)では,午後2時より礼拝を行っております。お気軽におでかけください。

イザヤ書

44:9 偶像を造る者はみな、むなしい。彼らの慕うものは何の役にも立たない。彼らの仕えるものは、見ることもできず、知ることもできない。彼らはただ恥を見るだけだ。

44:10 だれが、いったい、何の役にも立たない神を造り、偶像を鋳たのだろうか。

44:11 見よ。その信徒たちはみな、恥を見る。それを細工した者が人間にすぎないからだ。彼らはみな集まり、立つがよい。彼らはおののいて共に恥を見る。

44:12 鉄で細工する者はなたを使い、炭火の上で細工し、金槌でこれを形造り、力ある腕でそれを造る。彼も腹がすくと力がなくなり、水を飲まないと疲れてしまう。

44:13 木で細工する者は、測りなわで測り、朱で輪郭をとり、かんなで削り、コンパスで線を引き、人の形に造り、人間の美しい姿に仕上げて、神殿に安置する。

44:14 彼は杉の木を切り、あるいはうばめがしや樫の木を選んで、林の木の中で自分のために育てる。また、月桂樹を植えると、大雨が育てる。

44:15 それは人間のたきぎになり、人はそのいくらかを取って暖まり、また、これを燃やしてパンを焼く。また、これで神を造って拝み、それを偶像に仕立てて、これにひれ伏す。

44:16 その半分は火に燃やし、その半分で肉を食べ、あぶり肉をあぶって満腹する。また、暖まって、『ああ、暖まった。熱くなった。』と言う。

44:17 その残りで神を造り、自分の偶像とし、それにひれ伏して拝み、それに祈って『私を救ってください。あなたは私の神だから。』と言う。

44:18 彼らは知りもせず、悟りもしない。彼らの目は固くふさがって見ることもできず、彼らの心もふさがって悟ることもできない。

44:19 彼らは考えてもみず、知識も英知もないので、『私は、その半分を火に燃やし、その炭火でパンを焼き、肉をあぶって食べた。その残りで忌みきらうべき物を造り、木の切れ端の前にひれ伏すのだろうか。』とさえ言わない。

44:20 灰にあこがれる者の心は欺かれ、惑わされて、自分を救い出すことができず、『私の右の手には偽りがないのだろうか。』とさえ言わない。