樹々の種類は様々で、紅葉するもの常緑樹のや花を咲かせ実を結ぶものとある。枇杷葉は、一年を通じて緑が生茂り年数と共に発育していく。放置状態だと木丈は雄に10mを越え、採伐の憂き目に遇う。毎年の剪定は欠かせないのもあり、季節問わず行うことに憂う者でもある。
枇杷葉は生命力の潜む力は予知を遥かに超える為、細胞の活性化を促せる。寒さを避けての栽培が好ましいが、稀に北上の場所の環境如何に育つことも。この時期、葉の中心に膨らみ・苞が見えれば寒さ対策しておくのも方法かと。陽射しを好む為に移動させる鉢管理にして。
我が家のは全数野外管理で、鉢やプランター植えだが勢い良く育つ。肥料は特にせず、寒肥として糠と塩。米袋の60kgに糠と粗塩2㎏、野菜屑や珈琲糟等を混ぜて与えている。農薬使用は好まなく、お酢を薄めての散布で虫や蜂は飛び交う。自然界の循環を壊したくないのです。
枇杷葉に花が咲くのは旧暦の冬・神無月から師走で、品種に因り彼岸の時期までを綻んでいる。剪定時期は、寒い頃が適し立春までとしている。生葉の焼酎への漬け込みや、茶葉の拵えも鋏を持つ手かじかむ中の作業だ。葉の表面や裏等、束子で擦るのは以ての外かも知れず。
枇杷葉の生葉を洗うのもしません、柔らかい布で拭きます。自然乾燥をするのと、雨に合わさないことなので室内に置けば充分です。その際には、新聞紙や段ボールを敷いて広げます。時々天地返し、葉の状態を見ていきましょう。基本、虫喰いや黄色の葉は最初に除けておきます。
お茶葉を作るのも、育ててにも丹精込めるには愛情が必要とされます。我が家の苗が其処に居られるうれしさに育つのと、音信不通の苗の出来は異なります。行った先で、命を終えた物もありますが生命力旺盛。植物や動物は言葉を発しませんが喋らないのではなく、傾聴しない故。