昨夜の雨と雷に、明日は止むかと思案しながら、すばるを膝に乗せていたら、雷鳴に驚いたすばるが、滑って落ちた。抱き上げようとしたが、雷が怖いのと驚いたのとで、留守中の居場所になった出窓に行って、呼んでも来ない。
やれやれとパソコンを閉じ、枇杷湯に入って布団に入る。その頃には、もそもそとし始めて、鈴の音が聴こえ出す。枇杷葉茶も飲んでいるし、餌も飯でいるので、そのままにしておく。今朝は、早くから起きだしており探検に余念が。
午前中に銀行に行く予定で出るが、その前にと寄った本屋で、何ということもない世間話に高じて、昼を少し過ぎる。その後、宅配所で枇杷を発送する。リエさんに、今年最後の白枇杷を送る。知人が今夕、枇杷狩りに来る予定。
帰宅途中、何時もお世話になっている銀行に寄り、我が家の枇杷を差し出す。地元の信用金庫だが、店員さんの応対が、実に気持ち佳い。今年はたくさん生ったのでと、枇杷葉の使途も、講釈というか薀蓄を垂れておいたが。
帰宅し、天気に気を好くして、洗濯物を外に出し、洗濯機を回す。すばるは、出窓で眠っていたが、ご飯を食べ出すと下りて来た。あまり腹は減っておらず、少しだけで再び低位置に落ち着く。今晩の献立は、稲荷寿しとコロッケだ。
じゃが芋を塩で茹でながら、ご飯を仕掛ける。眠いので、珈琲を淹れておき、枇杷を剥いて口にする。甘いのもあるが、味のないのもあり、今年の出来に複雑な想いだ。これまでは、どれもが甘いかったのだが、原因が分らない。
然し、これだけの収穫をもたらしてくれたのだ。感謝以外の何物でもない。まあ、袋掛けは大変であったが、こんなにたくさんの収穫に、自然からの恩恵を受け取れて有難い。野鳥も飛来して啄ばんでいる。無農薬であるのだ。
花芽の状態です。ここまでびっしりと花芽がついたのは、昨年が初めて。最初は、たった1枝が3枝に。