生前の父母の、娘に対する気持ちには、思い通りにならない意固地な子と映っていたかもしれない。天邪鬼であった。母の妹に接する姿と、私への違いに、何時も不満が溜まっていた。祖母は、兄を殊の他可愛がって、望む物は買い与えた。
その兄には、高校卒業と同時に出て行かれ、母の胸中や、父の思いには何があっただろう。祖母の亡くなる時には、傍にいる私よりも、居ない兄に、立ち会わそうと躍起になっていた。それらが兄には負担であったと言う。何という驕りであろうかと呆れる。
認知症になった、父母の世話をしたいと申し出ても、面会さえもさせず、今になって自分たちだけでしたとは。亡くなっている者への想いは愚か、生まれたことへの感謝の念もない。弔辞に誓った兄妹力を合わせて、今後はやっていく。と言ったことも嘘である。
だが。生きていくためには、様々なことを乗り越えて行かねばならない。何度転んでも起き上がるのだ。諦めない。リエさんやサンタさん、りささん。自分の心の支えになってくれることを、先ずは感謝しよう。命のあることを、両親に産んでもらったことを。
リエさん、サンタさん。枇杷葉の生葉を送るね。8月は珍しいことに、2日と31日が満月なんだ。こういった天文現象時の枇杷葉には、効力もたくさんあるよ。焼酎に漬けておいてね。蒟蒻も温めて枇杷葉を乗せてみてね。ナイロンの袋に入れて、冷蔵庫に保存なら1週間は保つよ。
クリスマスローズと、長崎茂木です。今は、ウンカにエキスを吸われて、黄色になった葉が落ちている。自然は厳しいのだ。