枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

水無月、望・大潮、打ち水

2015年07月31日 | Weblog

 帰宅するのも急くように、照りつける空を見上げる。夕立もない。駐車場に愛車を停め、荷物を下ろして、水道の蛇口を捻る。1時間ばかり、ホースからの水を遣り、焼け付いた地面を潤す。その後、行水をして汗を流し着替えた。心持ち涼しくなった気分。

 今年の、ペルセウス流星群は、月が欠けていく状態なので、観測し易い。冬のふたご座流星群と並んで、比較的に観えることが多い。初心者向けの流星群とも言えよう。見晴らしのいい場所なら何処でも観測できる。その他にも宇宙のイベントは多いよ。

 人間が、地球での生活ができるのは、宇宙の仕組みに因ることが多い。地球上に、生命反応があり、命の育みが行われている理由には、惑星間の軌道がもたらすもの、引力との関係もある。中でも月の満ち欠け、潮の満干潮には古来深い意味がある。

 夏バテの時期。夏野菜をしっかり摂り、体を冷やす工夫をすることです。胡瓜やトマトは、サラダよりもそのままがいいですよ。レタスやキャベツは、基本的には冬の物です。玉葱、じゃが芋は、しっかり食べましょう。その際に、出し昆布を使うのもいいです。

 胡瓜を保存するのに、半分に割って塩を振り、暫くまな板に置いてから、容器に出し昆布を敷き、そこに洗った胡瓜を並べます。好みの味にして、一晩おけば即席漬けに。私は醤油をヒタヒタにして、胡瓜を入れました。えっ!と言う味に、ご飯が進みます。

 枇杷湯に浸ると、角質が自然に剥がれ、免疫を高め、抗体を増やしてくれます。一番に効果が現われるのは肌の艶です。滑らかになって、すべすべする。美白効果もありますから、いつの間にか、紙魚や雀斑も消えてしまう。でも、外見的には美人には。

 金星は、太陽の周りを変形楕円に回っている。1月から8月は、外合になって宵の明星。9月から12月は、内合で明けの明星。

 

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研修事項・・・

2015年07月30日 | Weblog

 勤務が終わってからの、研修なので、自分の意思での参加には、相当の覚悟が要る。無論、参加できない事情もあることで、何かを犠牲にしないとできない。研修に参加したからと言っても、それがどれ程の価値になるかは個人差もある。

 現場と机上は違うし、本音と建前にも其々に思惑があり、必ずしも一致しない。基本的には大筋は違わない。対応の仕方や、声音、態度が大きく影響する。然し、幾ら介護福祉士と言えど、相手に添うのは、相当に忍耐が必要となるものだ。

 不安定な天気に、思わず空を見上げる。湿気を多く含んだ空気で、直ぐに汗ばんでしまう。勤務先では、極力冷たい物を避けて、温かい飲み物にしている。従って、珈琲はホット。めんどくさいと言われようが、体に好い状態でいたいものだ。

 枇杷湯に浸かると、角質が自然と剥がれる。枇杷葉ローションでも同じ事が起きる。知人に、リンパ線マッサージをすると、ぎゃぁ!と叫ぶものの、次第に気持ち良くなるので、眼を閉じている。耳の後ろなど、余りの気持ちの良さに眠った。

 その後は、枇杷ローションを磨りこんでいた。角質がぽろぽろ落ちて、眼を剥いた。風呂で洗っていると叫んでいたが、垢と角質は異なる。肘、膝、踵、指間等を、枇杷ローションで擦ってみれば、とてもよくわかる。体と足が軽くなって宙に。

 自分では、部分的にしかできないので、枇杷湯に浸ることにしている。腰痛には、焼酎漬けにしてある物を当てて凌ぐ。まあ、効果の程が、怪しいと思うなら、遣ってみるしかない。疑って施行したら、効き目はどんなものか、知りたいものだ。

 リエさんからの桃のお礼が届く。野上暁さんの、子ども文化の現代史だ。内容が充実しており無駄がない。書籍は、テレビと違って、自分の好きな時に読めるから、ありがたいのだ。それに、受信料を払わないと、苦情を言われないからね。

 鶯は、春の鳥か?いやいや、実際には夏こそ、時を得たと囀りまくる。子育てに忙しく飛びまわっている。

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休暇・・・

2015年07月29日 | Weblog

 実に、何年振りだろう。全く、何もしないでいようと決め、携帯も持たず出かけた。時間を気にしないで過すのは、何十年振りかも。のんびりと世間を忘れての休暇に、リフレッシュして帰宅した。まあ、予想はしていたが、こういう時に限って、留守電が多い。

 本来は、通信手段には、郵便がいいと思っている。その場限りの用件でなく、文面もきちんと考えてのことになり、相手の空いた時間に読んでもらえる。電話だと、情け容赦なく出なければならない。携帯など特に、こちらの融通は利かないので、多々困る。

 便利な物には、様々な弊害があり、上手く付き合っていくのが実に難しい。情報管理社会に於いては、個人情報の秘匿もままならない気がする。勤務をしている以上は仕方がない、と思ってはいるが、携帯は必要ない。休日には、心身ともに休養したいもの。

 枇杷葉茶を持ち、無農薬の珈琲を淹れ、身軽な格好で行く先未定で行く。食料も、しっかりと持ち、コンビニに寄らないでもいいようにする。余り遠くだと、帰れなくなるので、のんびりできる場所を探す。天気が不安定だが、星の観えるのが有り難いものだ。

 陽が落ちれば眠り、明るくなれば起きる。自然とは何と有り難いもの。天の川の美しさに眼を瞠り、金星や火星の瞬きに感謝する。家で居ても観えるが、たまにはいいものだ。時間ばかりを気にし、裏隣のクソ餓鬼と、親の虐待に心を痛めることもない。無。

 日々の雑事に煩わされるのも、休暇だけは忘れていよう。向日葵、むくげ、芙蓉、百日紅が眼に留まる。盛夏の中を咲き誇る姿に、励まされているようだった。明日からの仕事に、鋭気が戻ってきているといいな。途中、子どもの姿を全く見かけずであった。

 金星のこと。夕方の宇宙に、一番早く現われて輝く惑星。いちばんぼし、みぃ~つけた。と家路を急いでいた。

 

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涼しい夏・・・

2015年07月27日 | Weblog

 桃の出来が良くない。甘さが足らないのだ。商品として、大きさや色等は合格しても、糖度が例年の半分もない。折角の桃ではあるが、がっかりしてしまった。夢白桃は、この日照で甘いかもしれない。自然の恵みだから、収入を得るのは難しい。

 猛暑と言うが、これくらいの気温では。水無月の頃には、喧嘩沙汰が発生し、運悪ければ亡くなってもいた。米作りにはそれくらい、水が大切であり、しんどい思いばかりでやって来た。離農する理由は様々だが、役人は自分の懐ばかり気にする。

 ふなっしー。疲労につき倒れたと言う。あれだけ、出没していれば、どんなに元気な人でも、体調を崩すだろう。病気になってからでは遅い。睡眠時間や、栄養的なことまで、自分で管理するのは容易くないだろう。人気やお金って、怖いものだね。

 ロイズの製品が、サイズは小さくなり、価格が上がる。これまでは、北海道だけであったのが、ネットの普及で、随分と売上も増えた筈だが。商品も¥5,000で送料が無料になるのに、航空賃で、そうはならない。何となく買う気が失せてしまった。

 最初は、物珍しさにたくさん買っていたし、皆で送料を割っていた。人数を増やせば、殆んど無料になるので、あちこち声をかけていた。だが、飽きた。そこまで拘りを持たなくても、命に別状がある訳でもなし。デパートに行き合わせば買えばいい。

 人間無理はいけない。自分に合った生活でないと、必ずや破綻が来る。身の丈にあった暮らしを送り、小さなことにも感謝する。自然の恵みに、命を感じて戴き、新しい命へと繋げていく。地球を在続させるためには、何かの犠牲を伴うものだ。

 大豆が発芽して、可なり育ってきている。フェンスの外には、朝顔やミニバラも絡まる。夏仕立てにしながら、昆虫との共存の難しさにため息。イソップでも有名なキリギリス。新芽の美味しいところを齧っている。昨日、ドクダミエキスをかけたが。

 りささん枇杷葉の傍の鉢には、たくさんのクリスマスローズが溢れる。種も自然に零れて、発芽している。

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早朝の草刈・・・

2015年07月26日 | Weblog

 昨夜は、早くから休んだので、AM5:30には起きていた。草刈機が使えないので、時間をずらせて出て行く。刈った草を掃き集めたり、腰を伸ばしたりしつつ、若い者に譲って、監督をする。1時間弱で終了する。その後、息子に連絡し墓掃除に。

 いやぁ。覚悟はしていたが、荒れ放題になっている。草枯らしばかりを散布している。これでは人は無論、生き物は棲めない。両親が居た頃には、実に綺麗にしていたのが、無残な姿になっている。それでも気を取り直して、ご先祖の眠る場所に。

 本来は、咽喉の渇きに真っ先に、持って行っている水を上げるのだが、先に掃除をしないと笹が散らばっている。息子と二人、黙々と掃いたり、取り除ける。今回は、母や祖母等に、よくよく頼んでの草刈。ミミズにびくついたが、無害なので安心。

 蜂にも遭遇せず、何とか掃除を終える。しきみを切って挿し、お盆に来るからと告げておく。盂蘭盆会には、家に還れるのに、戸口さえ開けない。ご先祖が不憫に想える。この先、何回来られるかわからないが、極力足を運ぼう。息子は黙ってる。

 帰宅して、汗びっしょりの衣類を脱ぎ、行水をする。洗髪も済まして、時間を確認したら、10:37だ。朝をまともに口にしていないので、ソーメンを茹でる。休憩をしようと横になるが、余り眠くないので、ソロモンの偽証を読む。あらっ読み落しが。

 午後になって寛いでいたら、桃の手配ができたので。と連絡があり、近くまで受け取りに行く。その後、友人が来宅して、珈琲を飲みつつ持って帰った。今年の桃は甘くないらしいが、さて真実はどうだろう?清水白桃は、随分と小粒なんですね。

 リエさん等に送ったのは、清水白桃ではないそうです。Sさんが、夢白桃を贈るので、送っていいかと聴かれましたので、お願いしておきました。その節には重ね重ねお世話になりました。とのことです。小さな親切を忘れないお礼ということです。

 路の側から自宅を望んでの、長崎茂木・赤枇杷です。ここ数年、数量が減っていますが、味は甘く、果汁もたっぷり。

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墓掃除に・・・

2015年07月25日 | Weblog

 春先には行けたのだが、その後は中々都合がつかず、明日になってしまった。台風が接近しているらしいが、お彼岸が来ない。実家の戸は閉めきったままだが、せめて墓は綺麗にしておきたい。ご先祖も安心して眠れまい。何が居るやら重装備で行く。

 職場にお中元が届き、お八つに戴いた桃。甘味が少なく、例年の半分くらいの味だ。リエさんに送ってもらったのは甘かったのか。見通しが甘かったなんて厭だなぁ。明日には、我が家へも持って来てくれる段取り。桃農家も県下には多いから、外れもある。

 我が家の枇杷葉は、肥料に塩を入れる。珈琲のカスも、糠や焼きすくもも。後は、何もしないし遣らない。それでも果汁たっぷりだし、甘くて美味しいのが自慢。商品化はしないけど、無農薬を実践している。サンタ枇杷葉は種類が、淡路田中なので大きい。

 今年の晩秋には、枇杷葉の中心が膨らんでくるので、花芽茶にするのや、結実を待つのや、試してみようと思っている。寒中には剪定もしよう。あまり高くなられては、収穫時に脚立が要り難儀でもある。骨を折ってでは、丹精込めた意味がない。骨折り損。

 Aさん家に水をもらいに寄る。出された枇杷葉茶を、飲む前から何とも云えない匂いが。やはり花芽茶だった。これは、実家の枇杷葉を伐った時のを忘れていたか、我が家のかも定かではないが、爽やかで清々しい味に、思わず知らずうっとりとしてしまう。

 勤務を終えてのことに、Aさんは何かと用意してくれ、お腹も一杯になる。帰宅して、枇杷湯に浸り、着替えてさっぱりした。明日は、早朝6時から草刈がある。その後は墓掃除に息子が付き合ってくれる予定。多忙な一日になりそう。台風は反れてほしいなぁ。

 クリスマスローズにも、本当に色々あって、同じ種類を買っていても、咲き方も姿も異なる。それが愉しみ。

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土用の丑、上弦・小潮

2015年07月24日 | Weblog

 桃農家に、その時期が来たら、贈ってくれるように依頼して、住所を渡してある。従って、緊急事態が発生しない限りは、自動的に発送される。以前は、青空市屋、農家に出かけて求めておたが、時間的な余裕がない。快く引き受けてくれ安心。

 某作家さんからはアドレス宛に、リエさんからは携帯にメールが届き、はり灸さんからは、直接声のお礼だった。さて一軒は、ご丁寧な封書で届けられる。どなたにも日頃からお世話になっており、自慢できる物と言ったら我が家の枇杷と、この桃。

 向こうさんは、著作がたくさんあっての作家さん。何かとそれらを送ってくださる。然も、サイン入りである。包みを開けて、真新しい書籍が現われ、捲ったページの最初に、作者のサインと我が名を見つけた感動を。この世の何よりも、うれしいよ。

 ファン冥利に尽きる。然し、あまりこういう感動は伝わらない。尤も、いい年の大人が、1冊の書籍を胸に抱えて、ニマニマしている姿など、却って気味が悪いのかもしれない。子どもの頃に図書館もなく、雑誌でさえ兄にしか買ってもらえなかった。

 かのファンタジーの知名度を持たれる方が、自分の作った枇杷や、送った桃を頬張ってくれている姿を、想像できたであろうか。こんな繋がりをさせてもらえること自体、身に余る幸せというものに等しい。それに依って、新しい作品が誕生すれば。

 今は、図書館での利用に変えているが、どうしても手元に置きたい書籍は買う。殆んどをリエさんが送ってくれるが。本は、自分の場合は片割れ、分身かも知れない。庭を見回る以外は、活字と向き合っているもの。テレビを観る気にはなれない。

 望んでいた暮らしかもしれないし、そうでないかもわからないが、環境がいいのは有り難いこと。仕事はきついが、そうも言っておれない。先日も、同期で同い年の方が辞めた。気力も体力も限度にきているのだ。迷惑をかける前に辞めなくては。

 寒の戻りがあり、雪花が舞った。寒さにめげず、凛として咲いている姿は、何だか見習いたくなる。 

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水無月、大暑・小潮

2015年07月23日 | Weblog

 大暑 暑熱、最も甚だしい。と言う意で、大暑と呼ばれる。毎年、七月二十三日頃である。然しこの寒さはどうだろう。湿気は多く、べたついてはいるが、扇風機などとんでもない。足が冷えてくる。家中に居れば涼しいのを通り越している。米は不作だ。

 サンタさんに、我が家のサンタ枇杷を送ったら、お礼に娘さんが小さなごんごを作ってくれた。豆河童であるのが、何とも可笑しい。市販の枇杷は、大きいが味が薄い。我が家の枇杷は、粒は小さいが、糖度は高い。それにしても、親指大の大きさだ。

 こちらでは、河童とも言うし、地方に依ってはごんごとも言う。町興しに一役かって、愛嬌ものになっている。河童って、悪戯ものでもあるらしいが、百姓とは縁が深い。何を於いても、水の守りとして祀られる。胡瓜を供え、水乞や雨乞いに重要である。

 某児童文学作品に、水のしろたえの書籍に登場する。この児童書は、三部作になっていて、地と潮の王、水のしろたえ、波のそこにもである。タイトルに拘りがあると言えば、同人誌に連載時には、はるかな岸辺にだった。こっちの方がしっくりとくる。

 出版社も、其々に異なり、作家は同じだが、挿絵は違う。読者の勝手な想いとしては、イメージの感から同じが好いとも、舞台が移っているのであれば、代わって当然かもとも。いずれにしても、日本古来の御伽草子や、伝説の下敷きがあり面白い。

 これ等は、個人的に謎であったことが伏線に張られていて、古事記や日本書紀を読み返すきっかけにもなった。児童文学というジャンルにも、子どもの時とは違う感想もあり、大人になって読み返すのは以外にも愉しい。奥が深い書物もあるんだね。

 以前、童話を書いていたが、創作とは嘘の羅列だ。それをどんなにかリアルに、言葉巧みに内容を展開していく。起承転結はむろんのこと、伏線もきちんと想定しなければならない。最後のどんでん返しの工夫も要る。人真似では書けないことだ。

 児童書によっては、やたらと お をつけたり、言葉の表記の間違いが目立つ物が多い。そういう下らないのは直ぐに閉じるか、読む気にならない。童話であるからと言うが、れっきとした小説でもある。お花にお水を上げる等、以ての外で腹立たしい。

 庭の、枇杷葉の樹の下に置いてある鉢。夏の暑さを嫌うため、枇杷葉の葉影がいい。年毎に一輪増えていく。

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再び、三度・・・

2015年07月22日 | Weblog

 帰宅すると、キリギリスが居る。1匹捕獲し、庭を見て回る。台風が接近しているとかで、影響がないか、木香バラの新芽を落としたり、トマトの熟れ具合を確かめたりする。玄関にやっと辿り着きポストを見れば、不在通知が入っている。田舎の郵便事情は最悪。

 夕方の5時半を過ぎると、絶対に配達をしない。時間指定でも持って来ない。昼間に家に居るのは、休日か病気だ。便利なようで、全く信用もない。不信感の固まりの企業だ。お役人気質が抜けない集まり。宅配なら、何度か足を運ぶか、遅くに持って来てくれる。

 台風が多い年か?早くから1号が発生し、既に11号に達している。例年の如しとも思えるが、大当たりになるかもしれない。他国の援助も必要だが、福島県を切り捨ててはいけない。未だ除染も終わらず、野晒しの家々がある。避難しているからって、支援は?

 国立競技場など、前回の時の建物を修復したり、何がしかの工夫をすればいい筈だ。あれだって、オリンピックの時だけでは、余りにも無駄使いであろう。戦争へと駆り立てる解釈にも、大いなる疑問を持つ。日本の国って、何時からそんなに豊かになったのか。

 義務教育として、9年間を学び、受験して高校に行く。発展途上国の子供等は、勉強したくても働かなければならない。一昔前の、二宮金次郎だ。近代化が目覚ましい、日本の国では、親が児に行ってもらう。子は、親に対して、頼まれるから行ってやるんだの感。

 平和な時代に、産まれてきたことを感謝することもなく、当たり前の現象で受け止める。父母や祖父母、祖先の努力を忘れている。満州事変さえ、太平洋戦争の発端も、不思議そうな顔をする。真珠湾攻撃を、沖縄の悲惨さを更に、原爆の恐怖を語り継ぎたい。

 忘れてはならないのは、若い命が散ったこと。死ななければならない理由など、何一つとしてないのに。たった一枚の紙で、戦地に行かなければならなかった。無念さ、悔しさ、哀しさも、誰も保障をしてくれない。戦争はいけないよ。原爆では、一瞬に消えていく。

 春の陽射しが暖かさを感じさせる日。やっと綻んで来た梅の花。何とも清々しい香りに、心に沁みていく。

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ドクダミを煎じる

2015年07月21日 | Weblog

 農薬代わりにしようと、今朝ドクダミを引き抜く。根っこを洗って、鍋で煮出し煎じる。防腐剤が入っていないので、直ぐに腐る。噴霧器があるので、それに入れてしよう。枇杷葉エキスもかけておこう。休日は何かと用事が多い。薔薇酒もたくさん出来た。

 友人が、昼前に来て珈琲を飲み、喋って帰る。我が家の本を借りるのが目的だが、厭きもせずやって来る。平岩弓枝さんの、御宿かわせみが気に入って、読んでしまった。宮部みゆきさんのは、特色が強く馴染めないのもあるらしい。惚けなくていいよ。

 ソロモンの偽証。映画では前後編で成っていたが、これだけの枚数を分けるのは無理があろう。主役が藤野涼子という設定にも、本編とは違いが大きい。レ・ミゼラブルが、ミュージカル仕立てで、あれだけに縮められているのにも、酷くがっかりしたが。

 壮大なスケール、と云ったって高々知れている。シリーズ物にするしかないだろうが、それもまた監督が変れば落胆も大きい。そこで、自分の頭の中で、映画の配役に動いてもらって、忠実な原作の映像を試みる。これなら誰にも迷惑はかけないし納得。

 ナルニア国物語も、そういった意味では新作への期待が高まる。実写版では、無理な場面が多いだろうが、格段の技術進歩で、驚く映像になる。唯、ブルーレイとDVDのセットには閉口する。価格が高い上に必要もないからだ。別々の販売を望む者だ。

 ビデオテープの観れなくなったのにも困る。以前には、故障すると修理で出せ、部品さえ換えれば直っていたのが、本体自体の買い替えの方が安いと勧める。下取りの方が価格がいいのか?新品になって良く見れば、安価な材質に仰天する。詐欺だ。

 何処にも出かけず、自宅で過すのは久々だ。何せ、図書館が休館日で、予約本を借りに行けない。田舎の図書館の事情で、夕方は6時に閉まる。明日も、勤務上行けない。網戸にしているが、風が良く通り、下手すると落下している。冷房で風を引く。

 勤務先の居場所は、台所が暖かくて良い。私以外は冷房主義なのだ。北極か南極の気温に、避難場所は台所にしている。それでも寒いが、着込むと汗疹が吹き出る。塩で体を擦り、枇杷湯に入る。就寝時には、枇杷葉温圧療法をして、眠りに就く。

 この頃になると、宇宙にも変化が観られる。星座の配置、月の姿に、春が少しづつ訪れて来る。

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