昨夜は、夜中に雨が降っていたが、今朝は蒸せるもの天気である。鋏と箱と脚立を用意して、庭に出てみる。先週の土曜日と昨日に、孫たちが枇杷狩りをしているものの、枝はたわわに撓っている。日当たりの良い、上の枝から袋を外す。小さなお日さまが覗く。なんと眩しいことか。知らず顔が綻ぶ。
自然の恵みを戴く。ということは、この枇杷も神の宿る物。人間に与えようと熟れさせてくれたのだ。その命を粗末にはできない。できるだけ傷つけないよう箱に入れる。我が家のは、売り物でないので、粒が小さい。加えて、甘酸っぱい。だが美味しい。リエさん、サンタさんにりささんに、箱詰めする。
『泳げ』が来ないのだが、と思案しつつ、りささん宛ての荷物を作る。明日の夕方には到着ですかね。今暫しお待ちください。これから発送に行ってきます。荷物をクロネコに持って行き、孫を迎えに立ち寄る。外は、風が吹いていて気持ちが良いのに、窓を閉めて冷房をかけている。なんとなく違和感のあるのが否めない。
我が家に到着すると、早速に枇杷狩りである。昨日も来て、採ったらしいが、よく熟れているのを確認するように言う。お祖母ちゃんの枇杷は、自然の命をもらっているんだね。と、大人びた口調で語る。だから美味しいんだね。とも言う。どこでそんなことを教えてもらったのか?と聴けば、自分で考えたの。と、答えた上の孫です。
夕食はカレーでした。その後、せっせと枇杷を食べる孫。美味しいのか、物も言わず、むぐむぐと食べる。小さいからでもあるが、30粒をぱくつく。〇〇はしあわせだなぁ。とにこにこする。こんな美味しい枇杷は、どこにも売っていないね。と喜ばす。お祖母ちゃんが生きている間は食べれるよ。うん。家の庭に持って来るよ。と、返事した。
リエさん。本が届きました。サイン本だけと思っていたのに、びっくりしました。ありがとうございます。時間を見つけて読みますね。自然農法でのやり方には、とても興味があります。我が家の枇杷が美味しいのも、糠と塩だけの肥料です。塩?に首を傾げるでしょ。自然の力にあう方法は、身近な自然を取り込むことだと、始めています。
この時点では、未だ青いブルーベリー。30粒熟れていました。孫たちが分けて食べていました。