枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

暑さ募る・・・

2014年05月31日 | Weblog

 夏野菜をしっかり食べよう。今までは、体が冷えるので控えていた、胡瓜やトマトが、新鮮なまま手に入り、食卓にも並ぶ。庭の隅でも育っている。然し、この急激な暑さに撓える。帰宅して、桑の実を取り、水遣りをする。室内も水不足になって元気がない。

 窓も、少し開けておいたが、この暑さだ。勤務先では予想通り、冷房をガンガンにつけている。足元が寒い。厭な予感がして、カーディガンを持って行っており羽織る。寸でのところで、風邪を引くではないか。冷房を点けるな、とは云わないが程ほどに。

 自宅に帰ると、ほっとする。適度な温度になっていて、網戸にすれば凌げる。無用心なので、窓を開けておく訳にはいかないが、我が家は風の通りがいい。友人も、びっくりしていた。ほんとうに爽やかな風が渡る。無論、虫や爬虫類との共存ではあるが。

 百足にしても、蛇に至って、環境のいい所に棲む。人間が、勝手に家を建てたのだ。そこんとこの折り合いは致し方ない。でも、刺されるのは厭だから、見つけたら捕る。探してまではしない。できれば、屋内に入ってこないよう言い聞かせる。ごめんね。

 シモツケの花がそろそろ咲くか。友人のくれたものだが、ドクダミと野茨と、濃淡の緑が鮮やか。庭にある花は、白い花が多く、薔薇の真紅や、金魚草、パンジー、桔梗、芍薬と百日紅が彩る。自然からのパワーを燦々ともらって、胸一杯に深呼吸をする。

 卯の花が、道路脇を流れるように咲いている。その見事さに息を呑む。白い花の滝である。その匂いも芳しい。でも、誰も見ようとはせず通り過ぎる。野茨も同じ。自然を愛でる心に、神さまは素晴しいエネルギーを与える。樗も咲き出す季節の到来だ。

 栴檀の別名だが、成程と思わず感じ入る。木が雲のようになる様だ。今は未だ、白い蕾に覆われている。開花したら、薄紫の雲になるのだ。宮城谷昌光氏のファンであったが、この記述を知って、益々心が傾いた。作者には、甚だ迷惑ではあるだろうが。

 枇杷葉の花芽が咲くのは、11月頃と思い込んでいたら、今年の寒中を過ぎた頃から、一斉に咲き、びっくりした。

 

 

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ドクダミ化粧水

2014年05月30日 | Weblog

 生葉を取って、焼酎に漬ける。色々と遣ってみて、腐ったりすることに落胆して、閃いたのがこの方法だ。焼酎は無論、35℃である。それ以下のアルコール度では、最終的に腐る。澱みが生じて使えない。薔薇の花弁も、同じように漬ける。バラ酒になるか。

 近くの友人に、ドクダミが要るか電話したら、直ぐ行きます。と返事がある。友人も、ドクダミ茶の愛好者で、血行が好く、肌がきれいだ。うんたらかんたらの飲料水は、効果がないとは云えないが、金がかかるのが難点。ドクダミ茶は安価と、無農薬で安全。

 暫くして、友人の到着であったが、それまでにしておこう、と鎌で刈っていた。汗は出るわ、暑いわでへロヘロになる。粗方出来た頃に、友人来る。然し、作業は半分も終わらない。屋敷中が、ドクダミである。手伝うという友人、鋏でチョキチョキやっている。

 新聞紙を広げた上に重ねていくが、忽ち山になる。駐車場に周り、そこから先を刈ろうとしたら、これで充分と待ったがかかる。汗びっしょりになっており、咽喉も渇いている。珈琲を淹れ、エクレアを口に、一息入れた。友人はドクダミが気になり、早々退散。

 そりゃね。ドクダミの山が3つですから、帰ってからの処理が大変ですよ。ほんとにね、手間なんですよ。茎を数本まとめて、紐で縛り吊るす。これを延々とする。出来上がった物は、壮観ですがね、ひたすらする作業に、嫌気が差すこともある。まあ人助け。

 友人の帰った後、庭の花木に水遣りをする。水道で遣るのは、根元まで届かないから、バケツで遣って行く。下手なダイエットより痩せる。今晩は、枇杷種を食べておこう。疲労回復と夏バテ予防だ。寒中に取っておいた、ドクダミ根槐茶も、効果がある。

 休日の家事にも、無駄がないのであるが、そこはのんびりとやっている。休みで好ましいのは、新聞がゆっくり読め、美味しい珈琲が飲めること。珈琲は、フェアトレードの無農薬珈琲。サンタさんに、毎月送ってもらう。体によくて、美味しいことが一番。

 窓を開け、網戸にして、換気扇を回していると、風の通りがよい。暑いのは夏であり、湿気が多いのは梅雨であるから。皐月晴れとは、梅雨の合間に、青空が広がることを云う。即ち、旧暦で皐月、となるこの時期のこと。先月は卯月なので、単なる晴れ。

 次々と咲く、クリスマスローズ。寒さの戻る日にも、鮮やかに咲いていた。冬や早春に花があると、心が和む。

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皐月・朔、ドクダミを刈る

2014年05月29日 | Weblog

 湯たんぽを止めて、1週間ばかり経つ。毛布も次第に暑くなってきた。膝掛けもそろそろ終おう、と洗濯する。午前中に、塩を換え、空気の澱みを祓う。枇杷葉茶で飲んだのを風呂に入れ、その後乾燥させたのに、唐辛子と塩を混ぜ、野菜の根元に遣る。

 青空市まで出かけ、郵便局でしーちゃんに、枇杷種を送る。燃料を補給し、栴檀が咲き始めているのを撮り、落ちていた種を拾って帰る。帰宅して、ドクダミを取り、焼酎に漬ける。化粧水を作るのだ。ジャム瓶に入れて、焼酎を注いでおく。3ヶ月待とう。

 ドクダミ茶で飲むのは、この時期のもいいが、個人的には寒中に掘るのをする。消臭効果もあるので、切っては花瓶に挿す。風呂の残り湯をせっせと運び、野菜に花木に遣る。以前は、電気を使ってしていたが、横着は病の基と、バケツで汲み往復する。

 芍薬がそろそろ終わりかけている。きれいに咲いてくれてありがとう。感謝の言葉をかける。牡丹も芍薬も、雨と暑さに弱い。来年は傘を差すかな。網戸の掃除をして回り、梅の実を取り、苗物の状態を見ておく。白瓜が蔓を伸ばし始めたようでほっとする。

 桑の実が熟れ出す。まさしく鈴生り状態で、取り切れない量だ。今年も、ジャムか果実酒にしなくちゃ。リエさん、たくさんできるから、上京時に持って行くね。どえりゃあ生るのも、多少の困惑が付きものだ。大豆をばら蒔いたので、びっくりするほど発芽した。

 枇杷の実が、店頭に並び始めたようだ。種を捨てないで取って置き、そのまま乾燥させればお茶になり、生のまま焼酎に漬ければ、枇杷酒になる。化粧水にするのは、1年以上置いた物を使用し、枇杷葉茶で薄めるか、焼酎で割るかはお好きなように。

 美白効果、浸み・雀斑等にも個人差はあるが好い。但し、絶対ではなく、予防的効果であるので続けることが慣用。また希に肌質が合わないこともあり、直接ではなく手の甲等で試してからします。先ずは、体の中をきれいにしてから、外側をしましょう。

 自然にある物は、治癒能力に優れていますが、使い方と量を間違わないように、適切にします。農薬のかかっていない物を使い、感謝して自分で作る事にあります。宇宙からのエネルギーには、何かの不思議なものが含まれており、感謝して戴きます。

 木星です。この時点でマイナスでしたから、携帯でも撮影できました。尤もなことで、機能がいいので捉えたまで。

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土竜の哀しみ・・・

2014年05月28日 | Weblog

 土竜。ふ~ん、土の竜か。なるほど、器量が小さいんだ。でも、宇宙に居る龍に憧れて、何時かきっと天に昇れると、一生懸命に土を掘る。然し、太陽を目に下した途端、死んでしまうのだ。本能的に知っているからこそ、ひたすら土を突き進む。直向きな土竜。

 明日は、天気らしいので、ドクダミを刈り取ろう。薩摩芋の茎が付いたのか、葉が勢いいい。芋が入るかどうかは別で、育ってくれるか心配であった。大豆も、たくさんの芽を出した。自然に感謝していけば、作物は育つのかもしれない。小さな物にも命は宿る。

 勤務先の、冷暖房のフィルターを掃除したいんだが、中々できない。冷房に変わるこの時期には、比較的使用しないので、外してやっておきたい。冷房がフル回転で作動し始めたら、電気代がうなぎ上りになる。原発に賛成しているようで、納得いかないのだ。

 我が家では、設置していないので、その心配はない。扇風機ですら使わずで、暑さには打たれ強い。冷房をかけるのは、運転中に居眠りしてしまうからで、上半身にいくようにしている。強度も1で充分寒い。帰宅したら温めた蒟蒻を当てる。冷えから病気になる。

 生協で、枇杷の実を購入して、がっかりするのは毎度のこと。皮は硬く、実は味がない。糖度など全くなく実が腐っている。粒が大きいと言えばそれまでだが、これで¥600は高いよ。我が家のは粒こそ小さいが、甘さも糖度も引けを取らない。ハウス物だろうか。

 淡路島の田中でも、作る農家で甘さも違っている。やはり、農薬をかけているのだ。収穫量が増えて、売れればいい考えでは、味も不味いし、鮮度も悪いのだ。木村秋則さんの林檎は、無農薬で腐らないよ。枇杷も、農薬をかけるから、却って不味く腐るのだよ。

 10年の後、元気で居られたら、我が家の枇杷葉は鈴なりになる。花芽茶もたくさん採れる。今年の冬には剪定をして、あまり高くならぬようにしよう。脚立では作業がし難い。鉢植えの枇杷苗を、地に下ろそう。そうして大豆を蒔いて、麦も育てよう。自然のままに。

 白いクリスマスローズ。本来は、これが一番早く、12月に咲くのだそう。あちこちに、優しい色が広がる。

 

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柏もちを作る・・・

2014年05月27日 | Weblog

 上新粉と水で捏ね、手の平で伸ばして、餡を包む。予め、湯がいて冷ましておいた柏の葉に、少量のサラダ油を塗り、片方に寄せて乗せる。鍋に水を入れ、蒸し板を落とす。沸騰してきたら蒸板の上に柏もちを入れて蓋をし、十数分間蒸せば出来上がりだ。

 最近は、電子レンジで作れるそうだ。便利に、簡単になったものだが、電力会社の陰謀か?と思ってしまう。野菜の胡瓜が、真っ直ぐでないと出荷できない。農薬をかけ味もなく、見た目だけの商品より、曲がっていたりする物の方が、美味しいし新鮮なのに。

 大豆を庭中にばら蒔いた。野鳥が啄ばんでもいいように、たっぷりある。農薬も肥料も使わないが、自然を詰らせて実ってくれるだろう。毛虫が齧るほどに新鮮で、たっぷりのエネルギーが此処にはある。薔薇の爽やかな香りが、鼻腔を擽っていく。初夏の香りだ。

 農薬をかければ、気分が悪くなる。薔薇園に行った時、皆平気であった。薔薇の花は、咲かされており、自由に伸び伸びとしていなかった。咲いてくれてありがとう。感謝の気持ちが伝わって来なかった。自慢するばかりでは、花が哀しんでいる。秘密の花園だね。

 どんなに命をかけようが、咲くのは薔薇でしょう。丹精籠めて咲いてくれるよう願い、頑張って咲いてくれることに感謝しないと、色合いが沈んでしまう。我が家の薔薇は、自由奔放に枝を伸ばして咲く。雨蛙が、宿にして満足気だ。真紅と黄緑の色合いも鮮やかね。

 揚羽の幼虫が終に見えなくなった。小さなのが1匹いるが、体は黒いまま。柚の木は、棘だけが残っている。大きくなれるのかな。孵化したのだろうか?桑の実が熟れていて、枝が撓っている。もう2.3日したら、食べきれないほどになる。孫が取りに来るかな・・・。

 西瓜の苗が育っているが、さて麦藁がないので、どうするかな?枇杷葉に上らせて、吊り下げるかな。然し、鴉が狙って来るのは必須。帰宅したら、食べられているかも。青い実が見えたら、札を立てよう。収穫は、略1ヶ月は懸かった記憶がある。冷夏でどお?

 太陽系を取り巻く惑星。水星・金星・地球・火星・木星・土星までは肉眼で観える。特に、金星は、明けの明星・宵の明星として知られる。

 

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雨の音を聴いたよ・・・

2014年05月26日 | Weblog

 昨夜、どうにもしんどくて、パソコンを早々と切り上げ、毛布に包まった。枕をしているのに、水の声がしてくる。何かを話しているのだ、とそのまま横になっていた。気づいたら、転寝をしていたらしく、午前2時を過ぎている。何だか不思議な想いがし、自然の声に感謝。

 今朝は、定刻に起きる筈が、頭の疼きが酷くて、10時であった。外に出ると、濡れている。やはり雨が降ったのだ。庭を見て周り、挿し芽や剪定もした。鉢の位置も少し換えたり、毛虫を捕獲したりする。ドクダミが、雨で刈れないので、予定を変更にした。肌寒いねぇ。

 大豆が芽を出してきた。土の改良には、肥料や農薬ではなく、大豆を植えるのがいい。ということで、昨年から実行している。麦も植えたし、できる限り、自分でやれることをしよう。枇杷の実も、袋の上から触ると、大きくなっている。薔薇も芍薬も、大輪の花で重そう。

 ノアの箱舟。ラッセル・クロウは、スーパーマンの父親役もよかったよ。来月公開らしいので、行ってみるか。聖書の件ではなく、映像の定かではなく、観ておかなければならない。近未来に起こり得る可能性は高い。地球は自らを再生しようと、日々奮闘しているのか。

 揚羽の幼虫が次第に育っているが、未だ小さいのが1匹いて、葉がなくなって、棘しかないのにどうするの?と案じてやる。我が家には、柚しかなく、食べる物ないんだよ。移動するにも、卵を産みつけた場所でしか、育たないらしい。自然に委ね任せることの摂理だ。

 硝酸態窒素。聴き慣れない言葉だが、猛毒である。日本人は、腸が短いことも知らなかった。腸が長いと、消化されて出て来るまでに酸欠状態を起こす。それが人間の口に容易に入る、ということにもびっくりした。知らぬが仏、知らないと、放っておかれ死ぬのだ。

 午後から、郵便局まで行く。サンタさんへ、珈琲代を送金していなかったためで、切手も序でに買う。近くの〒局でなく、贔屓の場所まで行き、用事を済ませる。人間が偏屈なので、拘りがあるのだが、気晴らしも籠める。雨が降り続いており、水遣りをしなくていいの。

 咲かないと思っていた、白枇杷の花が、いつの間にか綻んでいた。自然の奇跡だ。小さな命にも語りかけたい。

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卯の花の咲く・・・

2014年05月25日 | Weblog

 そろそろかな?と沿道に眼をやると、白い花が咲き流れている。卯の花だ。この頃には、籾蒔きも終わって、苗代には緑の苗が育っていた。蛙の大合唱、おたまじゃくしが泳ぎ、蛇は畦を這っていた。祖母が毎朝、苗の育ち具合を確かめていた。

 農業が機械化されて、大きすぎる苗は浮くので、苗代は随分と遅くなった。昔のように、籾殻を焼いたのをかけることもなく、ビニールシートで覆う。作業自体は一人でもできるが、高齢者の体にはきつい。家族総出でやっていたあの面影はない。

 苗代をするまでには、溝掃除や池の樋の確認をして、水の量を決めることや、日にち等、水番の役割もあり、村中が沸き立つ時期でも合った。無論のこと、昨年の怨みも出てきたりして、喧嘩腰の酔っ払いも居たりする。子どもは眠い眼を擦る。

 寄り合い所がなかった頃で、毎年持ち回りの家になれば、てんやわんやの大騒ぎ。子どもにはいい迷惑で、酒の臭いも手伝って、うんざりしていた。酒の入らない小父さんは、人の好い小心者だ。つかみ合いの喧嘩までして、何が面白いのか。

 祖母が、溝掃除の時に刈らないでおいてくれた、苗代苺は、真っ赤に熟して石垣に垂れ、棘が刺さらないように取るのが厄介で、殆んどは傷だらけになっていた。それでも、お八つ等の乏しかった頃のこと、学校から帰ると、口に頬張っていた。

 兄よりは早いが、妹よりは遅いので、下手をすると食べられていた。腹立ち紛れに、妹のお八つを掠めてみたが不味かった。祖母によくよく頼み込み、残しておいてもらうしかなかった。ひもじい思いは、経験した者でないと実際はわからないの。

 高齢者になったら、そういったことを思い出すかもしれない。ありきたりの物ではなく、自然の中にある物を、無性に食べたくなる。苗代苺も、黄色の実の方が大きく、甘かった。祖母は、枯らさないようにして、毎年花を咲かせ、生らしていたものだ。

 満月の夜。雲が多く出ていたため、撮影したら、影絵のように写っていた。さて、どんな形に、或いは何に観えるかな?

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スペードの女王

2014年05月24日 | Weblog

 便秘作用には、繊維質の野菜を食し、体を動かせるのがいい。と云うことは知っていても、横着者である故、運動をしない。従って、便秘に偏る。仕方なく、ヨーグルトを食べるが、余り好きでないので、渋々である。これがドクダミ茶を飲用すると、効果が大きい。

 寒中に掘った根槐は、ドクダミ独特の臭いがしない。尤も、慣れたから気にならないのかも。ドクダミは動脈硬化を予防するが、入梅前の時期、花の咲いた頃に刈り取る。根槐は、毒下しになると言うが、体内の不純物を濾過し、排泄する働きを援けるからだろう。

 身近にある薬草には、物凄い繁殖力があり、刈り取っても直ぐに新芽を出す。寒中に掘った後を見てみたら、倍に増えていた。近くの友人が要るので、今度の休みには刈る心算。時々、毛虫がさばっていることがあるが、自然の力と薬草の援けを借りているのか。

 ドクダミを増やすべく野放しにしているが、葉の形がスペードで、白い可憐な花を咲かせるので、女王と思っている。古来、薬草として様々に使われ、生かされてきたドクダミは、体内の十の臓器を活性化してくれる。枇杷葉茶と飲めば、向うところ病気なしだ。

 肩凝りが酷くなる原因に、冷えからくるものがあるが、意外と気にしていないことに、軽い驚きがある。肩の大きく開いた服や、お腹の見える衣類には注意が必要。リンパ腺が詰っていることが原因でもあるが、蒟蒻を使って温めることを勧める。自分の手も佳い。

 先日の扁桃腺炎に、枇杷葉の生葉をお凸に当てたが、ひんやりとして気持ち好かったし、自然な感じで熱が下がった。体のだるさが消えたのもほっとした。自然に生かされていることのありがたさを感謝した。薬草は、体にやさしく沁みこむ。偉大なる宇宙環。

 薔薇と芍薬が咲いているが、大輪なので重たげである。支えが必要らしく、折れないように持たせてやる。白も植えているが、一度も咲かない。植え替えた方がいいのかも。他所で見たが、見事な立ち姿であった。日中と夜間の、温度差が大きいほど美しい。

 枇杷葉の根元に置いてある鉢。買うから増えるのだが、種も零れる。冬の終りから咲き始めて、庭を彩る。

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食品の安全性・・・

2014年05月23日 | Weblog

 自分でできない物は、買わないこと。作れた物を感謝して戴く。日本には、古くからある保存食として、塩や味噌、醤油という無添加物に漬け込む。紫蘇には梅を、柚は香りを、柿に至っては保存をする。味噌には、大豆が含まれている。蒟蒻や豆腐はヘルシー。

 地球の未来に、自分のできることって何がある?大豆を蒔いて、根槐菌を増やすこと。麦を育てること。蕎麦もいいね。でも、初めは大豆からだよ。農薬も使わず、肥料も入れないでは、作物はできない?そんなことないよ。ちゃんと収穫している。味だって最高。

 野鳥が啄ばんでもいいように、そこら中に蒔いておく。先日嫁が見つけた麦は、何と川の中で育っていた。風で飛んで生えたんだね。その生命力にびっくりする。地球滅亡の日は近いけど、その日までには何としても、できる限りのことを、精一杯やっておきたいね。

 枇杷葉には、空気を清浄にする力がある。我が家には、小さな苗まで入れたら、60数本ある。それらが結界を張って、天に通じている。でもこれは、感じる者にしか理解できない。説明しようにも無理がある。自然のパワーをもらうには、心を委ねるしかないの。

 天に星・地に花・人に愛。中学校の時、卒業文集に書いてくれた国語の先生。今どうされているかしらん。やさしい女の教師で、生涯を独身で過ごされている、とお聴きした。もし、過去に還れるなら、中学時代に往き、もっと学ぶことを本気でしておきたいと思う。

 何しろ、勉強そっちのけで、漫画ばっかり読んでは描いていた。石の森章太郎の『漫画家入門』に首っぴきで、毎晩遅くまで起きていて、父親にどやしつけられた。インクで真っ黒になった指や、ホワイトの付いた服を、洗っても落ちないと母親に小言をもらう日々。

 思えば、我儘の通る、幸せな自分が居たのだ。何という贅沢な年月であったことか。祖母の想いも、父母の苦労も気づかないで、やっとその心に触れることができた。遅かりし由良の助ではないか。然も、半分しかやる気のない・・・。遊びと言われても仕方ない。

 立春過ぎの庭には、あちこちに咲き始めた、クリスマスローズがきれいだ。こんなにどんどん増えるとは・・・。

 

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休日は毛虫捕り・・・

2014年05月22日 | Weblog

 天気がいいので、布団を干すが、何処にも出かける気にならず、自宅で森林浴をする。枇杷葉を下から見上げると、何やら動く物体がいる。尺取虫に毛虫である。無農薬なので、美味しいのだろうなぁ、と半ば感心しながら捕る。新芽の葉が殆んど齧られてしまう。

 そりゃ、美味しいでしょうね。太陽の光を浴びて育つ枇杷葉には、限りのないエネルギーがあるのだ。野鳥に見つけられない限り、齧っているのは、当たり前と言えばそうで、決して間違っているとは思えない。まあ、運の悪いのが捕まる。人間の勝手な都合ではあるが。

 夕顔、朝顔、綿の芽が出ている。朝顔は、昨年の種が零れたもので、夏の盛りを咲いてくれる。かすみ草が大きくなってきた。カーネーションもひ弱ではあるが、葉が育つ。芍薬が大輪の華を咲かせ、薔薇に至っては優雅に咲き誇る。挿し木をして、増やしてはいるが。

 大豆は、1回目を蒔いたが、期間をずらして植えよう。苗物は、やはり虫が来ている。こまめに捕るしかありません。土に入れるべく、枇杷葉茶で飲んで、入浴に使って乾かしたのを塩と混ぜる。トマトの肥料に使うのだ。胡瓜にも瓜にも入れたい。唐辛子を混ぜてみよう。これはナメクジ退治にいいかな?自然のものを活用できれば、人間にもだが土にいいの。

 今朝の新聞の記事に、心が少し安らぐ。原発は、耐久年数が過ぎていることや、災害が起きてからでは元に返らないからで、人間の命を重視した判決にほっとした。口先では何とでも云えるし、誤魔化すことは容易いだろうが、核利用が、平和になる事はないのだ。

 日本は、アメリカの言い成りを止めて、自国の農業を推進し、国民一人ひとりが、暮せる生活になるように励む必然性がある。都会での暮らしがいけないのではなく、土を大切にしないで、自然を守ることはできない。命の育みは、人としての原点でもあるのだから。

 便利で簡単な生活を捨て、多少は不便でも、お互いが助け合えることをしないと、いざという時には、命を失う。或いはまた、生きていても過酷な生活を強いられる。地球は青い星・惑星だ。人類の物だけではなく、万物の棲む惑星なのだ、という認識が必要でもある。

 毎年、忘れていて仄かに咲いてわかる。シクラメンは、寒中過ぎから咲き始め、この時期に水遣りを止める。

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