蕎麦の花が満開で、食べる訳ではないので、種が零れるに任せている。何と、地に着いた所から、根が出て花を咲かせ、実を結んでいるのには驚いた。韮の花も増やす予定なので、愉しみが広がっていく。桑の木も大木になり、剪定は欠かせない。
枇杷葉の苞が、日に日に膨らんで来ており、庭に立つのも心が華やぐ。薔薇の花もひっそりと咲き、秋の陽を浴びている。そろそろ、春に咲く球根も植えよう。バラの挿し木は、適度の湿りで着いたようだ。大豆も鞘が膨らみ、野葡萄も甘く色づいてきた。
自然からの恩恵には、好むと好まざることがある。そういった物を、ちょっとした工夫で生かせたらいい、と試してみている。ドリンクにするには、先ずは腐らせないことで、取り敢えずは、焼酎に漬けておく。ジャム瓶がたくさんになって、どうするのだ?
子どもの頃には、お八つ等と贅沢であったのが、今は、何処にでもあって、お金さえ出せば売っている。然し、心の籠もり方はどうだろう。お金を渡して、好きな物を買えるのもいいが、甘味料や防腐剤、着色料のことを思うと、背筋が寒くなりませんか。
勤務先の上司に、手作りのお八つ作りを話す。ちょっとした工夫とアイデアで、美味しくて変ったお八つが出来るのだ。横着をしないことだと思う。介護の仕事には、資格も必要だが、年の功も大事なのだ。個人的には、市販品は食べない。後口が悪い。
それにつけても、無農薬の林檎が食べたい。粒が小さかろうが、不細工であろうが、農薬さえかけていなければ有り難い。林檎の味と香りと、安心を口にしたいもの。そういった農家との直売や、取り組みがあれば賛同する。金額の問題ではないのだ。
斜面の片栗のアップ。片栗の花が、こんなに大きくて、見応えがあるとは想わなかった。