枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

夏越し祭

2019年06月30日 | Weblog

 雨は降ったり止んだりで、空は厚い雲に覆われている。梅雨独特の空模様だ。職場の冷房もフル回転だが、寒いくらいになる。高齢者には、堪えてきた気骨があるので、我慢も点けていないのが過ごし易い。それが、自宅と施設の違いだが、脱水症状になると危ぶむ。何一つ自分の思うようにならず。

 集団での生活であるから、仕方がないと言えばそうだが、それに対応していくのも、職員の力量に限りが出て来る。優先順位とも言い、危険の度合いの深い者からになってしまう。然し、職員の連携は欠かせず、協力し援け合わねば出来ない。時間に追われ、業務をこなすのが精一杯になってしまう。

 還暦を過ぎれば、年金での暮しに移れると思っていたが、現状は困窮する。止む無く働くので、意気消沈とするのに加えて、身体が指示通りに動かない。かといって、座って業務が出来る訳でもなく、相手の行動をよむことも、空気の動きや、天気の湿度や気温にも無関係ではない。気疲れが大きい。

 性格も無関係ではなく、幾ら資格を持っていても、皆がプロとは言い難い。或いは上司は部下に、伝わる方法で指示を出してこないと、現場では通じないことも起きる。何にしろ、定義は決まっておらず、個々の人間に対する関りなので、相性にも依る。またお互いの思考的なことも作用してくる。

 でも、疲れちゃったよ。考えてしまえば、自分の自由はなくなり、夜も眠れない程思い詰めてしまう。下手な考え休むに似たり、なのだが、一向に改善の明るさが見えない。生き詰まって死にたくなる。それは自己満足に過ぎないのだろう。認知症状の多様さに暗雲たる想いがする。世代も変わるし。

 出勤拒否になる。想いと業務の狭間で、何をどうしたらいいかも分からなくなる。ゆとりを持とう、とも言うが、そこまでの対応が出来ていれば、何も悩んでしまわない。放置して見守りがいいのか、声掛けをしながら、過してあげればいいのか、正しいことは個人差がある。そう思うと息ができない。

 白い薔薇は、秋口に咲き出す。白い色がすっくりと咲いているのは、清々しくて新鮮です。

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夜間の雨に

2019年06月29日 | Weblog

 昨夜は蒸せる度合いが大きく、寝苦しい一夜であった。案の定、雨に庭木や道路も濡れている。明け方近くまでうとうとしていて、ちょっとの眠りとなった。起きねば、と思いながらも、油断してしまった。おかずの用意はしていたので、何とか間に合ったが頭が重い。冷房の温度設定は換えず。

 すばるの居る場所で、心地好いところが判る。冷え過ぎたら出窓に移動し、暑くなればここに来る。或いは廊下で身体を冷やす。猫の習性と言うのか、実によくわかっていい。飼い主は蒲団を引き寄せて、寒さを防ぐばかり。衣類も気をつけて、着替えてはいるが汗が出るくらいが好いのである。

 初夏の頃が、丁度梅雨時期に重なるのと、これが日本の風土であり、特色でもある。湿気の多いのは仕方ないこと。昔の建築では、漆喰であり、材木の吟味で建てていたのが、近年は季節を選ばず、一日で家が出来るのだからたまげる。秋口から冬にかけての建築で、真夏に等建てなかったもの。

 大工さんが、棟梁が消えてしまい、建築士と名を替えた辺りから、建て方が可笑しくなって来た。加えて、基盤の整備が出来ていないのを、どんどん建てていく。住んで暮らしていけば歪んでくる。でも、専門出ない限り分からないものだ。これらは自然からの力の前には、崩壊してしまうのだ。

 人間は、自分独りでは何も作り出せないし、創ることも不可能だが、あらゆる命を奪ってすれば、遣って除けることも可能。同時に、自分がそういう残酷さを行っていることには気づかない。科学も化学も、人間の頭脳の果ての結果で生まれた。脆い上に儚く、残忍で凶暴でもある。厄介な生物。

 だが、そういった行為を、あらゆる分野で平然と行う。人類が助かればいいで、人類の為なら許される、と解釈する。辺野古の埋め立てには、尊い命の数々が消えていく。元に戻せるとでも思うのか、はたまたそういったことには、人類を優先するのであろうか?地球の汚染を取り戻せるのは…

 枇杷葉の苞が、徐々に開いていき、白い花弁が覗いて来ると、そこら中に芳香がわきたつ。

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新手の詐欺か・・・

2019年06月28日 | Weblog

 電話は、留守電にしていて、相手が名乗らない限りは出ない。電話番号も、余程の事がない限りは教えない。これだけの処置をしているので、詐欺まがいの件には引っかからない、と安堵していたのが間違いだった。新種の魔の手はパソコンでやってきた。これは、本人確認の方法でくるのです。

 信頼度の問題もあるが、ずっと同じ業者で安心していた。まさかの手違いである。執拗に画面を表示して、契約するまでは止めない。然も、高額である。カード会社を始めとして、消費者生活センターにも連絡を入れ、色々と相談したが、対策は個人情報なので難しいとのこと。高い授業代です。

 高齢者を騙す、というよりも、こういう手合いには、機械に疎い者は引っかかるそうだ。知らないものや、理解できない事には、ワンクリックしないのが利口。然し、その隙をついて多大な情報が来る。選り分けるのさえ困難。ブログの更新ができればいいのである。メールから、手紙にしよう。

 大雨は逃れたが、不安定な梅雨空だ。湿気が多くあり、ちょっと移動しても汗ばむ。本来は、網戸で過したいのだが、そうなるとすばるが外に出るし、野良猫がちょっかいに来るので拙い。網戸は破れ、修復には持ち合わせがない。年金暮らしに押し寄せる、消費増税は死を意味している。

 年金は下がる、介護保険料は上がる。収入もない状況で、一体どうやって暮らせるのだろう。車も手放し、電気製品も止め、その日暮らしをするしかない。老後の蓄え等、どこを探してもない。富裕者以外は人ではない扱いだ。オリンピックよりも復興が先だし、軍用機よりも年金増額でしょう。

 辺野古の埋め立ても止めず、政治を私利私欲で動かせるのが、議員の役割だと考えている。高額な手当てを、国民の血税でしているのだ。大臣の資格がない者は、即刻辞めるべきだ。新聞連載に、思わず叫んでしまう。同じ気持ち、同じ意見であるが、どんなに言っても、声は届かない現状です。

 きらん草が、あちこちに種が飛んで開花している。季節によって、気温や天気にも左右される。

 

 

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台風の襲来か・・・

2019年06月27日 | Weblog

 入梅は、毎年10日くらいが目安だが、ずれることも有れば、雨のあの字もないこともある。かと思えば、篠付く雨の連続も起きる。そういった天候は、四季の訪れる島国には、上空での様子が皆無なだけに、予測も立て難い。近年は、機械による探査でデータが出るが、自然に逆らう行いばかり。

 便利で快適な生活をしいり、その挙句に、地球が汚染されて、環境破壊に繋がっている。資源の無駄使いは平気だし、自分の欲のために宝石に群がる。年金だけでは暮らせないのを、更なる追い込みで消費税を上げる。生活保護どころの問題ではない。一部の者にだけの特典は増える一方である。

 テレビでは、節約の方法がかまびすしいが、そもそもそういった事の可能な者が、どれだけ居るのかを知りもせず、出来もしないことをさせようとする。富裕層からの税金は30%を基準に、貯蓄の多い者ほど上げればいい。年間に200万にも満たない収入者に同じ条件は当て嵌まらないでしょう。

 新聞にも、そういった記載があったが、どうやったらそれだけの金銭が入ってくる?諸悪の根源は、国会議員の横暴だろう。ふんぞり返って、たいした仕事もしないで、議会で眠ったりする。スマホをいじくる阿保ばかり。定数の増員だけをやらかし、自分達に都合の良い政策ばかり決めている。

 選挙の時だけに巧い事をでっち上げ、当選すれば何を言いしてもかまわない。という態度に激しい憤りを感じる。然し、当人たちは至って平気である。面の皮が厚いのにもたまげるばかり。こういう生き物であるから、政治の世界で遣っていけるのかもしれない。時代のずれを想い憂いて嘆かわしい。

 台風の発生になるかと心配してもいたが、どうにか無事に過ぎ去ってくれた。予断は許されないが、明日は研修発表なので、大勢の人が集まる。大阪サミットには及ばないが、1年間の成果を皆に知ってもらうので、賞金も用意される。発表者ではないが、同僚の応援でもある。優勝グループになるか。

 寒いので、抱っこをせがみ、放っていたら機嫌を損ねた。暖かくしてやろうと用意してたの。

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皐月・天赦・小潮

2019年06月26日 | Weblog

 激務を終えて帰宅する。途中、図書館に返却に寄る。この頃から、腹痛に顔が歪む。何とか自宅の玄関に辿り着き、梅の丸薬を口にする。腹痛には、これが実に好く効き覿面である。その後、洗濯物を取り込み、珈琲のスイッチを入れて置く。一日中、蒸せて汗が噴き出す業務であった。

 すばるが気持ちよさそうに、電動チェアーで眠っている。冷房の設定温度は28℃なので、寒くはないし、湿気も少ないのでいいのだ。洗濯物は、外に干しており、夕方に取り込みハンガーに吊るしておく。アイロンをかけるのもあるが、皺を伸ばして干せば十分。惜しまずに一手間かけよう。

 言葉の使い方には、受け取り方にも依るが、高齢者や目上の方に対しては、慇懃無礼となる場合もあり、謙遜語・謙譲語の重複に気をつけたい。わたくしの、最もきらいな言い方に、可愛いという表現がある。これは保護すべき者への愛情表現であり、高齢者に発する言葉ではないと思うが。

 また、いただくという言い回しにも、少なからず抵抗がある。普段に使うのであれば違うので、気をつけたい。何でも~いただきます。では可笑しい。職場での言葉使いには、勤続年数や立場にも無関係ではない。言葉だけで誤魔化しても、相手が人間であると思えなければ伝わらないのだ。

 施設に、非常に気難しい方がおいでだが、わたくしは当たり前で、普通の態度で行うので、大声を出されたり、引掻いたり、噛みついたりされない。また、されたとしても原因が必ずあって、不快な事をするから不機嫌になるので、自分が厭なことをしないことで、笑顔になってくれるもの。

 厭々、介護者も人間ですから、体調の悪いこともあれば、気持ちが伝わらないこともあります。聖人君子でもないので、ショックもありますけれど、相手の気持ちを聴き出すことで可能になる。大きな声でトイレに行きましょう。と言えば、行きませんと答えます。こちらにどうぞで充分。

 介護福祉士の資格を持つならば、加えて年齢を重ねて来たりすれば、どういった言い方がその方にいいか、判断できるでしょう。新人さんも同じで、人間性の問題ではないかしら?歳を重ねると、出来る範囲が狭まって来る。頭では分かっていても、身体がついていかなくなってくるのです。

 中秋の名月を待ちつつ、月の満ちていく姿を眺める。秋の夜長は、読書にも愉しみがある。

 

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皐月、下弦・小潮

2019年06月25日 | Weblog

 気象庁の梅雨入り宣言が、大幅に遅れているとあったが、これは空梅雨ともいうのであって、梅雨入りをしていない訳ではない。何でもかんでもごっちゃ混ぜにして、本来の季節感さえ失くす。こういった年には、真夏に大雨があったり、地震や津波を引き起こすこともある。要は、準備怠りなく。

 自然のせいにして、人間はさも無関係なことを口走るが、地球こそいい迷惑。これは全て人災であろう。人間が科学と称して、行ってきた代償でもある。便利で快適な生活には、自然を損ない、季節感さえ失くしての発展でもある。夏は暑いのが道理、冬には寒さが厳しい。それが何時しか反対に。

 こういった時点で、既に季節感など探すことさえ怪しい。だが、野の草花には、組み込まれた生態系が残っており、温度の微妙さで花咲く。それらに全ての人間が気づかないだけで、風の色や香りを感じて知っている者なら解かる。お点前だけが守っていることでもない。旧暦では解り易いことだ。

 或いは、海の満干潮や、月の満ち欠けにも教えられる。関心の持って行く処が違えば気づくこともなく、人災と言うよりも、自然災害と言い換える。水の流れにも、見えている部分と、地下水のように隠れている部分がある。それが地球であり、万物の命を育んでいる宇宙と繋がっていることにも。

 学校で勉強すること以外に、社会に出れば学ぶことは膨大だ。然しながら、命を与えて貰った以上は、役を果たしたい。何に気づけばいいかではなく、学んでいく努力をしたい。知識を知れば理解できることも多く、或いは間違いにも気づく。それが人間でもあり、未来へと続いて幸せにも気づく。

 白枇杷の袋を少し開けて、幾つかを採ってみた。熟れているのは、皮が直ぐに剥けるので甘い。今月中の収穫になるだろう。フェンスの東南にあるのは、田中らしい。これも30年前に、生協から来た枇杷の種であり、当時は品種も色々混ざっていた。今年は、企画はなくさっぱりである。何故か。

 月の輝きには、日によっても異なることがあり、まるでその日の伝言を現わすようにも想える。

 

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初生り収穫す

2019年06月24日 | Weblog

 東南に当たる枇杷葉は、育っていたのが枯れて、脇から新芽が出ての木だ。品種は田中かであろうか。糠が少なかったのと、今年が初なりなのもあり、中々袋が外れない。同じ枝で結実しているのに、熟れ方が異なる。仕方なく、熟れているのだけを捥いでいく。袋の中で枯れてしまったのも。

 今朝は、蒲団を干したものの、天気が怪しくなって取り込み、その後すばるのトイレを換え、洗濯機を何度か回しておく。気づけば昼が来ていた。Aさんちにお水を分けて貰いに寄り、リエさんの勤務している会社宛てに、枇杷葉茶も一緒に送る。箱は2つにしたが、軽いので料金は安かった。

 郵便局に出向き、白枇杷を持って行く。沙羅双樹の花があるので、支払いと撮影を兼ねてだ。帰宅して更新をしている。リエさんに連絡がつかないが、会社宛てなので大丈夫だろう。冷房と言う程の温度でもないが、点けていると湿気が少なく快適だ。身体に直接当たらないようにしているの。

 合歓の花が咲き出した。萩も沿道に零れるばかりだ。但し、時期的には早いので、山を切り開いての場所に限る。季節感の漂う花木には、自然からの恩恵を感じる。季節の移ろいを想い、農事をしていた祖母の姿を偲ぶ。古里の山は荒れ、家も猿が棲みつく体たらく。兄の代だと諦めている。

 ゆりかごの歌をカナリアが歌うよ ねんねこねんねこねんねこよ。ゆりかごの上に枇杷の実がゆれるよ ねんねこねんねこねんねこよ。白枇杷を残す処になった収穫だが、生り年だけにたくさんの実に感謝する。毎年、上げている方は無論、糖尿の血糖値に効果があるので、袋一杯を上げた。

 野鳥も啄んでいるようで、今年の生り具合は上出来だった。来年には、枝の剪定もするので、半分以下になる見通しだ。裏年に剪定をするのが好いことに気づいた。然しそれにしても、摘果しないので鈴生りだが、何分粒が小さい。うずらの卵大であるので、剥くのが手間にも。味はいいが。

 長崎茂木。植えた場所が拙かったのか、寒さに弱いので結実しなかった。9年目からやっと生る。

 

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沖縄慰霊の日

2019年06月23日 | Weblog

 現代のようには、情報が伝わらないから、戦争の状況がさっぱりだった頃、それもデマでの伝わり方には、一種の脅迫感もあったかもしれない。多くの犠牲者は何等罪咎のない庶民である。ざわざわざわわ・・・さとうきび畑に風が渡り、銃弾が飛び交う。逃げた場所は海の中であり、強制的な集団自決。

 惨いとしか言いようのない戦を、今は機械を使って遣ろうとしている。人類だけの棲む青い星ではない。半ば、人間の犠牲となる微生物や、植物の数々がいてこそ、生きていることに気づこう。沖縄の海には、そういった魂も眠っている。辺野古の海にも、目には見えないだろうが、感じる想いは残るが。

 このところ、天気の不安定さが続いて、激しい雨に雷が鳴る。くわばらくわばら…と天を見上げるものの、自然の成り行きを季節の移ろいに置き換える。紫陽花は無論、南天の花、梔子、銀梅花が花を咲かせる。そこに枇杷葉の袋が、さも重たげに実をもたげながら熟れていく。湿気が強い今年の梅雨だ。

 白枇杷も少しずつ熟れだしてきた。東南のある枇杷葉は、3年程は育っていたが、途中で枯れ、気づけば新芽が出て復活したもの。品種が違うのか、中々熟れてくれない。然し、野鳥のさえずりには、狙いと待ちぼうけの感が伺え、けたたましさに圧倒されるばかりだ。すばるも、狙っているが出られず。

 来月までは朔は一度だがまで、文月から葉月では、新暦の始めと終わりに来る。これは旧暦の場合、月の満ち欠けで成っているからであり、29日間の計算のための起きる。時には、30日の月もあるが、曜日での計算ではないからだ。従って、閏月が入ることも有って、13ヶ月となることも珍しくない。

 日曜日は献立を作る日なので、結構多忙でもある。本日は三色丼である。手順の関係で、間違わないようにしなければ、そろそろ出かけよう。同じ経費で作るのだが、失敗は許されない。安く美味しい物を提供するには、経験と勘がものを云う。然しながら、恐怖の一日でもある。頑張らないでやろう。

 蛙も、あちこちに止まっている。最近は、余り見かけなくなったが、保護色に転じて隠れている。

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夏至・中潮

2019年06月22日 | Weblog

 二十四節気 夏至 太陽が、黄道の北端を通る日なので、北半球では一年中で、最も昼の長い日となる。暑気も厳しくなってくる。毎年、六月二十一日頃である。昨夜に、降った雨でに地面が濡れている。雷も聞こえていたが、遠くの方であったため、そのまま転寝をしていた。疲れが溜まっている。

 蒸せること夥しい。網戸にすれば更に暑く感じて、すばるの様子もあり、冷房を点けた。室温は28℃で変えずにする。試運転の時には30℃でしたが、やはり無理があるようで止めた。湿気を取り払うのであるから、これで充分な温度なのだ。車も、同じように設定している。冷え過ぎは好くないと。

 夏至も、地球の位置にも由って、其々の国の太陽からの近さにもある。一年中で最も早く陽が昇り、昼の時間が長いと言う白夜は、北欧の彼方のこと。氷に閉ざされている国ならではのことで、人々の待ち望む気持ちも大きい。きっと、この日ばかりは月の女神も遠慮するのだろう。短い休日かな。

 昨日は、破れた袋を付け替え、5袋程を捥いでみたが、未だ青く硬いので止めていた。今朝は、白枇杷を1袋だけ採り、両親に供えた。古里までは難儀なため、お茶湯の傍に供え詫びた。足元も悪い上に蝮もいるので、一人では心もとない。今年は、藪の枇杷葉が花芽を付けていたが、結実した?

 休みも、連日なのと、一日だけでは疲れが違う。年齢的なこともあるが、介護の業務は無理になってきている。年金だけでは暮らせないし、蓄える等どうやれば?貯蓄の手本が姦しいが、あれは政府のやらせだ。それくらいで貯まるなら、とっくの昔にできている。元がないのを節約と倹約である。

 庶民の感覚であれば、年金を増やせないで、老後を暮らす等無理な話だ。嘘ばっかりのいい加減さにうんざりである。金銭感覚も鈍いし、他人のことだから平気なのだろう。国債は増える一方だし、一体誰が遣っているんだ。私腹を肥やすことには長けているが、庶民の生活には無頓着な政治家だ。

 花芽が咲き出すと、思わず佇んでしまう。人工的な臭いには閉口するが、自然の匂いにはうっとり。

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蒸せますな・・・

2019年06月21日 | Weblog

 梅雨であるから、湿度が高いのは当たり前だが、網戸に出来ないだけ不快指数が大きい。枇杷葉の熟れ方も今一つで、幾つか袋を開けて見たが、色が薄い。烏が突いたものか袋が破けているのを口にするが、未だ実は硬く酸っぱいままだ。利口であることに感心する。来週には採れそうだが。

 白枇杷も、少しばかり早いようで止める。ドクダミをせっせと抜いては切って干す。室内干しにしてからは、黴が湧かない。水道水でも洗わない。カルキが悪いのは分っているので、煎じる時に洗えばいいようにしている。段ボールの上に新聞紙を敷いて広げている。すばるは匂いが好きだ。

 自然からの季節の便りには、その時期の匂いがあって、外に出されない分、嗅いで回ることが多い。時々は、網戸にして風を入れているが、出てしまうと風呂に入れなければならず、嫌って逃げるのを捕まえるのはしんどい。風呂場は散乱して、鉢物が壊れてしまう。一年に一度は洗う心算。

 プリンターを買ったのはいいが、置き場所に困ってしまう。止む無く足元に設置した物の、床置きになった。ネットを観ていたら、手頃な置き台があって買う。テレビの画面は大きくて観やすいが、場所を取るのには困る。狭い部屋を更に縮めている。DVDを見易くまとめる算段を考えよう。

 そう思ったのが吉日で、早速片付けを始めた。CDとDVDの位置を替え、余り観ないDVDの上に、プリンターを置いた。台座は外して他に持っていき、重いのでその上に書籍を並べる。足元が広くなったが、冬場には湯たんぽを入れるので、スペースは開けておきたいので、我慢することに。

 パソコンの場所が狭くなるが、壁際に持っていき、作業に支障はないので好し。で気づけば夕方である。洗濯物を仕舞い、八つ手に掛けておく。水遣りが気になるが、雨はどうかしら?空梅雨のようでも無しだが、天気は曇りである。さて、一雨が欲しいところ、木香バラの挿し木は付いたが。

 初秋の頃になると、月の輝きも冴えてくるが、虫の声も賑やかになる。秋の夜長を鳴き通す。 

 

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