枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

八せん終り・水無月・中潮

2022年07月09日 | Weblog
 昨日の異常事態を避けきれず、総毛だって冷房を止めたまま現在も続いている。寒さが半端ない、曇り空であるので気温も上がらず29℃。すばるも、温かい場所を求めて移動し足元で寛ぐ。不穏な空気を感じてしまうが、努めて平静さを保つようにしている。何だろう?押し寄せてくる大きな波動に牽きこまれるようで、自分を失いそうにも。思わず蹈鞴を踏む。

 保たれていた均衡が破壊されてしまうと、余程の力の結束が無いと修復は不可能に陥る為命の再生はできない。松本清張氏の天城越えが読みたく、借りた中に数編納められているのを何気なく捲る。黒い画集・昭和35年とあり、価格は500円。その中の最初にあるのが、遭難。読んでいて震えが走った。何十年も前に書かれた作品なのに、色褪せず鮮やかな出現。

 黒の作家とも云われ、作品の信ぴょう性には読者の心を震撼とさせる物が多い。その文章を読み進んで行くにも、何度読んでいても新鮮味が失せない。文章に無駄はなく、読者を捉えて離さないのも事実だ。気温が下がる理由の影響に、我ながらたじたじと。時代の背景も分かるし、当時活躍されていた役者をあてて演じて貰うのも醍醐味。心理描写が抜きんでる。

 今朝は、ゆっくりとAm7時前に起きる。小学校の廃品回集だが、玄関に既に出してあるので回収待ち。新聞を読みながら、珈琲を挽いて淹れてリクエストした唄を歌っての方に届くかな。早くも70回を超えている。nasuさんの環境展のは186回を記録し、序に世界三大テノールを連続で観ているが感嘆するばかり。CDは結構持っているが、DVDは高かった記憶ありで。

 リエさんに、糠が手に入るよとの連絡をする。あちらの盆は新暦で行うとのことで、来週は受け取り可能。贈り物をしたいのと聴かれるが、欲しい物がなく上京した折での宿泊要望に。正直な処、独りでは食べ切れなくて難儀するのが実情。ごめんねリエさん、逢える日まで愉しみにしましょ。気長の話だが、慌ててもこればっかりは致し方なくとも想える心境です。
コメント (4)
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