枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

去り往く日々と・・・

2014年03月25日 | Weblog

 あっと言う間に、小学校も終了式です。春休みに突入し、進学や進級が待たれる。孫も、新学期からは中学生。あの小さかった、愛らしかった児が、と感慨深い。滅多に泣きもせずおとなしく、尻込みする孫であった。6年間で肝心なことは言え出した。

 多摩川の桜が、早くも咲き始めた。という情報がある。おおっ、正しく桜だ。こちらの桜は、未だ硬い蕾だ。可なり北寄りにもなるせいで、開花は来月になってからだ。昨日とは打って変わって、曇り空で雨も時雨れた。日中気温は、23度になっていた。

 帰宅途上の宇宙も、家に帰っての夕空も、霞がかかったどんよりさ。色でいえば、灰色の上に清らかな蒼と、萌えいずる緑があり、下には軟らかな薄桃色がたゆたう。灰色も、白が今にも弾けようとしている。一日毎に、闇から光へと転じていくようだ。

 水温む、ともいうが、山から里に、野に確実に春が訪れている。タンポポがあちこちに咲き出し、仏の座やイヌフグリが道端の面を覆う。でも、気づかれずに咲いている。いえいえ、気づこうともしないで歩き去る。もっと自然に関心を持ち、話題を広げたい。

 介護の仕事、というのは、高齢者への介添えですが、尊厳を持ってあたることが肝要です。そこには、人間としての知識の多さに加え、どのような話題にも通じることができ、色んな話をしてもらうことです。安心と信頼とが必要ですが、十人十色ですね。

 その中で気をつけているのは、自分にされて嫌な事をしない。当たり前のことを、自然に行うことです。でも、無意識にしていることがあって、後悔することが多い。他人のことは見えるが、己のことはわからないものだ。だからこそ、角度を変えて学ぶのだ。

 昨年の白枇杷の収穫。赤枇杷よりも、味は濃厚で、皮の色は薄黄色。我が家のは、売り物でないので、小粒です。

コメント
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