アカネ科クチナシ属。 常緑低木。野生では森林の低木として自生するが、むしろ園芸用として栽培されることが多い。 乾燥果実は生薬、漢方薬の原料(山梔子)となることをはじめ様々な利用がある。一重咲きの実は熟しても開かないことから「口無し」の意味でこの名前になったとされる。 樹高1~3m。 原産地:日本、台湾、中国などアジアの温帯~亜熱帯。 葉は対生し時に三輪生となり、長楕円形、時にやや倒卵形を帯び、長さ5~12㎝、表面に強い艶がある筒状の托葉を持つ。 開花期:6月~7月。 葉腋から短い柄を出し、1個ずつ花を咲かせる。 花弁は基部は筒状で先は大きく6弁に分かれ、開花当初は白色だが徐々に黄色く変わっていく。花には強い芳香がある(ジャスミンのような香り)。10月~11月に赤黄色の果実をつける。実は黄色の色素が抽出でき、きんとんなどの着色に用いられる。 八重咲きはアメリカで改良されたもので、実はつきません。 6月7日、6月28日の誕生花。 花言葉:「私は幸せ者」、「とても幸せです」、「優雅」、「清潔」、「洗練」「喜びを運ぶ」。
写真 クチナシの実(11月17日・楢原町)
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