トウダイグサ科トウダイグサ属。 別名:サマーポインセチア。 多年草(一年草)。 耐暑性は強い。 日本では一般に春まき一年草として扱われる。 茎は直立する。 下部の茎葉は互生し、卵型で長さ3~10cm、幅1~5cm。 茎の先端に杯状花序を集散状につけ、花序に近い苞葉は対生し、独特のヴァイオリン状の形をしており、基部が赤く色ずく。 和名のショウジョウソウは、赤い苞を中国由来の、想像上の動物である猩々の赤い顔に喩えたものである。 草丈50~100cm。 原産地:アメリカ合衆国の中部~アルゼンチン原産。 古くから世界の熱帯、亜熱帯各地に広がり野生化している。 日本へは19世紀後半の明治年間に渡来し、園芸用に栽培されたが、逸出の結果、現在では奄美大島、大東諸島では畑地や原野に広く自生し、小笠原諸島にも帰化している。 開花期:7月~10月。 花期に頂部の苞葉が赤く色付く、花は小さく目立たないが、この赤い葉を楽しむために花壇用に栽培されたり、切り花に用いられたりする。 8月31日、11月2日の誕生花. 花言葉:「祝福」、「希望」、「良い仲間」。
写真 ショウジョウソウ(6月20日・自宅) 晴
写真 ショウジョウソウ(6月20日・自宅) 晴