韓国に思いを寄せる左派により韓国が窮地に陥る皮肉

2018年02月15日 | 政治社会問題
韓国に思いを寄せる左派により韓国が窮地に陥る皮肉
2/15(木) 16:00配信 NEWS ポストセブン
韓国に思いを寄せる左派により韓国が窮地に陥る皮肉
慰安婦問題はどこへ向かうのか
 第二次世界大戦の終戦直後、GHQは日本人に贖罪意識を植え込む洗脳政策を実施していた。その一つに「朝鮮を批判してはいけない」という項目があるとケント・ギルバート氏は指摘している。ケント氏と『東京裁判をゼロからやり直す』(小学館新書)の共著者、井上和彦氏のスペシャル対談、GHQの占領政策に影響を受けた日本の言論により、70年後のいま、何が起きているのかを語り合った──。

ケント:沖縄では反米軍基地運動が展開されていますが、「九条を守れ」と言いながら「米軍は出て行け」ですからね。日本に丸裸になれと言っている。

井上:彼らはよく「沖縄に基地を押し付けている」と言うんですが、米軍基地が沖縄にあるのは、簡単に言えばあの場所に基地があることで、アメリカは朝鮮半島と台湾の有事に即応でき、中国、中央アジア、中東まで睨みを利かせることができるからです。アジアの安全保障にとって極めて重要な場所だからアメリカは基地を置いているわけで、日本政府が沖縄に押し付けているわけじゃない。

ケント:結果的に日本にも大きなメリットがあるということですね。

井上:もし日本から米軍基地がなくなると、一番困るのは実は韓国でしょう。現在の在日米軍と在韓米軍の戦力を比較すると、在日米軍は、世界最強の第7艦隊を筆頭に陸海空合わせて5万人規模ですが、在韓米軍は、陸軍部隊を中心に空軍部隊がいるだけで、海兵隊および海軍部隊はわずか。規模も在日米軍の半数程度です。つまり、朝鮮半島有事の際には、在日米軍が主力になる。

ケント:日本の左派の人たちは「軍事基地があるから戦争になる」と本気で信じていて、日本が武装解除すれば戦争にならないというんですね。それこそが戦争を誘発するということがわかっていない。在日米軍基地がなくなれば、北朝鮮が韓国に攻め込む可能性も高まる。

井上:左派のなかには韓国に異常なまでに思いを寄せる人が多いんですが、彼らの主張が韓国を窮地に陥れかねないのだから皮肉な話です


ケント:しかし、マッカーサーも自分たちの占領政策が原因とはいえ、70年後の日本がこんな状況になるとは思っていなかったでしょうね。占領統治が終わったら、憲法くらいは改正するだろうと思っていたら、まったく変えないので、びっくりしたんじゃないですか。

 終戦から約5年半後の1951年にジョン・フォスター・ダレス国務省顧問は、吉田茂首相と会談して「憲法を改正してはどうか」と提案しましたが、吉田首相は断わった。経済復興に専念することを選んだわけです。

井上:いま安倍政権下で憲法改正の議論が始まっていますが、日本人はGHQの洗脳によって植え付けられた東京裁判史観を見直すことが、議論の第一歩だと思います。

ケント:まず日本人は、その東京裁判史観を反日戦略に利用し続けてきたのが、中国と韓国であることを認識するべきでしょう。

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中国は米大学にスパイを送り込んでいる──FBI

2018年02月15日 | 政治社会問題
中国は米大学にスパイを送り込んでいる──FBI
2/15(木) 13:57配信 ニューズウィーク日本版
中国は米大学にスパイを送り込んでいる──FBI
アメリカの大学には危機感がまったくなくてオープン過ぎる、とFBIのレイ長官は警告した
教授や研究員や学生のふりをして、大学ベンチャーから次々に生まれる有望技術を盗んでいる?
中国の情報当局の工作員がアメリカの大学に入り込み、テクノロジー分野などの情報を入手している疑いがあるが、大学側はこの重大な問題にほとんど気づいていないと、クリストファー・レイFBI長官が2月13日に警告した。

米名門大学はアジア系を差別している

レイは上院情報委員会の公聴会で、中国人スパイとおぼしき人々は「教授、研究者、学生」など様々な立場でアメリカの最高学府に入り込んでいると述べた。オンライン紙マクラッチーDCの報道によれば、中国のスパイ網は全米に張り巡らされているため、全米各地のFBI支部が捜査に乗り出す必要があると、レイは訴えた。

FBIは中国政府が資金援助を行っている大学の教員らを監視しているが、それらの大学はキャンパスでのスパイ活動にまったく気づいていないと、レイは言う。

「大学関係者があきれるほど無防備なことが問題だ。アメリカでは研究開発の場は非常にオープンで、それは素晴らしいことだが、彼らはそこにつけ込んでいる」

マクラッチーによれば、全米各地の大学にいる中国人留学生はざっと35万人。アメリカで学ぶ外国人留学生は100万人なので、その35%にも上る。

レイによれば、中国がアメリカの大学に目をつけたのは、次世代テクノロジーが次々に生まれる場だからだ。

「アメリカはイノベーション大国で、大学発のベンチャーで有望な技術がどんどん生まれている」

大学は研究者や学生が情報を盗むことなど想定していないため、現状では情報が漏れ放題になっているが、大学当局の意識を変えれば、有効なスパイ対策ができると、レイは指摘した。

「民間部門は(スパイ活動を)見抜くことに慣れていない。何に気をつけるべきか、彼らを教育する必要がある」

■中国製スマホで会話筒抜け?

レイはまた、中国政府と関係がある中国のテクノロジー企業には注意が必要だと米通信会社に警告した。

とくに中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)のスマートフォンを使用しているアメリカ人ユーザーの情報は、中国政府に筒抜けになっている可能性があるという。

「我々と価値観の異なる外国政府の庇護を受けている企業や事業体が、アメリカの通信ネットワーク内に橋頭堡を築くリスクについて深く危惧する」

「それにより、外国政府はアメリカの通信インフラに負荷をかけたり、まるごと乗っ取ったりできるようになる。悪意を持って情報を改変したり、盗んだりでき、まったく気づかれずにいくらでも情報を収集できるようになる」

FBIは15年の報告書でも、中国政府と「不透明な関係」を持つファーウェイについて警告を発していた。


ロシアだけではない
「87年の設立以来、ファーウェイは中国共産党の上層部と人民解放軍の指揮官らから公然と支援を受け続けてきた」と報告書は述べている。

「アメリカの通信ネットワークに入り込むため中国政府から補助金と直接投資で1000億ドルもの支援を受けているおかげで、疑うことを知らない米企業に、非常に魅力的な低コストのオファーができる」

ファーウェイ側は、そのような言いがかりこそ、中国企業の競争力を貶めようとするFBIの工作だと言っている。

「我が社は世界の170カ国の政府と顧客に信頼され、他の情報通信テクノロジー企業とグローバルなサプライチェーンと生産能力を共有しており、情報セキュリティの信頼性も、他企業と何ら変わるところがない」

この公聴会では、ダン・コーツ国家情報長官、マイク・ポンペオCIA長官ら、米情報機関のトップが証言を行った。

ロシアが16年の大統領選と同様、今年11月の中間選挙にも介入を狙い、既にサイバー攻撃を行っていることも、この場で報告されたが、懸念すべきはロシアだけではないかもしれない。

アンソニー・カスバートソン、グレッグ・プライス

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ホステスのタイ人妻に支えられる月収10万円男の「幸福とため息」

2018年02月15日 | フィリピン永住生活、、天国か地獄かな
ホステスのタイ人妻に支えられる月収10万円男の「幸福とため息」
2/15(木) 11:00配信 現代ビジネス
ホステスのタイ人妻に支えられる月収10万円男の「幸福とため息」
写真:現代ビジネス
「本当はイヤやよ、こんな仕事」
 タイの首都バンコク中心部にある歓楽街、タニヤ通り。立ち並ぶ雑居ビルから突き出た店の看板は縦に連なり、まるで銀座のクラブ街を彷彿とさせるかのようだ。界隈は夜の帳が降りると、ネオンが煌々と灯り始める。路上では、露出度の高いドレスや看護師などのコスプレ衣裳に身を包んだ若い女性たちが、行き交う日本人男性に「カラオケドウデスカ? と声を掛けていた。

 午後11時すぎ。私はビルの3階に入居する店に入り、受付でとあるタイ人女性の名前を告げた。奥のひな壇にはホステスが数十人ぐらいいただろうか。間もなく現れたメイ(仮名、34歳)はロングの金髪で、瞳が大きく、胸元が強調されたピンクのドレス、ミニスカートをはいていた。案内された席に座り、自己紹介をして間もなく、彼女は日本語でこう語り始めた。

 「本当はイヤやよこんな仕事。オトコいっぱいやし」

 この店では普段、チーママという立場でテーブル席に付き、若いホステスと日本人客の間に入って日本語で仲立ちをするという。

 「旦那さんが働いているコールセンターの給料が少なくて、子どものミルクとか家賃とか払わないといけないからお金が足りない。ウチがもうちょっと頑張って旦那さんを助けてあげたいの。だからここで働いて、給料をちょっとぐらいでも稼いで。ウチは日本語がしゃべれるから、家にいるだけじゃもったいないかなと」

 子どもとは2年前に生まれた娘のことで、数年後には幼稚園に通うことから教育費についても今から気掛かりだという。

 メイは自分のことを「ウチ」と呼ぶ。4歳年下の、日本人の夫の実家がある兵庫県に住んだ経験から、関西弁の訛りが今でも残っているのだろう。

 コールセンターの事情については『だから、居場所が欲しかった。バンコク、コールセンターで働く日本人』にまとめたが、そこは日本から掛かってくる電話をひたすら受け続ける職場で、月給は3万バーツ(約10万円)。

 その他の現地採用組と比較しても2万バーツ低く、バンコク邦人社会のヒエラルキーでは「最底辺」と位置づけられていた。そこで働く夫の収入では家計が苦しいからという事情で、メイは夜な夜なホステスとして働きに出ているのだ。

 おまけに最近は、メイの母親や甥も地方からバンコクのアパートに転がり込んできたため、一家5人で生活することになった。これまで以上に負担が重くのし掛かり、とても夫の収入だけでは暮らしを維持できなかった。

 「お母さんも一緒に住むようになったからいっぱい食べるでしょ? だからウチが仕事しないとあかん。でも旦那さんはこの仕事イヤだって。ウチがたまにオトコのお客さんとしゃべるから、浮気されるのが恐いって。旦那さんストレスで痩せちゃった。チーママの仕事だからと説明したけど……。今の生活は大変です」


リーマンショックを機に移住
 メイはいつも午後5時に出勤する。その1時間半前にアパートを出てBTS(高架鉄道)に乗り、最寄りのサラデーン駅までやって来る。この界隈はゴーゴーバー(娼婦の連れだしバー)がひしめくパッポン通りにも近く、東南アジア最大の歓楽街とされていることから、特に夜は外国人観光客の姿が多く見られる。 

 店に到着するとメイは、メイクアップを済ませて接客に入り、終電ギリギリの午後11時半ごろまで働く。

 「家に帰るとみんなもう寝てる。お腹すいたらウチが1人でご飯食べるの。すごい変やろ? 

 朝は夫を見送るために午前8時に起床してコーヒーを入れ、再びベッドへ。時間が合わないため、晩ご飯すら娘と一緒に食べることができない。

 メイの月収は2万5000バーツ(約8万5000円)。これに客からのチップを入れると、コールセンターで夫が稼ぐ月収とほぼ同額だ。まさに夫婦二人三脚で一家を支えていた。

 「ここはいいお金やけどすぐ辞めたい。今は我慢。仕方ない。旦那さんもつらいと思う。旦那さんの給料が少ないのが問題。彼も早くいい仕事を見つけないと。なんで日本人の旦那なのに生活が大変なの? てよく言われる。

 でもうちの旦那はいい人だから。これも運命。お金持ちと結婚しても幸せじゃないかもしれないでしょ? 大変でも幸せならいい。今は全然幸せよ。ちょっと辛いけどね……」

 矛盾する言葉の行間に、メイの複雑な心境が読み取れた。

8カ月というスピード婚
 メイがコールセンターで働く田中純平(仮名、30歳)と結婚したのは今から9年前。当時、メイは観光ガイドとして、バンコクから車で2時間半ほど南に離れた「パタヤ」と呼ばれるビーチリゾートで働いていた。そこへ観光で訪れた田中と出会ったのだ。以来、交際を始めて8カ月というスピード婚だった。その後は訪日して夫の実家で4年間暮らした。

 しかし、夫が勤めていた製造工場がリーマンショックの影響を受け、リストラされた。水道関係の仕事に転職をするも収入が前職の半分程度まで減ってしまい、長続きしなかった。そして夫と娘を連れてタイへ移住することに決めた。

 それは2014年春のことだった。

 夫はタイ語に堪能ではない。学歴もなく、工場や土木関係の職場を渡り歩いてきた夫が就ける仕事といえば、とりあえずはコールセンターしかなかった。

 田中は振り返る。

 「リストラの話が出た時点でタイに住むことは考えていました。妻がタイ人というのもありますし、僕もタイが好きだったので。コールセンターについては、知人から電話を取る業務だと聞いていました。1日中オフィスワークをこなすのも初めてだったので、その時点では仕事に対してやる気はありました」



藁にもすがる思い
 私が田中に会ったのは、BTSの終点、ベーリン駅の近くにあるバーレストランだった。しゃれた黒縁眼鏡をかけた彼は、黒いタンクトップにチェックの短パン、ビーチサンダルという、かなりラフな出で立ちだ。

 オペレーターたちはバンコク中心部から少し離れた地域に、家賃5000バーツ程度(約1万7000円)のアパートを借りていることが多い。中心部は家賃が高いためだ。とはいえオペレーターの取材で最終駅まで来たのは、この時が初めてだった。駅周辺にはショッピングモールもなく、少し離れた場所にコンドミニアムが建っているだけで、中心部に比べるとやはり閑散としている。田中は家賃6000バーツ(約2万円)のアパートの部屋に、一家5人で肩を寄せ合うようにして暮らしていた。

 「コールセンターの業務を始めてみて、思ったよりしんどいことに気づきました。僕は肉体労働をこれまで経験してきたので、ずっと座っているのは精神的にきついんです」

ホステスのタイ人妻に支えられる月収10万円男の「幸福とため息」
コールセンターで働く日本人の姿を描いた話題の一冊
「早く転職して楽になりたいけど…」
 見た目のラフさとは裏腹に、田中は誠実そうな若者である。こちらの質問に対する答え方は丁寧で、相手の目を真っ直ぐにみて話す。

 「午後7時に業務が終わっても仕事をした感じが全くない。だからこの給料かなと。そやったらもうちょっとしんどい思いをしてでも高給がいいです。製造業に携わっていた僕としては今の業務は達成感がない。電話の向こうで相手がどんな顔をしているのかも分からないし、やりがいがないんです」

 コールセンターの業務にやりがいを感じているオペレーターは、私の取材した限りでは少なかった。掛かってくる電話を受け続けるという単調さがその原因だが、一方で、残業もなく、仕事に対する責任をそれほど感じなくても済む「気楽さ」という認識も共通しているようだった。

 「今は生活がやばいのでコールセンターの仕事でもやらないとしゃあないんですよ。仕事に文句を言っている場合でもありません。ですが今の給料ではとてもやっていけません。子どもも学校に行けない。転職して給料を上げないと生活がマジでやばいですね」

 田中は倹約生活を送っていた。朝ご飯は食べずに出勤する。昼食は屋台で35バーツ(約120円)の焼き飯などで済ませ、飲み物と合わせても50バーツ(約170円)以内に抑えている。夜は妻の甥が屋台で買ってくるおかずとご飯を食べる。ここ半年で日本料理店に行ったのは2回。いずれも友人たちからおごってもらった。

 「まあ特に日本料理を食べたいとは思いません。まず高い。タイ料理も好きなんで。食に関しては贅沢をしたいとは思わないです。食べることができて腹がふくれたらそれでいいかなあと」

 あと数年もすれば娘は幼稚園に通う。妻のメイもそのことを心配していたが、田中がコールセンターで働き続け、娘をタイで育てるのであれば、子どもの教育問題はいずれ直面するだろう。

 「独身だったらこの仕事でも仕方ないと思えますけど。今は正直、しんどいです。僕が転職して給料の高い仕事に就かないと妻も仕事辞められないんです。早く転職して楽になりたい。だいたい妻が帰ってくる時間も遅いですし」

 田中は腕を組みながらしかめ面をした。そして私にこう尋ねてきた。

 「人材紹介会社の人を誰か紹介して頂けませんか? 

 その眼差しは弱々しく、藁にもすがりつきたくなるような思いが滲み出ていた。

 田中は高校を中退しているから、最終学歴は中卒だ。妻とは日本語で会話をしているため、タイ語は一向に上達しない。だからもし、私が人材紹介会社の担当者を紹介できたとしても、職探しは難航する可能性が高いとみられた。

 「奧さんはタイ人だから、とりあえずはタイ語を徹底的に勉強されたらどうでしょうか? 

 酷な言い方かもしれないが、私はそう答えるのが精一杯だった。


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「汚水だめ」と化したボラカイ島の海、2か月で浄化せよ 比政府

2018年02月15日 | フィリピン永住生活、、天国か地獄かな
「汚水だめ」と化したボラカイ島の海、2か月で浄化せよ 比政府


2/15(木) 16:05配信 AFP=時事
「汚水だめ」と化したボラカイ島の海、2か月で浄化せよ 比政府
フィリピン・ボラカイ島のビーチ(2008年11月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】フィリピンの環境天然資源省は、人気リゾート地ボラカイ(Boracay)島の観光事業者に対し、2か月以内に水質浄化措置を取らなければ営業停止処分を科すと発表した。ボラカイ島をめぐってはロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領が先週、観光客が糞尿で汚染された海を泳いでいるとしてリゾート地閉鎖を警告していた。

【写真】バリ島で「ごみ緊急事態」 観光客に人気のビーチも

 歯に衣を着せない物言いで知られるドゥテルテ大統領は、ボラカイ島のホテルや飲食店などの事業者が海に下水を垂れ流し「汚水だめ」にしてしまったと非難していた。

 環境天然資源省によると、島内の300事業者を対象に公衆衛生基準などの違反の有無を評価し、うち51事業者に環境規制違反で既に是正勧告を出したという。違反していた事業者の大半は、島の排水溝から未処理のままの汚水を海に廃棄していたとされる。

 ロイ・シマトゥ(Roy Cimatu)環境天然資源相は、省公式ウェブサイトに掲載された声明で「2か月の猶予期間内に法に準拠しない場合、営業停止にする」と表明した。

 首都マニラの南方308キロに位置するボラカイ島は、白い砂浜が美しいフィリピン有数の人気観光地で、年間約200万人が訪れる。面積1000ヘクタールほどの小島に約500の観光事業者が軒を連ねるが、物資のほとんどは近隣の港からの船荷に頼っている。

 ワンダコラソン・テオ(Wanda Teo)観光相は、ボラカイ島には「大掃除」が必要だと指摘した上で、浄化の取り組みは「ボラカイ島を丸ごと保全し、持続可能にするためわれわれが飲み下さなければならない苦い薬」だと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
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小平の進化支えた所属先の相沢病院、2年間のオランダ留学を長期出張扱い/スピード

2018年02月15日 | 日記
小平の進化支えた所属先の相沢病院、2年間のオランダ留学を長期出張扱い/スピード


2/15(木) 7:00配信 サンケイスポーツ
小平の進化支えた所属先の相沢病院、2年間のオランダ留学を長期出張扱い/スピード
レース後、小平は自らを鼓舞するように拍手。500メートルでのリベンジを誓った (撮影・松永渉平)(写真:サンケイスポーツ)
 女子1000メートルで銀メダルを獲得した小平奈緒(31)は、2009年の信州大卒業後、地元の長野・松本市にある相沢病院を所属先として活動してきた。14年春から2年間の単身オランダ留学の際は長期出張扱いとするなど、献身的に支えてきた同病院の相沢孝夫理事長(70)がサポートの理由を明かした。

 現地で応援した2014年ソチ五輪が終わって間もない春だった。オランダへの留学を願い出てきた小平を、相沢さんは二つ返事で送り出した。スポーツ障害予防治療センターの職員として籍を置く小平を長期出張扱いとし、背中を押した。9年間に渡る支援者は理由を語る。

 「地元の長野の選手が、やりたいように競技を続けられないのはおかしい。彼女らしくスケートをしてくれれば病院も患者も地元も前向きになれる」

 信州大を卒業後、それまで師事した結城匡啓(まさひろ)コーチ(52)とともに活動できる所属先が見つからず、行く当てもなく訪ねてきた小平を09年に受け入れた。アスリートを雇用するのは病院としては異例で初めてのこと。反対する声があっても「僕が給料を削ってもいいと思っていた」と明かす。

 給料はもちろん、家賃に遠征費、オランダ留学の滞在費だって支援した。海外遠征の航空便のビジネスへの追加費用も負担。年間で約1千万円の活動費をサポートする。

 3代続く医師で、父からは「利益が出たら世のために使え」と言われてきたというが、脇目を振らずに競技に打ち込む小平の姿勢に心を動かされた。「スケートに人生をかけている。あれだけ追求できる人はいない」と支え続ける。

 小平は「ずっとお世話になって、家族が増えていく感じ。2月はたくさんの人を笑顔にしたい」と病院への感謝を胸に滑った。

 「大柄な選手ばかりで(小平が)一番小さい。あんなに小さな日本人でもここまでできる」と相沢さん。小平の海外遠征から帰国後は、決まって松本市内のすし店で食事をするのが楽しみだ。
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元シュレッダー係の労使紛争、「アリさん引越社」と和解

2018年02月15日 | 政治社会問題
元シュレッダー係の労使紛争、「アリさん引越社」と和解


2/14(水) 22:27配信 朝日新聞デジタル
元シュレッダー係の労使紛争、「アリさん引越社」と和解
記者会見する野村泰弘さん(右)=14日、東京・霞が関の厚生労働省
 「アリさんマークの引越社」を展開する引越社関東(東京)が、社外の労働組合に加入して交渉を求めた野村泰弘さん(36)を「シュレッダー係」に異動させたことなどを巡る一連の労使紛争が、中央労働委員会で一括和解した。野村さんと、加入する労働組合が14日に記者会見して明らかにした。和解は13日付。

 同社は引っ越し作業中に荷物が破損すると、担当の従業員の給与から弁償費用を天引きしていた。野村さんは2015年3月、社外の労組に入り、こうした制度の改善を要求。その後、営業職からシュレッダー係への異動を命じられ、同年8月に懲戒解雇された。会社側は解雇理由を「罪状」と記した野村さんの顔写真入りの文章を社内に張り出した。

 野村さんが地位保全を求める仮処分を申し立て、同社は解雇を撤回。労組は一連の対応は不当労働行為にあたるとして東京都労働委員会に救済を申し立てた。都労委は17年8月、不当労働行為にあたると認め救済措置をとるよう命じたが、会社側はこれを不服として中労委に再審査を求めていた。野村さんは異動の無効などを求めた訴訟などを経て、営業職に戻った。

 和解条項には、野村さんが加入する労組の組合員が引っ越し作業中に荷物を壊しても、故意や重い過失がなければ弁償金の負担を求めないと明記された。引越社関東と、同じ屋号で事業を展開する引越社(名古屋市)、引越社関西(大阪府吹田市)の3社を相手取り元従業員ら33人が弁償金などの返還を求めて東京、名古屋、大阪の各地裁に提訴した訴訟(請求総額約2億4千万円)も、会社側が解決金を支払うことで和解した。和解金額は非公開。

 野村さんは近く退社し、加入する労組の専従職員になる予定という。一連の労使紛争はこれで終結するが、弁償金などの社内制度に疑問を感じている同僚は少なくないと指摘し、「労働環境の改善のために立ち上がる同僚がいれば、全力で支える」と話した。引越社関東は取材に「コメントは控える」としている。(村上晃一)


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