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「春秋」 日経朝刊の掲載

15日にお亡くなりになった「藤原ていさん」の事が掲載されていた。ご主人は抑留されていて女手1つでシベリアから3人の子供さんを引き連れての帰国の話である。「流れる星は生きている」の本の内容一部が「春秋」に執筆されていた。私は3度位読んだ。何回読んでも涙が出る。この執筆者も同じに涙が出たと記している。あまりにも過酷過ぎる中、3人の子供を守らねばならないという信念に打たれる。今だにこの子供さん達は川を渡れない、この時の話をするとさっと席を立ってしまう程、幼心に恐怖を感じ取ったに違いない。そういった描写がこの本から伝わって来る本である。

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