狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

2006年10月7日

2006-10-06 21:52:40 | 怒ブログ

終日風雨強し。ご近所(同じ組内)同僚のお通夜なり。余も組の一員として同席、今帰宅したところなれば、ブログ更新果たして苦痛なり。

思い起こせば、通夜導師の説教、達磨大師に及ぶ。今手元なる曹洞宗家庭暦を開けば、次の如き記載ありぬ。いでや、そをつぎに書き記すべし。

10月5日 だるま忌。地方自治の日。1粒万倍日
10月7日 ○満月 健康の日、己巳大安

10月5日は達磨忌、達磨様の命日である。印度香至国の第3王子であったが仏門に入り、お釈迦さまの正法を受けつがれた28代目のお方で、禅宗の開祖である。この大乗教を弘める為に中国に渡り、当時の明君、梁の武帝に迎えられて対談されたが機縁未だ熟せずと、嵩山の少林寺に至って面壁座禅をしておられた。この時、雪中に臂を断って法を求めた嗣法の弟子、慧可和尚を得られた。
達磨様より更に22代目が天童如浄禅師で、この御方から道元禅師が嗣法され、我が国に禅宗が弘まった。





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2 コメント

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曹洞宗と臨済宗と黄檗宗 (遊彩)
2006-10-07 18:42:47
禅宗には歴史の長い順でいえば栄西禅師の臨済宗、道元禅師の曹洞宗、隠元禅師の黄檗宗の三派があるといわれている。そして臨済は武家階級が、曹洞は庶民階級に信者が多いいといわれている。我が家は曹洞宗で代々の墓所は山形県の酒田市にある。
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曹洞宗 (日本人)
2006-10-07 23:05:50
大兄 殿 小生も近日中に宗教に関することを投稿する予定でいますが貴兄に先を

越されました。所詮こちらの話は学問的ではないので、躊躇するところであります。

それにしても曹洞宗の話はよく聞きますね。因みに我が家の先祖代々も根津谷中の

寺に祭祀してあります。庶民階級に信者が多いと言われているが、何故か檀家である

「玉林寺」には曽我兄弟やら徳川時代の武士の墓が目立ちます。



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