狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

休憩室

2005-09-15 22:03:42 | 怒ブログ
台風14号が過ぎ去れば一気に「秋」到来と期待をしていたのだが、11日選挙の日の夕方雷雨が少しあっただけで、それも激しく雨が降ったのは、5分にも充たなかった。その時だけは、ちょっぴり涼しくもなった。だが、夜半からまた蒸し暑さがまたぶり返してきた。以降昨日まで、朝から夜まで猛暑。しかもただの残暑ではなく毎日々々が、
「蒸し、蒸し」の日々である。
今朝4時半ごろ短時間驟雨があり、以後漸く猛暑一服。

故に、今日の午前中は荒れ放題のわが屋敷の周囲を、草刈機で薙ぎ倒す重労働となった。小生若干□□歳。10時半頃までやって、作業終わり。草臥れた。

しかし、気を取り直し
わがtani山窟書棚の一隅に在籍の雑本を、そのまま記録することにした。

「整理」とは、《乱れた状態にあるものを整え秩序正しくすること》だそうである。だが、そんな事していたら纏まるはずがない。記録に留めるだけである。

7段目、幅70㌢の分を、コメントは最小限に止めて記す。

筑摩書房の30年  筑摩書房(非売品) ご挨拶の封書付
狂言集上・中・下  野々村戒三解説 古川及校註 朝日新聞社 (上)2冊あり。最初(上)を買ったのだが、後で、上・中・下の             揃本を古本屋にて購う。
蛇笏百景子 小林富司夫    木耳社
大東の鉄人 山中峯太郎・装丁・挿絵 椛島勝一 (復刻本)  国書刊行会
華麗なる一族(上)  山崎豊子    新潮社
外国人に見た日本4・5   唐木順三・加藤周一編  筑摩書房
半眼抄 若杉慧 木耳社=この出版社は今は文芸書は出版しておらぬ。

「中央公論」100年を読む 谷沢永一   新潮社 
神風になりそこなった男達 ―ロケットファイター秋水隊   高田幸雄    国書刊行会
唱う工衣 石川貞夫      新俳句人連盟
白の墓碑銘―従軍看護婦の記録   医療文芸集団編    東邦出版社
俳句とあそぶ法 江国滋   朝日新聞社
中島飛行機物語―ある航空技術師の記録 前川正男     光人社

昭和天皇独白録―寺崎英成御用掛日記    文芸春秋
吼える密林 南洋一郎 鈴木御水    大日本雄弁会講談社
見えない飛行機 山中峯太郎 装丁・挿絵 伊勢良夫 (復刻本国書刊行会)
回想の芥川・直木賞 永井龍男     文芸春秋
世界教養全集別巻1 日本随筆・随想集 川端構成編     平凡社

狭き門・車輪の下・赤い小馬 ジイド・ヘッセ・スタインベック   平凡社
石川啄木全集第4巻 評論・感想集      改造社
人間の心得 亀井勝一郎    青春出版社
 
これで終わりと思っていたら、その後ろ側も文庫本で詰まっていた。2列になっていたのだ。冊数は数えられぬ。「ふるさと文庫」わが地方の情熱ある出版社の新書版。60㌢幅である。残り10㌢幅が岩波文庫、これを記して今日は終わりとする。

悪の華 ボードレール 鈴木信太郎訳 岩波書店
寺田寅彦随筆集 小宮豊隆編1~5 岩波書店
この寺田寅彦随筆集第4巻がもう1冊ある。参考のため値段を記すと、
前者全5冊各300円 1979年第39刷発行
後者400円 1983年第43刷発行である。

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