会社を運営し続けるためには利益を計上し続けなければならない。そして、利益を計上するためには売り上げを計上しなければならない。売り上げを計上するためにはコストが必要になる。私と親しくしている同業の叶さん(「カノウ」さんじゃなくて中国人の「ヨウ」さんです)という方が非常に印象深いことを言っていた。「コストというのは売り上げを上げるために必要なものです。削減できるコストというのはそもそもが無駄なコストなのです。逆に無駄でないコストを削減すると売り上げが下がることにつながります」。当たり前のことだが、新鮮に感じた。とかくコストというとネガティブな反応を示す人が多い。しかし、叶さんのこの発言は非常に前向きだ。いや、前向きと感じる時点で私も間違っているのかもしれない。当たり前のことだからだ。
コスト削減の中で無駄なコストを削減して、それにより他に必要なコストに回そうという考えもあるだろう。しかしコストという単語にネガティブな人だと、この考えすらも否定的にとらえられてしまう。せっかくコスト削減して資金を捻出しても新たな名目で発生するコストは別物として考える。マイナスの螺旋に陥っているかのようだ。しかしながら、日系企業にはこのような考え方の人が少なくないように思う。
社内で発生しているコスト、果たしてどれが削減すべきコストで、どれが削減すべきではない、むしろ増やすべきコストなのか、一度洗い出してみてはいかがでしょうか?
コスト削減の中で無駄なコストを削減して、それにより他に必要なコストに回そうという考えもあるだろう。しかしコストという単語にネガティブな人だと、この考えすらも否定的にとらえられてしまう。せっかくコスト削減して資金を捻出しても新たな名目で発生するコストは別物として考える。マイナスの螺旋に陥っているかのようだ。しかしながら、日系企業にはこのような考え方の人が少なくないように思う。
社内で発生しているコスト、果たしてどれが削減すべきコストで、どれが削減すべきではない、むしろ増やすべきコストなのか、一度洗い出してみてはいかがでしょうか?