呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

バイクのナンバープレートがめちゃくちゃ高い!

2015年06月04日 | 日記

 現在上海でLPGガスで走るいわゆる原付レベルのバイクに乗っています。上海ではLPGタイプのバイクは来年以降走ってはならないという通達が出ておりん、今年いっぱいまでしか乗ることができません。来年以降はこれに代わるものとして電動自転車かガソリンで走るバイクになるかと思います。

 そうしたこともあってバイクショップに行ってきました。元々バイク好きなので、一度ちゃんと見てみたいなあと思っていたのです。2店舗見てきたのですが、まず1店舗目。150ccのバイクと、もう一つおそらくそれよりちょっと小さめのスクータータイプのバイクがあったのですが、150ccのバイクの値段ではなく、ナンバープレートの値段を聞いたところなんと20万元といわれてしまいました!ちょっと小さめのスクータータイプのナンバープレートがなんと9万元!いずれも上海市街地に乗り入れてもいい種類のナンバープレートとはいえいくらなんでも高すぎ!ちなみにこのスクータータイプのバイク自体は7000元程度、ナンバープレートはその10倍以上するのです。2003年にはじめてガソリンタイプのバイクを購入した際のナンバープレートは8500元でした。その時でも十分高いと思ったのですが、今のナンバープレートは常軌を逸しているなあ。なお、自動車のナンバープレートは今だと8万元程度ですので、バイクに対する規制がいかに厳しいかがわかりますね。

 

 次に2店舗目。Kawasakiのショップです。250ccで4万数千元、輸入品だとこんなものか。そしてナンバープレートについて聞いたところ18万元という回答。先ほどの20万元はおそらく数字を丸めていったのでしょう。しかし、ナンバープレートだけで18万元なんて。上海市街地を走れないタイプのナンバープレートだと2万元位みたい(それでも高い!)なので、250ccのバイクだと保険や税金関係を全部込々で73千元くらいといわれました。たかだか250ccのバイクに乗るのに日本円でざっくり150万円かかるのか。一生中国で乗ることはないなあと思いました。ナンバープレートがこんなに高いと売りにくいでしょうとショップの人に話したところ、大部分は18万元ではなくて2万元のナンバープレートで対応しているとのこと。2万元のナンバープレートは外地戸籍向けということなので、名義を借りないといけなくなってしまう。面倒ですよね。必ずしも知り合いがいるとは限らないので、名義借り料が発生しますね。

 

 しかしこれだけ異常な環境にあるにもかかわらず、ハーレークラブとかが存在しているんですよねえ。本当に好きな人はナンバープレートが2万元ていどっだったら買っちゃうんでしょうね。


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