呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

中国の性生活に対する満足度は日本の三倍以上

2009年10月15日 | 未分類
  正規の性教育を受けたことのある中国人の成人のうち、69%が性生活におおむね満足しているとの結果がとDUREXという避妊具メーカーから発表された。この数値は類似した性教育を受けたことのある他国の成人よりも高い数値を示している。ちなみに他国の場合の具体的な数値はアメリカが54%、タイが48%、フランスが47%、そして日本はわずか22%であった。なんと中国成人は日本成人よりも性生活に関して3倍以上も満足しているという結果だ。

  自分なりに考えてみたが、中国成人の満足度が高いというのは満足に感じるレベルが他国に比べて低いからではないかと思う。このニュースを見て、もう何年も前の話だが、中国のとある偏狭の地に旅行したときに、現地の人に持っていた日本の週刊誌を世話になったお礼としてあげたところ、異常に興奮していた様子を思い出した。日本で発行される一般的な週刊誌なので、それほど大して刺激的なもの(グラビア類)はなかったのだが、現地の人にとってはかなり刺激的だったのだろう。要するに、性的刺激に慣れてしまった人ほど性生活の満足度に対する要求が高く、慣れていない人ほどちょっとした刺激で満足してしまう、そういうことなのかなあと自分勝手に解釈してみた。でもこの解釈だとアメリカ人よりも日本人の方がずっと性的刺激に慣れているということになる。しかしこれは感覚的に合わない。やっぱりわからない。どうして国ごとに数値がこれだけ異なるのか、誰かわかりますか?