VISAが2008年の商業消費出指数(CCE指数)というものを発表した。CCE指数とは「CCE指数とは、生産に使用される財・サービスの企業間での購入額、最終製品の卸売・小売購入額、民間設備投資、財・サービスに対する政府支出を計測したもの」を言う。発表した数値の以下の通りである。
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(単位:億米ドル)
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世界
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902,000
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アジア太平洋
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234,000
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中国
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72,000
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日本
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62,000
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インド
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27,000
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韓国
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21,000
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オーストラリア
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15,000
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欧州
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319,000
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米国
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203,000
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アジア太平洋地域は欧州に次ぐ規模になり、初めて米国を追い抜いた。アジア太平洋地域のうち、中国が最も大きく、その次に日本、インド、韓国、オーストラリアと続き、これらだけでアジア太平洋地域の84%を占める。やはり日中の二国が他国よりも突き抜けている。しかしそれにしても米国がアジア太平洋に抜かれたというものの、一国だけでこれだけの数値を示すというのはたいしたものだ。なんだかんだいってアメリカという国の存在は大きいとあらためて感じたのであった。