なんだかだ 酔いに任せて 許し合う 場こそ万歳 四番スクエア
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News a la carte
大地震の前に、月や太陽の引力(潮汐力)が多く
の地震を引き起こしている可能性が高いことを、
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の田中佐
千子特別研究員らが突き止めた。潮汐力は、地震
を引き起こす地殻のひずみの千分の1程度の強さ
に過ぎないが、巨大地震前のひずみがたまった状
態では「最後の一押し」のように作用するという。
2004年のスマトラ島沖地震の震源域周辺(長さ15
00キロ、幅500キロ)で、08年までの33年間に起
きたマグニチュード5以上の約600の地震を調査。
スマトラ島沖地震の直前8年間は、潮汐力が最大
となる時間帯に地震が集中していた。大地震前の
時期だけ、潮汐力が地震の引き金になりうるとい
う。やや規模の小さい地震が潮汐力の強いときに
頻発するようになれば、大地震を引き起こす地殻
のひずみが、その地域でたまっている可能性があ
ることを示す結果だ。
このことはすでに指摘されていた。「阪神大震災
の夜、燃える神戸の街に昇る満月の画像を見て、
もしや、と地震の発生時刻の月と太陽の方向を調
べたら、太陽が地球に近く(近日点)、1年の内
で月と太陽の潮汐力が最も大きく作用する時期の
日出/月没の1時間前でした。トルコ日食の直後
にトルコで大地震が発生したのも印象的でした。
以来、地震が起きる度に月と太陽の方向を調べて
いますが、かなりの確率で地震の発生時刻が満月
か新月の月出・月入の時刻に一致しています。地
球は海水だけでなく地殻も月と太陽の潮汐力によ
って周期的に歪みを生じています.潮汐力は地震
の主因ではないけれどトリガーになっているケー
スが多いと考えています」(「南十字星☆ミッシ
ョン」)と。
※「地震と潮汐力@南十字星☆ミッション」
阪神大震災発生当時、わたし(たち)には地震予
防あるいは地震予知工学に対する知識は皆無に近
かったが、無限遠点の天体からの複雑な力の動き
と地殻変動との波動学ととらえ、例え微弱な力と
いえど無視できないのではと仮定していたので(
『河原撫子と2012』)、この新聞はわが意を
得たと思わせるところがある。ブログでもやりと
りしているS氏の考察の進展はもはやあてに出来
ないような状態だが、過去を振り返ると、科学技
術、社会、政治、経済領域における数々の仮説に
間違いは少なかったと内省している ^^;。
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キンメダイ(金目鯛、Beryx splendens)は、キンメ
ダイ目キンメダイ科に属する深海魚。目が金色に
輝き、魚体の色が赤いことから「キンメダイ」の
名があるが、マダイやクロダイなどのスズキ目ス
ズキ亜目タイ科とは異なる種類である。旬は冬だ
が四季を通じてよく脂が乗っているため、煮物に
すると特に美味であるほか、白身であらゆる料理
に利用できる。
身は軟らかく小骨が少ないため、老人や子供にも
食べやすい。しかし旬が冬季である為に漁の安定
性が確保できない事、扱う漁師の減少などの影響
で漁獲高も年々減少し、水揚げが最も多い伊豆半
島などで地産地消の一環でブランド化して、価格
の高騰と流通量の減少が続いている。料理法には
刺身、煮魚、干物、味噌漬け、粕漬け、酒蒸し、
鍋物、ブイヤベース、ムニエルなどがある。
ことのほか金目鯛の煮付けはお気に入りだ。身は
箸でつばむとぽろぽろ解れ淡泊な感じを予感させ
それを裏切らないのも食感が旨く融合しているか
らだろう。今日も熱燗で平らげ、お茶漬けで締め
る。寿司としては金目鯛の炙り寿司が知られてお
り、この滋賀湖北にも1日1組限定の「すし慶」
で販売されているが棒寿司(はやずし)である。
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四番町スクエアで新年会を挙行する。昨年度は中
心メンバーの棚花豊和が亡くなり月命日。現地で
落ち合い墓参りを済ませ会場へ。参加者全員で黙
祷を献げ開宴する。メンバーのひとりが生前、と
いっても25年前の市会議員補欠選挙の彼のポスタ
ーを保存していたのを持参し酒席に掲示、当時の
ことを振り返りながら彼を偲ぶ。東北部流域下水
道建設に反対運動の先頭に立った彼の足跡は、誰
がなんと言おうとも「正義」そのもであったと確
信している。『亡国に至るを知らざれば、これ即
ち亡国なり』(田中正造)と。
合掌
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