極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

金目鯛と地震予知

2010年01月30日 | 環境工学システム論



なんだかだ 酔いに任せて 許し合う 場こそ万歳 四番スクエア


 
News a la carte

大地震の前に、月や太陽の引力(潮汐力)が多く
の地震を引き起こしている可能性が高いことを、
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の田中佐
千子特別研究員らが突き止めた。潮汐力は、地震
を引き起こす地殻のひずみの千分の1程度の強さ
に過ぎないが、巨大地震前のひずみがたまった状
態では「最後の一押し」のように作用するという。



2004年のスマトラ島沖地震の震源域周辺(長さ15
00キロ、幅500キロ)で、08年までの33年間に起
きたマグニチュード5以上の約600の地震を調査。
スマトラ島沖地震の直前8年間は、潮汐力が最大
となる時間帯に地震が集中していた
。大地震前の
時期だけ、潮汐力が地震の引き金になりうるとい
う。やや規模の小さい地震が潮汐力の強いときに
頻発するようになれば、大地震を引き起こす地殻
のひずみが、その地域でたまっている可能性があ
ることを示す結果だ。


このことはすでに指摘されていた。「阪神大震災
の夜、燃える神戸の街に昇る満月の画像を見て、
もしや、と地震の発生時刻の月と太陽の方向を調
べたら、太陽が地球に近く(近日点)、1年の内
で月と太陽の潮汐力が最も大きく作用する時期の
日出/月没の1時間前でした。トルコ日食の直後
にトルコで大地震が発生したのも印象的でした。
以来、地震が起きる度に月と太陽の方向を調べて
いますが、かなりの確率で地震の発生時刻が満月
か新月の月出・月入の時刻に一致しています。地
球は海水だけでなく地殻も月と太陽の潮汐力によ
って周期的に歪みを生じています.潮汐力は地震
の主因ではないけれどトリガーになっているケー
スが多いと考えています」(「南十字星☆ミッシ
ョン」)と。




※「地震と潮汐力@南十字星☆ミッション」


阪神大震災発生当時、わたし(たち)には地震予
防あるいは地震予知工学に対する知識は皆無に近
かったが、無限遠点の天体からの複雑な力の動き
と地殻変動との波動学ととらえ、例え微弱な力と
いえど無視できないのではと仮定していたので(
河原撫子と2012』)、この新聞はわが意を
得たと思わせるところがある。ブログでもやりと
りしているS氏の考察の進展はもはやあてに出来
ないような状態だが、過去を振り返ると、科学技
術、社会、政治、経済領域における数々の仮説に
間違いは少なかったと内省している  ^^;。





キンメダイ(金目鯛、Beryx splendens)は、キンメ
ダイ目キンメダイ科に属する深海魚。目が金色に
輝き、魚体の色が赤いことから「キンメダイ」の
名があるが、マダイやクロダイなどのスズキ目ス
ズキ亜目タイ科とは異なる種類である。旬は冬だ
が四季を通じてよく脂が乗っているため、煮物に
すると特に美味であるほか、白身であらゆる料理
に利用できる。

 

身は軟らかく小骨が少ないため、老人や子供にも
食べやすい。しかし旬が冬季である為に漁の安定
性が確保できない事、扱う漁師の減少などの影響
で漁獲高も年々減少し、水揚げが最も多い伊豆半
島などで地産地消の一環でブランド化して、価格
の高騰と流通量の減少が続いている。料理法には
刺身、煮魚、干物、味噌漬け、粕漬け、酒蒸し、
鍋物、
ブイヤベースムニエルなどがある。



ことのほか金目鯛の煮付けはお気に入りだ。身は
箸でつばむとぽろぽろ解れ淡泊な感じを予感させ
それを裏切らないのも食感が旨く融合しているか
らだろう。今日も熱燗で平らげ、お茶漬けで締め
る。寿司としては金目鯛の炙り寿司が知られてお
り、この滋賀湖北にも1日1組限定の「すし慶
で販売されているが棒寿司(はやずし)である。

 




四番町スクエアで新年会を挙行する。昨年度は中
心メンバーの棚花豊和が亡くなり月命日。現地で
落ち合い墓参りを済ませ会場へ。参加者全員で黙
祷を献げ開宴する。メンバーのひとりが生前、と
いっても25年前の市会議員補欠選挙の彼のポスタ
ーを保存していたのを持参し酒席に掲示、当時の
ことを振り返りながら彼を偲ぶ。東北部流域下水
道建設に反対運動の先頭に立った彼の足跡は、誰
がなんと言おうとも「正義」そのもであったと確
信している。『亡国に至るを知らざれば、これ即
ち亡国なり』(田中正造)と。

                            合掌

コメント
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