極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

ハスとナトリウム・硫黄電池

2010年01月20日 | びわこ環境



飛び梅も 鄙びに四十三 住まひつつ 浪速のてぶり 忘らえにけり


Hasu.jpg

ハス(鰣)Opsariichthys uncirostris は、コイ目・コ
イ科・ダニオ亜科・ハス属に分類される淡水魚の
一種。東アジアと日本に分布し、コイ科魚類とし
ては珍しい完全な魚食性の魚である。全長30cm
どで、オスの方がメスより大きい。目は小さく、
他のコイ科魚類に比べて背中側に寄っている。こ
の独特の風貌で他の魚と容易に区別できる。頭部
を除いた体つきはオイカワに似ている。主に河川
の中流-下流や平野部の湖沼に棲息する。食性は
肉食性で、アユ、コイ科魚類、ハゼ類などの小魚
を積極的に追い回し捕食する。



ハス属 Opsariichthys にはハス1種のみが分類され
る警戒心が強く、動きが機敏で引きの力も強いた
め、分布域ではルアーなどによる釣りの対象とし
て人気がある。釣りの他にも刺し網や投網などで
漁獲される。身は白身で、塩焼き、天ぷら、唐揚
げ、南蛮漬け、車切り(雌の背ごしを洗いにした
物)、などで食べられる。生息数が多い琵琶湖周
辺では鮮魚店でも販売されている。



ハスは、国内では琵琶湖淀川水系と福井県三方湖
に分布する。近年、日本各地に琵琶湖産稚アユの
放流にともない移植され、分布を広げている。滋
賀県では,平成13年に54トンが漁獲されている(
滋賀県農政水産部水産課,2003)。琵琶湖産と福
井県三方湖産のハスには側線鱗数に違いが見られ、
遺伝的にもわずかに異なる。近年、福井県三方湖
では採集記録がほとんどなく、三方湖産のハスは
絶滅した可能性も高く、福井県のレッドリストで
は“絶滅危惧Ⅰ類”となった。





滋賀県版レッドリストでは“分布上重要種”とさ
れ、滋賀県の5市9町、26地点(26例)が確認され
ている 。琵琶湖周辺の“河川”および “琵琶湖
岸”での採集記録が多いという。河川の上流域で
の採集記録はない。琵琶湖での産卵期は5月~8月
とされる。石斑魚や鮒と同様に熟鮓として琵琶湖
の名物料理として親しまれている。





Intermission


File:Awsop-procol-harum.gif Sung by Sarah Brightman

We skipped the light fandango
turned cartwheels 'cross the floor
I was feeling kinda seasick
but the crowd called out for more
The room was humming harder
as the ceiling flew away
When we called out for another drink
the waiter brought a tray

She said, 'There is no reason
and the truth is plain to see.'
But I wandered through my playing cards
and would not let her be
one of sixteen vestal virgins
who were leaving for the coast
and although my eyes were open
they might have just as well've been closed

And so it was that later
as the miller told his tale
that her face, at first just ghostly,
turned a whiter shade of pale
(* refrain

She said, 'There is no reason
and the truth is plain to see.'
But I wandered through my playing cards
and would not let her be
one of sixteen vestal virgins
who were leaving for the coast
and although my eyes were open
they might have just as well've been closed

(* refrain

                 "A Whiter Shade of Pale"
                 Writted by Gary Brooker & Keith Reid

A close-up of the Hammond L-100 organ, with the drawbars in the foreground

はじめてこの曲を聴いたのは、高校生のころ宗右
衛門町のダンスホール。客船で船旅をしている(
酒と船とに)酔っ払ったカップルがテーマという
いうが翻訳は意味不明で何じゃこりゃ型の歌詞と
反戦歌だとか。「でもそんなの関係ない!」で、
バッハのカンカータ第14番の旋律をアレンジした
バロック調のハモンド・オルガンをバックに透明
感とナイトブルーと哀愁がミキシングしたような
歌が心地よかった。

 Procol Harum


天ざかる 鄙に五年 住まひつつ 都のてぶり 忘らえにけり

                  山上憶良/巻5・880


 NAS電池

【大容量電力貯蔵技術の動向】



エネルギー政策は最適化が肝心である。原子力は
二酸化炭素排出量や発電容量効率からみればナン
バーワンではあるが、終末処理方法の確定や一旦
大規模事故が起きた場合の恒久的損出を考えると
慎重にならざるを得ない。同様に大容量電力貯蔵
技術を考えると、(1)『デジタル革命』の流れ
に沿った技術(2)耐久性・堅牢性に優れた技術
であることが望ましい。

 
レドックスフロー電池システム

その技術動向は、二次電池、電気二重層キャパシ
タ、フライホイール、超電導電力貯蔵(SMES)、
揚水発電、圧縮空気電力貯蔵などがあるが、(1)
一長一短がある電力貯蔵システム用二次電池(2)
いち早く商用化し出荷される
ナトリウム硫黄電池
(3)優位点が多いが現在は主力メーカが事業撤
退しているレドックスフロー電池(4)メーカに
よって力の入れ方に温度差がある(長寿命型)鉛蓄
電池(5)EV向け需要がいち早く立ち上がるが、
その先に電力貯蔵用途があるリチウムイオン電池
(6)鉄道用が先行して実用化するが、電力貯蔵
システムに期待するニッケル水素電池(7)メー
カによって電力貯蔵システムでの狙いに差がある
(リチウムイオン)キャパシタ等、問題点と課題も
多いのが現状。



NAS電池の先行性】

結論を急げば、このなかで先鋒となるのは、漏洩
火災の安全面で課題を残すもののNAS電池は他の
方式を圧倒する。その意味では日本ガイシをはじ
めとする日本技術の独断場になるだろう。

 日本ガイシ/NAS電池


 

NAS電池は,高効率で反応させるために300 ℃
上で充放電を行うが、抵抗損失等の発熱により高
温になりすぎると熱劣化が激しく、電池寿命を縮
め、温度制御や断熱の適切な温度調整機能が必要
不可欠となる。電池に対する充分な温度調節効果
を持ち充放電効率の向上に寄与するNAS電池用の
高温適用型可変コンダクタンスヒートパイプ(V
CHP
)を組込み問題点を解決している。

イメージ ID=000004

※特許:P1999-329485A
「電力貯蔵用電池モジュール」
ナトリウム-硫黄電池用可変コンダクタンスヒ
 ートパイプの開発

イメージ ID=000005イメージ ID=000002



※特許:P2003-234126A
 「ナトリウム-硫黄電池システム」

コメント (1)
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