大学時代の友人たち(♀)とお茶をしました。
仲間の結婚式のちょっとした打ち合わせの予定が、
ダラダラと2時間も話してしまいました。
同世代の女性とはゆっくり話をすることが余りないので楽しい時間でした。
彼女から聞いた話で、哲学者・池田晶子さんの話がおもしろかった。
「人は、自分のことだけを思って生きればいい。」
「ひどい時代、大変な社会だからこそ、自分だけは、私だけでも善く生きよう。
善い人間として、善い人生をまっとうしようと、それだけを心がけていければいいのである。」
「周囲の人間が金儲けに狂騒している時に、
『自分だけは金儲けのためだけに生きることはしない』と決める。
金を儲けた人を妬んで、みんなが悪口を言っている時に、
『自分は人の悪口を言わない』と決める。
こういう生き方は、難しいようで案外簡単にできる。
時代や社会、他人の言うことを気にしないこと。」
初めは友人の得意な屁理屈だと思いましたが、
よく話を聞いて納得しました。
悪口・批評はワイドショーに任せて、自分も「自分のことだけを思って」いこう。
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確かにそうですが、世の中を見ると不可能にも感じます。
といって他人の幸せを願うほどの余裕はありませんし。
私にとってもどう生きるかってとても大きなテーマです。
まわりの人がどうであろうと「自分は○○しない」とか
「自分はこうする」みたいなのって大切だと思います。
でもなんか寂しいですね
自分だけじゃなくて周りの人もハッピーにできたらいいのに、と思います。
小さなハッピーをまわりの人に送るのも、そんなに難しいことじゃないんじゃないか・・・と思います。
そんな当たり前なことをもっと自然にできればいいですね。
究極的には、人間にとっての最大の喜びとは他人の喜ぶ顔を見ることだと私は信じています。
「幸福は求めないほうがいい。
もとめない目に、
もとめない心に、
求めない体に、
もとめない日々に、
人間の幸福はあるようだ。」
男の美学(?)ようなものを感じちゃったりして。
だから求めなくても、感じられるものだと思います。
私にとって、ですけど(^^)
そうですね。
愛と同じだと思います。
するものではなく、感じるもの。
自然とにじみ出てくるもの。