すべてはうまくいっている

EVERYTHING IS GOING WELL

ラッキー91

2007年07月30日 | 今日のラッキー
今日、お昼に急に大雨が降ってきた。
バケツをひっくり返したような大雨だった。
いつものお弁当屋さんに行けなかった。

代わりに、会社から近いパン屋さんに入った。
前から気になっていたパン屋さんだった。
カレーパン、コーンパン、メロンパン、あんパンと4種類買った。
何と4つで240円だった。
食べたらとってもおいしかった。
「気」がこもっているパンだった。

接客が普通とはちがった。
朴訥な感じだけど、心地いい。
なぜこんなに心をこめてくれるのだろう。
「大雨の中ありがとう。来てくれてうれしいです。」
売る側が、気持ちを表現するなんて新鮮だ。

販売員出身の僕は、サービスには結構厳しい。
無機質な接客や慇懃な接客に慣れた僕には、カウンターパンチだった。
久しぶりに、接客で感動した。

そこはハンディキャップのある方たちが運営しているパン屋さんだった。

普段はお昼にはパンは食べない。
今日も4個も食べたのに、5時にはお腹がすいてしょうがなかった。
でも、たまにはパンもいいかな。
来週は、5個買うことにしよう。

お昼のパンは、この店でしか買わないと決めた。

自己肯定感と劣等感

2007年07月29日 | 日記
『子育てハッピーアドバイス』がとても参考になったので、
本屋に立ち寄ると、子育てや育児関連本に自然と足が向かいます。
その内容がとても参考になるのです。
親と子供の関係が、人間関係の礎です。感情のきっかけです。

ビジネスマンなど、子育ての本なんて自分には関係がないと思う人こそ、読んで頂きたい。
「成功」よりももっと大事なことが、育児では学べると思います。

子どもと対面する時に最も大切なこと、「自己肯定感」を育ませること。
これをうまく持てないとそれが「劣等感」に変わっていきます。
これは子供だけの問題ではないと最近非常に強く感じます。

仕事をはじめ、周りの世界、世の中があまりにも早く進むので、こんな当たり前のことが感じられない大人が増えています。
心のバランスが取れない大人が増えているのです。

「自分はそのままで大切な存在なんだ」という心の土台ができて初めて、他人との関係が作っていけるのです。
この土台がゆがんでいたり、ボロボロに傷ついたまま大人になった時、その人は幸せを感じることができません。

全国納税者番付に毎年ランクインすることで有名な斉藤一人さんは、幸せを感じられない原因を「劣等感」と喝破しています。
確かに鋭い指摘です。

お金持ちになっても、幸せを感じられなければ、ハッピーではありません。
親としてまずできることは、子供に幸せを感じられるようになること。
そのために、子供に「自己評価」「自己肯定感」をしっかり育ませることが大切です。

親がまず自己肯定感を持つこと、そして子供にそれを育ませること。
そしてそれぞれが大人になることで、あなの周りは幸せになっていきます。
考えようによっては、今この瞬間から、あなたは幸せになれるのですね。

ブランド

2007年07月28日 | 日記
さっきまで聞いていたFMラジオ、J-waveの番組「make it 21」のショーンズ・コンサルティングで、自分と同じ業界の人が、ブランドについて相談をしていました。

ブランド。
簡単にも語れるし、本格的に語れば、一日では足りません。

先日の飲み会でも、ある社長とブランドについて話をしたばかりでした。

そもそもブランドとはなんなのでしょう。

高級なことがブランドなのでしょうか?

ブランドの中には、他と比べて特に高くないブランドだってあります。
コカ・コーラなんてそうですね。
他のコーラと価格ではほとんど同じです。景気の良し悪しにかかわらず安定して売れています。

有名な事がブランドでしょうか。

私のいるジュエリー業界では、一般の人は知らなくても、知る人は知るブランドで売れている会社があります。

高品質なことがブランドなのでしょうか?

コカコーラはどうでしょうか。
もちろん低品質ではありませんが、ペプシやダイエーのPBブランドのコーラと比べて品質が特別いいとは思いません。

ブランド化が叫ばれるようになって久しいですね。
そういえば昨日会社で、隣の部署の女の子たちが、「うちも高いものを専門にやるお店を作ればいいのよ」と言っていました。
そんなお店があても面白いとは思いますが、今のやり方でやれば、まず失敗すると思います。
高いことがブランドであれば、ジュエリー業界のお店はすべて成功しています。

飲み会でお会いした社長は、ブランドをとてもシンプルな言葉でお話していました。

ブランドとは「約束」。

マーケティングで語られるブランドコンセプトとは以下の通りです。

1.ビジョン
ブランドの存在意義。
社会に対してどのような貢献ができるのか。

2.パーソナリティ
顧客とのコミュニケーションの際のパーソナリティ・人格
都会的、落ち着き、素朴、田舎、自然、ロハス、クレバーなど

3.心理的な心地よさ
やすらぎ、ときめき、ワクワク、ドキドキ

4.物理的な心地よさ
便利、安い、早い、長持ち、品質

5.スペック
物理的心地よさをを実現させるもの

もちろん、これらはあくまでも作り手の願望。
それをどう捉え、どうすべきかは、顧客の側が決めることです。

ブランド論は、僕が大学にいた10年以上前から話題になり、今でもいろいろな見地、方法で語られています。
残念ながら、学者さんやコンサルタントさんが本で書かれる物って、難しくて応用しにくいです。
「この人、ブランドを語っているけど、ものを売ったことがないな」と思ってしまう人もいます。

私は、作家の中谷彰宏さんの説明がブランドをとてもうまく、簡潔に表していると思います。

「ブランドとは信頼と信用」

僕自身は、この説明でいままで勉強したブランドに関する知識がスッキリつながりました。
ブランドに関する話をする時も、この視点を置けばぶれないと思います。
私は、もともと「販売員」から社会人をスタートしましたが、この説明が一番すっきりします。

「信用と信頼」
とても時間と努力が要るものです。

自分の会社はどうなのか。
まだ満点ではありません。
でも、これからだと思います。

ブランドというと、自分にはかかわりがないと思ってしまうこともありますが、
「信用と信頼」を築いていく努力を時間をかけてやっていけば、
あなた自身もブランドになるかもしれません。

根拠のない自信

2007年07月28日 | 日記
先日の社長たちの集まりで心に残った数多くの言葉があります。
ゆかり社長の「根拠のない自信」のお話にはしびれました。

先ほど、FMラジオのJ-waveの番組「make it 21」を聞いていたら、イタンビューを受けていたある女性社長が同じことを言っていました。

最近こんなことがよく起こります。
自分に必要なことなんでしょうね。

飲み会

2007年07月26日 | 日記
 今晩はある秘密結社の飲み会に参加しました。
秘密結社といっても、知人が主催している30歳以上限定の飲みグループ。
紹介制の、ある志をもった社長限定のクローズドの集まりに参加しました。
僕自身は社長ではないけど、テルの紹介で特別ゲストとして参加しました。
ウイスキーで乾杯とは、大人の飲み会♪

今日一番驚いたこと。
とにかく、皆さん、若い!
特にハートがね。

やっぱり外で働くと若くなるのでしょうか。
ある化粧品会社経営の女性、同い年かと思ったら、1960年生まれでした。
川島なおみ風の美人社長でした。
川島さんも若いけど、彼女も若い!
僕よりちょうど10歳年上。マジ?

彼女からはたくさんアドバイスをいただきました。

主体的に生きている人は、若い。
主体的に生きるとは、責任をとることでもあります。
(7つの習慣でもありましたね)
それぞれが、自分の覚悟を語る姿勢は、女性ながら男らしかった♪

「ギブ&テイクでは成功できない。
それは、ただのマナー。
本当は、ギブ&ビーギブン。
見返りを求めないこと。
だからどんどん与えることができる。
与えるほど、与えられる。
そして、与えられた現実を受けとることが大事」

深い・・・。
与えること、受け取ること、言葉は簡単だけど、意外と難しい。

結局は同じです。
自分をみとめること。
相手をみとめること。
そのままをうけいれること。
それが出来なければ、与えることも、受け取ることもできません。

最近、同じようなメッセージが自分の中にきます。
僕の課題なのでしょうか。

今年はほんとうに素晴らしい出会いが多いとつくずく思うこの頃。
もし神様がいるのならば、素敵な必然に「ありがとう!」と心から言いたい。

今日は酔っ払って、なんか支離滅裂。ゴメンサイ。

PS
ゆかり社長。
お誘いありがとうございます。
でもきっと、ひとみ嬢にはかないません。
仕事もお酒もね。
でも、本当にうれしかったです。

「女性は40歳から。」
その通り!

3歳の誕生日

2007年07月25日 | 日記
今日は息子の3歳の誕生日でした。

彼は小麦アレルギーで、普通のケーキが食べられないので、
自家製フルーツゼリーに、ろうそくを灯してお祝いしました。

彼が3歳とは親の自分も信じられないような・・。
体ばかり大きくなって、頭の成長が遅いのが気になりますが、それは親の自分も同じです。

これからも、そのままの君でいいよ。
大好きだよ。

業務連絡♪

2007年07月24日 | 日記
ハンドルネームを最近変えました。
自分の名前と今までのハンドルネームを組み合わせているだけですが・・・。
実は、自分だけしかわかりませんが、次のステップへの変化の印です。

これを機会に、自分が本当にやりたいことのブログを別に新しく作って、
今までのようなひとりごとは、mixiに移行するかもしれません。

このブログも、ある時突然消えるかもしれませんが、その時はmixiで逢いましょう。
ノブオ@ポトス。で登録しています。

引き寄せの法則

2007年07月19日 | 日記
今日は、英語スクールのクラスメートと、そのスクールの元スタッフ&コーチの方と「さいたま新都心」の落ち着いたイタリアレストランにお食事へ。

話が盛り上がり、前菜から食事がなかなか進みませんでした。

素晴らしいシンクロにドキドキしてしまいました。
たとえば、ずっと参加したいと思っていたあるセミナーがあったのですが、
今日お会いしたそのHさんが、そのトレーナーになるための勉強をしていることが判明。
なかなか時間と相性のよさそうなトレーナーと出会えなかったのですが、「なんだ、こんなに近くにいるじゃん」てな感じです。

やっぱり、良くも悪くも自分がフォーカスするものが、与えられるんですね。

話をしていてたくさんの大切なことを思い出すことができました。

人間って、やっぱり通じ合っているんだなぁ。

ラッキー90

2007年07月18日 | 今日のラッキー
住んでるマンションの入り口で、
「おじさ~ん」と5歳位の女の子から訳もなく抱きつかれました。
なぜかは今もよくわかりません。
うれしいやら、不気味やら。

ちょっと「おじさ~ん」が気になるこのごろです。

One of the hardest decision in life is when to start middle age.
(人生で最も難しい決断の一つは、いつから中年をはじめるかである)
こんなところで、昔覚えた英文が頭の中によみがえってしまいました。


甘えと依存、反抗と自立

2007年07月16日 | 日記
ベストセラー「子育てハッピーアドバイス」(明橋大二/1万年堂出版)から

『子供の心は、どういう風に育っていくのでしょう。

こどもの心は、甘えと反抗を繰り返して、大きくなっていくといわれています。

「甘え」とは「依存」のこと、
「反抗」とは「自立」のこと。

この二つを行ったりきたりしながら、子供の心はおおきくなっていきます。

まず、こどもの心は、赤ちゃんとして生まれた時、親に完全に依存した状態で生まれてきます。

そこで子供の心がもらうのは「安心感」です。
十分甘えて、安心感をもらった子供には、やがて、もう一つ、別の心がでてきます。
それは不自由です。

そうすると子どもは、自由になりたい、と思います。
これが「意欲」です。

そこで自立の世界に向かいます。
自立した子供は自由を満喫します。

ところがしばらくすると、もう一つ別の心がでてきます。
それは不安です。

あまり不安が強くなると、依存の世界に戻ってきます。
そしてまた安心感をもらいます。

十分安心感をもらうと、また子供は、「自分でやる」と言い出します。

自分でやっていると、また不安になって、こちらに帰ってきます。

そういうことを繰り返して、自立に向かっていくのです。』(以上、引用)

子供の時に、甘えと反抗をバランスよくできなかった結果が、大人になって出てきます。
大人たちが振り回されている「がまん」と「くっつき」の傾向です。
ほとんどのの大人たちが、この傾向に振り回されているのも、納得できます。
親との関係が、今になって表れてくるのです。

親として、考えさせられます。

もし、子供が不安になって、後ろを振り返ったら、「だいじょうぶだよ」って言ってあげられる親でありたい・・・。

自分を肯定できる人間になるにはどうするのでしょうか。

厳しくしつけるのでしょうか。
子供の言うことを何でも聞いて、甘やかすことなのでしょうか。

「甘えない人が自立するのではなく、甘えていい時に、十分甘えた人が自立する」

「受け取れる人が、あたえられる。
与えられる人が、受け取れる。
受け取れ、与えられること。」

自分はそのままで大切な存在なんだよ。

そんな安心感を持たせることが、
子供を育てるなかで一番大切なことに感じます。

マインドマップセミナー

2007年07月14日 | 日記
「人生が変わってしまうかもしれない」
思わずそんな気持ちになってしまう一日でした。
ブザン・ワールドワイド・ジャパン株式会社が主催する「マインドマップ(R)基礎講座」を受講してきました。

マインドマップについては、創造性や記憶を高めるツールとして結構前から知っていました。
さまざまな著作やインターネット上でも紹介されています。
でも、自分がやるには面倒だったり、難しそうに感じていました。

今日のセミナーは目からウロコでした。
いくつかルールはあるけれど、結構かんたん。
とにかく楽しい、面白い。
これは使えます・・・。

僕は左ききなので、文字を書く時に筆圧が高くなり、ただ文字を書くだけでも結構疲れます。
通常のノートをとる時は、いっそうストレスを感じていました。
思考を文字に表現するのは、メンタルブロックもあり億劫だったのです。

今日初めてマインドマップを体験しましたが、自分の考えがスラスラと形にできたのです。
マインドマップを書く時は、普通のノートを書く時のようなストレスは感じません。
絵を使ったり、何色もの色を使って書くので、楽しくてドンドン集中します。
こんなに面白く、可能性を感じるツールだと思いませんでした。

今回のセミナーに、予習を特にしないで素の状態で臨んだのが、逆によかったのかもしれません。

セミナー講師の方もおっしゃっていましたが、世の中でマインドマップとして現在出回っているものと、マインドマップ創始者トニープザンから直接学んだ講師の方教えるものは、似ているようで違います。
実際に、講師の方の昔のマインドマップと今のマインドマップはまったくの別物でした。
すでにマインドマップを使っている方にも、ぜひ受講をお勧めしたいです。

''NO LIMITS!''
今回のセミナーでしびれた言葉です。
人間の脳の可能性は無限だということ。
今日のセミナーでの成果は、マインドマップの書き方やテクニックはもちろんですが、
マインドマップを使う上での心構え、心の持ち方が最も大きい。
脳の無限の力を感じると、勇気が湧いてきます。

とても強力なツールを手に入れたと思います。

今回のセミナーの参加は、偶然がたくさん重なりました。
もはや必然だったと思います。

今日は新月と台風。とても思い出深い日になるかもしれません。

僕にこの講座を紹介し参加させてくれたあなたに、ありがとう。
僕はとても大きなものを手に入れた気がします。

ニュートラル

2007年07月10日 | 日記
1980から1990年代、いわゆるポジティブシンキングが流行りました。
僕自身もポジティブであること自体は素晴らしいことだと思います。

でも、時々「無理しなくていいよ」と思ってしまうような人と出会います。
明るくふるまっていても、痛々しくつらそうな人もいます。
無理してプラス思考にこだわると、本当の自分を見失います。
自分自身の本当の感情がわからなくなります。
周りの空気も読めなくなります。

なぜかそんな人が身近に結構います。
根は繊細で、物事に過剰に反応し、感情表現がとても大きい。

人生にはネガティブとポジティブもあるのは当然。
ずっとネガティブやずっとポジティブということはありません。
無理やりネガティブをポジティブに思い込むことはありません。
僕たちができることは、それにどう行動すかだけ。
目をつぶったり、ごまかして明るくすると、問題はもっと大きくなります。

ポジティブに見えることも、ネガティブに見えることも、本当はどっちでもなかったりします。
ありのまま受け取ることができればいいのですが、それって当事者だと意外と難しいですよね。
心理学者のコップス博士によると、見解と事実を分け、冷静に自分を見ることが、はじめのステップ。

自分をニュートラルにおいて、ポジティブもネガティブも両方楽しめれば、人生楽しいですね。

p.s.プラス思考を超えた、プラス発想の人もいます。
発想自体が常にプラスのひと。悪く言えば、都合のいい人。
1000人に一人位います。
振り回されるけど、とても楽しかったなぁ。
Yさん、元気ですか?
(テル、突っ込むなよ

Jack lives here.

2007年07月08日 | 日記
最近、ウイスキーなんぞで晩酌をしています。
香り豊かな「ジャック・ダニエル」が好きです。
今日は気分を変えて、渋く「余市」を飲んでいます。
これはさらに力強い香味があり、香ばしさが癖になりそうです。
お酒を飲み出した大学生の頃は、ウイスキーの匂いだけで酔っぱらっていました。
ウイスキーなんてオヤジの飲み物だと思っていましたが、
ウイスキーの香りとウマサがわかったようなふりをしている自分に笑ってしまいます。
自分も年をとったのでしょうか・・・。

ちょっとシンクロで昔の友人Kからメールがきました。
初めて飲み屋さんでウイスキーを飲んだのは彼とでした。
当時ラジオのCMがよく流れていた「I.W.ハーパ」や「ジャックダニエル」を飲んでみたくて、バーに詳しい彼に連れて行ってもらいました。

彼は慶応ボーイ。
商社マンから、いくつかの外資系に転職して、今や年収2000万円のスーパービジネスマン。
年に数度しか会いませんが、会うたびに出世する彼は、違う世界の人間のように見えていました。
彼はまさに成功の階段を上ってきたような男です。
会社勤めの友人の中では、彼は出世頭です。

そんな彼から意外なメールが来ました。

「俺は何をしたらいいのかわからない。自分がしたいことがわからない。」

彼からこんな言葉を聞いいた時、体がフリーズしてしまいました。
身近に彼のような人間がいたとは。

彼は、特殊な性格でも病気でもありません。
成功をひたすら追いかけてきた優秀なビジネスマンです。
典型的な勝ち組の男です。

彼はいわゆるデキル男です。
学生時代からビジネスセミナーに行くような男でした。
とはいってもネクラ君ではなく、遊びもぶっ飛んでました。
自分は大学生になっても、ナンパなんて一度もやったことはありませんでしたが、
彼と当時流行していたプールバーに一緒に行った時、なんの躊躇もなく年上の女性を誘ってしまう彼にはぶっ飛びました。

彼は競争社会の中で成功へ向かって走っていました。
常に目標設定をして、それを達成していきました。
僕から見れば、それだけですごいことでしたが、彼は満足していませんでした。
もっと、もっとと常に上を狙う男です。
自分の夢を熱く語るナイスガイです。
いつも理想の自分へ向かって、走り続けていました。

今回、何があって彼がそんなメールを僕に送ってきたのかはわかりません。
ただ彼はとても疲れていました。

彼からはいつも学ばされます。
ある意味今回も学んでいます。

理想の自分と競争しても、勝ち目はありません。
現地点ではありもしない架空の自分と競争しても勝てるはずはありません。
常に、現実より理想のほうがいいのですから。

競争社会は、勝っても負けても幸せになれない社会。
冷静に自分を失わないようにしないと、「ヤツラ」に利用されるだけなのかもしれません。

自分は特別だと思うと、周りが見えなくなってしまいます。
本当は、皆が特別なのです。
自分を狭く定義すれば、逆に目の前の世界が小さくなります。
自分だけの「自分」という定義におぼれ、「他人との関係」を忘れてしまう。

「がまんタイプ」の傾向です。
自分の思い通りにしようとして孤立し、他人とつながっていない状態。
幸せを感じられなくなっていきます。

君は、そのままですばらしい。
君は、誰でない。君はそのままの君でいい。
それを思い出してほしい。

この夏、彼にできる恩返しは、彼と久しぶりに飲みに行くことかもしれません。

いっしょに「ジャックダニエル」を飲みながら、お互いどんなにめぐまれているのか、思い出したい。

幸せは前提。
そこにあるもの。
追いかけるものではなく、感じるもの。

お酒がおいしい季節がきました。
年末には仕事柄あまり飲みに行けないので、今が一番の飲み会シーズンです。

今年はウィスキーやブランデーをいろいろ試してみようかと思っています♪
今月は毎週末飲み会の特別月間!


''Jack lives here.''

なんて幸せなことだろう。

2007年07月05日 | 日記
人が生き生きしているのを見るのは、なんて幸せなことなのだろう。

人が頑張っているのを見るのは、なんて幸せなことなのだろう。

人が楽しんでいるのを見るのは、なんて幸せなことなのだろう。

幸せそうなあなたに出逢えて、僕はとても幸せです。

これからもずっと。

交渉

2007年07月03日 | 日記
出張から戻りました。今回は実りある出張でした。

出張に参加したメンバーがそれぞれの役割を果たし、
また目標と目的を明確にし、それを共有して、チームワークを発揮できました。
正直、会社でこんな気分を味わえるとは思いませんでした。
そんな仲間に出会えただけでも、この会社に入ってよかったなぁと思います。

出張の商談では、自分は交渉役になります。
交渉にはいろいろなスタイルがありますが、
僕はやっぱりウィン・ウィンスタイルが好きです。
お互いのメリット、ほしいものを明確にし、お互いに交換する努力をする。

交渉を、とるかとられるかの場と考えれば、どちらかが倒れます。
この次は、もう協力的な関係にはなりません。
旅先での買い物での価格交渉など、二度と会わないような交渉ではいいのかもしれませんが。

今後とも関係が続く相手との交渉は、双方の利益を明確にして、それを互いにとり最大化させるのが目的です。

もちろんお互いを理解するために、ラポールを築く努力をしたり、コミュニケーションを通して探り合いもあります。

交渉スタイルには、攻撃型のスタイルもあります。
不機嫌な態度を見せたり、怒鳴ったり、席を立ったりします。
私の上司は、この手をよく使います。それはそれは天才的にうまく使います。
わざとやっているのか、本当に「キレテ」いるのか本人も他人もわかりません。
僕はその上司の下に10年もいますが、そのスタイルは使っていません。
相手が、よほどひどい相手でもう取引したくない場合だけでしょう。

あるイスラエルの取引先に言われたことがあります。
「交渉をうまくいかせるためには、相手に交渉していると感じさせないことだ。」
交渉の初めでは、いつもこの言葉を意識しています。

相手のベネフィットを明確にして、それを理解させること。

人間には共通した行動の動機と理由があります。

「痛みを避けて、快楽を得ること」

これは、交渉でもあてはまります。

相手を脅せば、その痛みを避けるために相手はこちらの条件を受け入れます。

相手のメリットの提示しそれを理解させれば、その得られる快楽のために、相手はこちらの条件を受け入れます。

痛みの恐怖の動機付けはとても強力です。
人間影響心理学でも明らかなように、人は得するより、損することを避けることにとても敏感です。

一方相手のメリットを理解させる喜びの動機付けは、理解に時間がかかる場合があります。

それでも僕は後者のほうが好きです。


交渉の仕事を始めた時は、とても疲れました。
でも、戦うスタンスをやめた時から、そのいやな疲れはなくなったのです。
相手を動機付けするスタイルに変わってから、交渉を楽しめるようになりました。

動機付けはとても重要で、それは結局自分への仕事の動機づけにもつながっていきます。

モチベーションが重要とは誰でもわかっています。
あなたはできていますか?
あなたの会社ではどうですか?
あなたは部下に、上司はあなたに動機づけをしていますか?

今、ビリーズ・ブートキャンプが人気です。
息子も好きで、今日のテレビでは大はしゃぎでした。
私もずっと踊らされました。でもとっても楽しかった。

なぜ、ビリーはあそこまでみんなを盛り上げられるのか?
ビリーとあなたの違いは何なのか?
ビリーとあなたの上司の違いは何なのか?

この「違いをもたらす違い」。
考えてみてはいかがでしょうか。